since 2009.06.19
[160] 題名:2010年度前期第5回本の交換会報告テーマ「日本」〜頻出テーマ〜 名前:坂倉 尚道(22期生) 投稿日:2010年07月19日 (月) 04時35分
大変遅れてしまい申し訳ありません。6月22日(火)に行われた前期第5回の本の交換会報告を行います。テーマは「日本」です。
●○●紹介本リスト●○●
出品者 著者名『本のタイトル』 出版社 購入者
三戸先生
山本周五郎 『小説 日本婦道記』新潮文庫 A+
山本博文『武士と世間』中公新書 B+ (セット)竹田
‐武家の時代の女性の生き方が美しく描かれている小説と、武士の考え方の評論をセットで。
吉村昭 『零式戦闘機』新潮文庫 A 衛藤
‐先生がゼミ生に是非ファンになってほしいと薦める吉村昭作品。戦時中の日本が分かる。
川勝平太 『「美の文明」を作る』ちくま新書 A−坂倉
-川勝平太の入門書。日本の政治家に読んでほしい一冊。
小松左京『ニッポンのゴエモン日記』ハルキ文庫 A− 竹田
-エイリアンから見た日本の姿。小松左京のSFを読んでシミュレーション能力をつけよう。
司馬遼太郎 山崎正和『日本人の内と外』中公文庫 B+ 中村
-両氏の対談をもとに書かれた一冊。視点がおもしろい。
渡辺さん
山本七平『日本はなぜ敗れるのか』A+ 竹田
‐戦時中捕虜になった経験のある著者が日本の敗因を分析する。良い意味で裏切られる一冊。
[A]
坂倉 内田樹『日本辺境論』新潮新書 市川
-三戸先生もゼミや講義でご紹介。去年よく売れ話題にもなった内田樹の日本論。
[A−]
中村 堺屋太一『日本を創った12人 前篇』PHP新書
-堺屋太一押し。堺屋太一が選んだという所がポイント。
[B+]
市川 齊藤孝『読書力』岩波新書 渡辺さん
-本の交換会デビューの2年生の市川君。三戸ゼミでも人気の齊藤孝の紹介。
高松 会田雄次『日本人の意識構造』講談社現代新書
‐子どもを危険から守る時必ず前から抱きかかえるのは何故か。ほんのちょっとした動作から日本人の意識構造を読み解く。
竹田 鴻上尚文『「空気」と「世間」』講談社現代新書 衛藤
−「お前、空気読めよ」の「空気」とは何か。去年の「若者論」の勉強でも扱った本。
近藤 四万田犬彦『「七人の侍」と現代』岩波新書 坂倉
-世界の「クロサワ」の映画「七人の侍」を取り扱った本。黒沢ファンは必読か。
[B]
長濱 株式会社レッカ社編著『「日本三大」なるほど雑学事典』PHP文庫
‐日本の三大珍味はなに?話のタネになること間違いなし。
二回続けておこなってきた≪本日の人気本≫企画ですが、記録をし損ねてしまいました。
申し訳ありません。確か記憶では、最大で2人手を挙がった本が何冊かあったように思います。
基本中の基本である記録を忘れるとはとても情けないです。次回以降はきっちり正確な記録をとり
良い報告につなげます。
■□■感想■□■
テーマ「日本」は過去にも何度かやったことのある頻出のテーマです。
昨年も同じような時期にテーマ「日本」で本の交換会を行っています。
2009年度 第6回本の交換会〜日本〜
見返してみると「そういえばこんな本が紹介されていたなぁ」と懐かしく昨年のことを思い出します。
また今年と昨年を比較してもおもしろいです。昨年の方がランクの高い本が紹介されているようです。
ランクだけで良い本だということは決められませんが、紹介する本の質が落ちたと言われないように、
これからも良い本を紹介していきましょう!
[159] 題名:第九回ゼミ報告です。 名前:小林裕生(22期生) 投稿日:2010年07月18日 (日) 14時10分
大変遅くなりました。すみません。皆様ご迷惑をおかけしました。
6月22日に行われた、第9回のゼミ報告をします。
【目次】
T.基本情報
U.勉強
V.先生のお話
W.感想T.基本情報
【日時】6月22日(火)14:40〜23:00
【場所】経営学部B棟334ゼミ室、332ゼミ室
【出席状況】※カッコ内は欠席者
近藤チーム:近藤、安齋、竹田、清野(長M、小泉、勝又)
坂倉チーム:坂倉、中村、小林(渡辺、守内、宮原、高松)
二年生:市川
出席率:(8/15)U.勉強
気づきと評価 駅中ビジネスから
今回は駅中ビジネスを取り上げたビデオを見ての気づきを出し合い、評価しました。
コンビニで気づくことは、時間がなかったために次回の勉強課題となり、各自掲示板にあげておくことになりました。
評価の仕方
まず、共通の気づきをあげた場合、同意見の人の数だけ点数を与えることにしました。
三人が同内容の気づきをあげているなら3点、四人なら4点といった具合です。
さらに、それ以外の気づきで重要、目の付け所がよいと思うものに対しても点数を与えました。
共通の気づき以外から一人につき三つ選択し、手の上がった数だけの点数が入ります。
中村さん 9点
チーム編成が成功の鍵だった。
女性社員の起用やターゲットにマッチさせていた。
組織目的=個人目的ではない現代の風潮の中でプライベートの時間をどう使うか?
竹田さん 17点
関連会社からの公募、大企業の親子関係改革があった。
地域活性化につながっていて、新規ステークホルダーが構築されている。
安西さん 15点
論理による説明だけでなくビジュアル化による実感も取り入れていた。
近藤君 14点
収入源の広告を削ってでも、スペースを取るという抜本的改革。
坂倉君 4点
出店者の決意したのは、利益ではなく、提案者とのビジョン共有だった。
清野さん 14点
現場に行くことの重要さ。人を動かすのは本気(情熱)だ。
小林 2点
皆が反対しないものは改革ではない。新しいものに対する抵抗を考慮すべき。
市川君 15点
本気(情熱)が人を動かす。顧客の明確化が大切。
■次回の課題
今回できなかった「コンビニとスーパーを比較して気がつくこと」となりました。
スーパーとの比較が加えられました。
■ 評価の仕方について先生から
今回の評価の仕方について変更すべきだと思う者は掲示板に書いておくこと、とのことでした。V.先生のお話
■不況業種の検討
現状が不況でも今後のびていく業種なのかを考えるのを勉強課題にするのはどうか?と仰られていました。
■気づき、意味づけ、表現する
まず、気がつき、それがどういう意味なのかを考え、それを伝えるためにうまく表現すること、この一連を行うが大切だというお話を頂きました。W.感想
二年生の二次面接があったのですが、二次面接者は残念ながらいませんでした。
このまま、新しく入る人がいないと残念ですし、市川君に悪いですね。
ガイダンスやオープンゼミの下準備で私自身失敗したと思われるところがあるので。
新しく取り入れた気づきと評価の勉強は表面上、三戸ゼミの勉強らしくはないですね。
らしくはないというのは、悪い意味で言うのではないです。
色々な事例から、特別な視点をもって気づきを得ることは本気で考えるための下地になるので良い勉強になりました。
[158] 題名:市川君の報告について 名前:竹田俊亮(21期) 投稿日:2010年07月14日 (水) 07時12分
市川君、反応が遅れてしまって申し訳ない。
報告があげられてすぐにちゃんと読みました。
感想を簡単に。
まず、2年生のこの段階で、これだけの内容をまとめることができるのはすごいなと思いました。
課題を一週間のうちにやり遂げる姿勢も偉いです。
すぐに報告の質が良くなるアドバイスとしては、
ディスカッションと題して書かれてある内容ですが、タイトルと内容が一致していないので、改善しましょう。
また、掲示板の特性から、改行を行うことで見やすくすると良いです。
ゼミでの姿勢にも感心しています。これからもがんばっていきましょう!
[157] 題名:就活本に留まりません 名前:竹田俊亮(21期) 投稿日:2010年07月11日 (日) 17時26分
佐藤孝治『<就活>廃止論 −会社に頼れない時代の仕事選び− 』(PHP新書)
先日この本を買ったのですが、大変面白く読むことができました。
現在就職活動をしている学生、これから就職活動をする学生に関わらず、
企業に勤めていらっしゃる方も「なるほど」と思う点がたくさんあるのでは、と思います。
なかでも一番印象に残っているのは、プロゴルファーの石川遼選手と野球のイチロー選手が
小学6年生の時に書いた『夢』についての作文です。
自分では全く考えられないほど、夢に向かって具体的なプロセスを思い描いていました。
これからの時代に必要な能力、生き方そのものを考え直すのに、新たな視点を見いだせるのではないでしょうか。
[156] 題名:エフピコ〜苦境に強いネガティブ経営術〜 名前:市川 宗近(23期生) 投稿日:2010年07月06日 (火) 11時17分
6月29日のゼミで、先生が録画して持ってきてくださった、カンブリア宮殿についてのDVDの内容と気付きを順に示していきます。
DVDの概要
普段何気なく使っている食品トレー。コンビニ弁当や、惣菜やお肉の入っているトレーなどを売っているのが、このエフピコです。年商1200億円、シェア約60%のエフピコの社長である、小松安弘さんの経営についてDVDで学びました。
小松さんは20代のころ、田舎の小さな使い捨てトレーの会社を設立。スーパーの急上昇とともに、売り上げも急増し流れにのることができました。しかし、金山の詐欺に合い、多額の借金を背負うことになります。そこで、小松氏の原点でもある、ネガティブ経営が生まれます。その後、カラートレーの発売は、白一色だったトレー業界に新しい風を吹き込みました。そして、蓋付きトレー、エコトレーなど常に新しいものを提供してきました。売れるトレーを、スーパー側に要求されてつくるのではなく、自ら提案するというエフピコの姿勢には、目を見張るものがあります。
また、営業の時に、エフピコが、スーパーに提供するのは、食品トレーだけではありません。儲かる売り場の情報も提供します。そのために、ストア支援事業部があり、スーパーへの提案書は年間100件以上にもなるということです。
小松氏が大切にしている言葉は、“忍”という字。小松氏はこれを、がまん、と読みます。世の中いいことなんかない、我慢が大切。いい時は、手を抜きやすい。そして、ダメになりやすい。いい時こそ、我慢が大切。常にいいものを求め、悪い兆候がないか確かめるのが大事であると言います。これこそが、小松氏のネガティブ経営の神髄です。
ディスカッション
DVDを観て、気付いたことの中で、2点についてとりあげます。
○営業部と支援部の協同
トレーを売るだけではなく、売れる売り場の情報も提供する、営業部と支援部の協同は、食品トレー会社とは思えませんでした。スーパーが売れるから、自分たちも儲かる、と考える小松氏の言葉の意味を再認識させられました。売り上げの伸び悩むスーパーを、トレーを活かすだけでなく、イベント(海老フライとカニ爪クリームフライ対決)や並べ方を提案し、売り上げを実際に伸ばす。スーパーもエフピコのトレーを使うことをきっと選択するだろうと感じました。
○メーカーの神髄(現場から) cf.3現主義
小松氏は、朝全国の責任者にひたすら電話かけたり、現場を見て回り悪い兆候がないかチェックしたり、現場(リアルタイムでの情報)を強く意識していた。現場の大切さ、というものを改めて感じさせられました。責任者に対して、いいことは言わなくていい、悪いことを言ってこい、という言葉にも、ネガティブ経営が現れていました。
感想
業界のトップに立ちながら、なお、危機感を持ち、新しい物を開発するというのを、実際に行っていることは、とても凄いことだと思いました。また、小松氏が言っていた、容器メーカーがスーパーを邪魔している、という言葉が、印象的でした。消費者に、そして、スーパーにいいものを作る、いいことはなんでもする、という、エフピコの姿勢には、まだまだ、エフピコが伸びていくのではないだろうか、と感じました。
次回からは、先生がおっしゃっていたように、何故その会社をとりあげたのか?その会社しかしていないことは何か?をもっと意識して、考えていきたいと思います。
[155] 題名:2010年度前期第四回本の交換会報告 テーマ「スポーツ・国際」〜イベントに合わせたテーマ設定〜 名前:坂倉 尚道(22期生) 投稿日:2010年06月22日 (火) 05時29分
6月15日に行われた前期第4回の本の交換会報告をします。テーマは「スポーツ・国際」です。
テーマ「スポーツ」は毎年のようにやっているテーマですが、「スポーツ」と「国際」の組み合わせは初のようです。
一体なぜこの組み合わせが実現したのかというと、今サッカーW杯のまっ最中であるという理由です。この理由で組み合わせたのは果たして良い案だったのでしょうか。
●○●紹介本リスト●○●
出品者 著者名『本のタイトル』 出版社 購入者
三戸先生
村井吉敬 『エビと日本人』岩波新書 A 近藤
-世界一のエビ消費国の日本。そのエビは一体どこから来ているのか。日本とアジアの関係を考える一冊。
明石康『国際連合―軌跡と展望―』岩波新書 B+竹田
-テーマ「国際」に一番合致しているのが「国際連合」。「国際」入門書。
高島俊男『漢字と日本人』文春新書 B+
司馬遼太郎 ドナルドキーン『日本人と日本文化』中公文庫 B+
森本哲郎『日本語 表と裏』新潮文庫 B+ 中村(3冊セット)
-「文字」「文化」「言葉」から日本を知る。3冊まとめてご紹介。
二宮清純 『スポーツを「視る」技術』講談社現代新書 B+ 坂倉
-日本のスポーツ評論家といえば二宮清純が第一に挙がる。スポーツを視るにも様々な「視点」がある。
[Aー]
安齋 中田英寿『nakata.net 06-08 the journey』単行本 竹田
-サッカーで世界を切り開いた日本の第一人者中田が引退して今考えていること。ブログから出来た一冊。
[B+]
竹田 谷崎光『中国てなもんや商社』文春文庫 中村
-成長著しい中国を知るための一冊。中国人の性格をコミカルに描いている。
近藤 ルーカ カイオーリ『メッシ 169センチの本気』単行本 安齋
-成長ホルモン欠乏症という病気を抱えながらもスター選手まで駆け上がったメッシの生い立ち。
中村 林成之『<勝負脳>の鍛え方』講談社現代新書
-脳の仕組みを知り、鍛えることでスポーツ・仕事で勝てるようになる。
[B−]
坂倉 岡田康宏 『日本サッカーが世界で勝てない本当の理由』マイコミ新書 三戸先生
-掲示板では大半が日本の敗北を予想。日本が勝てない本当の理由とは。
高松 村田早耶香 『いくつもの壁にぶつかりながら』単行本 (紹介のみ)
-カンボジアでの売春などの問題を解決するために起業。NPO法人の代表が書いた一冊。
≪本日の人気本≫
本日一番手が挙がったのは…
またしても三戸先生ご紹介
二宮清純 『スポーツを「視る」技術』講談社現代新書 B+
でした。今回は2名が最高でした。
先生以外は1名という記録です。私も含めて現役生はもっとがんばりましょう!
7人と紹介者が少なかったことも影響しています。もっと人数がいればこの企画ももっと盛り上がるでしょう。
■□■感想■□■
今回のテーマは「スポーツ・国際」でした。「スポーツかつ国際」ではなく「スポーツもしくは国際」でした。
感想としては、あまり良いテーマではなかったと感じました。「〜かつ〜」というテーマだと、「どんな本を選ぶのか」が難しくなりますが、
二つの条件を満たす本を探すことは勉強になると思います。
「〜もしくは〜」というテーマを選んだ時には、二つのテーマの両方に本がたくさん出品される必要があると思います。
一つのテーマに対してある程度の本が紹介されないと、そのテーマに関しての発見ができないからです。
今回は紹介者が少なかったことも影響していますが、「〜もしくは〜」というテーマをどうしても選ぶ時には、
両方とも同程度に紹介しやすいテーマを選んだり、1人2冊以上もってくるルールを定めるなどの工夫が必要であると感じました。
以上で第4回本の交換会報告を終わります。次回のテーマは「日本」です。
[154] 題名:第9回ゼミ報告〜生協を分析する〜 名前:坂倉 尚道(22期生) 投稿日:2010年06月22日 (火) 01時25分
6月15日に行われた、第9回のゼミ報告をします。
【目次】
T.基本情報
U.勉強
(1)ゼミの現在状況を考える(バーナード組織成立の3条件から)
(2)気づきと評価(大学生協から)
V.本の交換会
W.先生のお話
X.感想
T.基本情報
【日時】6月15日(火)14:40〜22:30
【場所】経営学部B棟334ゼミ室、332ゼミ室
【出席状況】※カッコ内は欠席者
近藤チーム:近藤、安齋、竹田(長M、清野、小泉、勝又)
坂倉チーム:坂倉、中村、高松(渡辺、守内、宮原、小林)
2年生:(市川)
※関東学院大学の2年生の杉アゆいさんが三戸ゼミの見学に来てくれました。
出席率:40%(6/15)
U.勉強
(1)ゼミの現在状況を考える(バーナード組織成立の3要素から)
いつものように14:40からゼミが始まったわけですが、なんと集まっているのは4人。最近出席状況が悪いです。
「このままではいかん!」ということで中村さんが黒板にバーナードの組織成立の3要素を書き、
どうやったらこの状況を打開できるのか考えました。
バーナードの組織成立の3要素、@共通目的A貢献意欲B伝達のうち、まず「三戸ゼミの@共通目的は何か」
ということを検討しました。その結果「勉強」「仲間」「思い出」がこれに当たるのではないかということになりました。
次に、「ゼミに人数が集まらない理由は何か」ということを考えました。この理由は、「組織目的と個人目的が一致していないから」
であると考えました。「動機」を満足されるような「誘因」が提供されていないとも考えられます
<組織成立の3要素から三戸ゼミを把握>
@共通目的=「勉強」「仲間」「思い出」
A貢献意欲→確保できていない
B伝達→?
<ゼミに人が来ない理由>
「組織目的」≠「個人目的」
「誘因」 ≠ 「動機」
ここで三戸先生からアドバイスを頂きました。ゼミに人が来る、つまり「貢献意欲の確保」のためには方法が二つあり、
一つ目は「組織目的を変えて「誘因」を提供する」こと、二つ目が「組織目的を変えずに「誘因」を提供する」ことである。
「組織目的を変える」にはその分の大きなエネルギーがまた必要になる。「組織目的を変えずに「誘因」を提供するにはどうしたら良いのか」
という問いを頂きました。
これは、「個人の動機を変更させる」ことでした。マネジメントの観点からは、バーナードの組織成立の3要素のなかで
重要なのは「伝達」であり、「個人の動機を変更させる」ような「伝達」をすることが今必要である、という結論になりました。
<貢献意欲の確保>
@「組織目的を変えて「誘因」を提供」
→そのための大きなエネルギーが必要(これだけでは解決されない、別の問題が起きる)
A「組織目的を変えずに「誘因」を提供」
→「個人の動機を変更させる」(「伝達」が大事)
(2)気づきと評価(大学生協から)
前回の企業の人材育成のビデオに引き続き、何かを見てそこから気づきを皆で出し合い評価をしようということで、
今回は生協休憩を利用し、「大学生協」を対象にしました。以下のような流れで行われました。
評価軸を決める
↓
大学生協で気づいたことを3つ出す
↓
黒板に書き出し比較し、「視点」を発見する
↓
それぞれが1人ずつ説明し、あらかじめ決めた「評価軸」で評価する
↓
どのような「気づき」が良いと評価されたのか、評価軸が妥当であったか確認する
[評価軸]
A「オリジナリティ」
B「社会的重要性」
C「話題性」
D「探求したくなる」
※以上の「評価軸」をもとに良いと思った3つに手を挙げ集計した。()内は提案者。
@生協らしさ
・YNUせんべい(製造元「電神堂」大和市、和田町にも店舗あり)→地域貢献
A4 B4 C6 D1 総合15(安斎) 1位
・フェアトレードクッキー390円→発展途上国への貢献、製造販売者が県内、地域貢献
A1 B4 C1 D4 総合10(安斎)
B5 C1 D1 総合7(近藤)
Aコンビニと比較
・おにぎりはコンビニと同価格、サンドイッチはコンビニより低価格
C1 D3 総合4
・大きいサイズのパンと脂っこい味のおにぎり→ターゲットは「学生」
総合0(坂倉)
B電気小売店との比較
・家電コーナー(店舗中央)→旬の商品が安く置いてあるのか?電気小売店との差異は何か
A5 B1 C5 D4 総合15(竹田)1位
C他大学と比較
・関東学院大学の生協と比べて品数が豊富
A1 B1 C1 総合 3(杉ア)
Dおかし(味以外の要素)
・TaPasta(グリコ)味…イカスミ、ペペロンチーノ→「パスタ」コンセプトのプリッツ
A1 C1 総合2(安斎)
・やわらかすっぱグミ→やわらか食感とすっぱパウダーが人気
D1 総合1 (竹田)
・涼風チロル 味…ミルク金時、くずもち黒蜜→「季節感」コンセプト
総合0 (坂倉)
・忍者めしの行方→商品コンセプトが混乱した商品はどう動くか
A3 C2 総合5 (中村)
E期間限定・商品の生き残り
・リプトンの期間限定は1週間・2週間で消える
D2 総合2(近藤)
・大量のW杯関連書籍
B1 C2 総合3 (坂倉)
F店舗設計・配置
・レジ前の期間限定コーナー→最後の一品を買わせる
D1 総合1(竹田)
・レジ前のデッドスペース化→一番右のレジは「最後の一品」のような商品でない
A3 D1 総合4 (中村)
・新商品コーナー→購買意欲を高めている
総合0 (杉ア)
Gその他
・読書マラソン→POPとの比較
総合0 (杉ア)
・ぽんかんジュース105円→過度な加工は誤解を招く(それが「ぽんかん」の味だと思ってしまう)
B4 C1 D3 総合8 (中村)
以上のような結果になりました。安齋さんと竹田さんが総合ポイント15で同点のトップでした。
最後に「評価軸」が妥当であったか確認した所、A「オリジナリティ」とC「話題性」の親和性が高いのではないかということが分かりました。
全体の評価を総ポイント見る場合に、ある「評価軸」が他の「評価軸」に引きつけられると良くないです。
○次回の課題
次回の課題は、「コンビニ」で気づくことです。班を3つに分け、1グループ3つ考えてきます。
≪先生のご指摘≫
大事なのは、「オリジナリティ」などの評価軸を暗記するのではなく、「評価軸を出す」「視点を発見する」
「納得できるような意味づけをする」「上手く表現する」といった先生の考え方を、
次回の異なった条件で自分が持ちだして使えるようにすることである。それができるようになるのが「勉強」である。〜テーマ「スポーツ・国際」〜
V.本の交換会
W杯に合わせて設定されたこのテーマ。詳しくは本の交換会報告をどうぞ。
W.先生のお話
三戸ゼミで身につける力を体系的にお話して頂きました。
@「知識」を「効率的」にinputし「正確」にoutputする。
「受験勉強」などで求められる能力
A問題設定能力
「手段選択」や「段取り」を自分で考える。「工夫」をする。全体観をもつ。
B対人関係
他者理解、コミュニケーション(頼みかた、依頼の仕方)
三戸ゼミで中心的に学ぶのはAの能力である。
ただBの「他者理解」などがきちんと行われなければ、Aも適切に行うことができない。
X.感想
前回の企業の新人研修ビデオに引き続き、今回は大学生協を見て現実の所からの分析を行いました。
なかなか人に「なるほど」と思わせるような分析をするのは難しいですが、他のゼミ生が出したものと比較することで、
「どんな分析が良いのか」が見えてくることもあっておもしろいです。また、この勉強を2週連続やったことによって、
街中で見たものに対して立ち止まって考えることが少し増えたように思います。そうやって興味を持ったりインターネットで
調べたりしていると、例えば本屋に行っても今まで自分の目に入らなかったような本が目に入ったりします。
今まで自分の関心のない多くの情報はスルーされていたことに気づきました。そして自分が今まで興味・関心を持てなかったことに
新たに自分が興味・関心を持てるようになると、自分の見える世界が広がり楽しくなるだろうと想像できます。
自分の見ていることに対して常に引っかかりをもとうとし、それを追求することを習慣づけていきたいです。
[153] 題名:第8回ゼミ報告〜三戸ゼミに新たな仲間が加わりました!〜 名前:近藤祐太朗(22期生) 投稿日:2010年06月15日 (火) 14時36分
6月8日に行われた、第8回ゼミの報告をします。
【目次】
T.基本情報
U.勉強(ビデオ・ディスカッション)
V. 1次面接
W.刮目
X.感想T.基本情報
【日時】6月8日(火)14:40〜23:30
【場所】経営学部B棟334ゼミ室、332ゼミ室
【出席状況】※カッコ内は欠席者
院生:渡辺さん、川副さん
近藤チーム:近藤、安齋、竹田、長M、清野(小泉、勝又)
坂倉チーム:坂倉、中村(渡辺、守内、高松、宮原、小林)
2年生:市川
出席率:53%(8/15)U.勉強(ビデオ・ディスカッション)
今回は、津久井論文検討のまとめを次週に回し、ビデオを見た後にディスカッション、という流れで勉強を行った。
現在好調な企業の取り組みについて、テレビ番組「カンブリア宮殿」の録画を先生が持ってきて下さった。
今年度は今までにはなかったような、具体的な事象から分析するアプローチを、各企業の人材観・教育観を
見つけようという意識で行われた。
ビデオの内容と、ディスカッションの内容を順に示していく。
(1)ビデオの内容
企業の主に新人研修の様子や、企業が求める人材像を明らかにする内容であった。
実際に行っている新人研修等の取り組みの具体的な内容と、求める人材像を、紹介された企業ごとに挙げていく。
○日本マクドナルド
理想の人材
「今の課題を期待以上に成し遂げる人材」
具体的な取り組み
従業員のモチベーションを上げ、主体的に動く人材教育を目指している。
具体的には、グループディスカッションで主体性を発揮させたり、ハンバーガーの作り方を覚える際には
ニンデンドーDSを用いて、自ら学ぼうとする姿勢を作りだしている。
商品の作り方やマネジメント面においても、全国でクルーのコンテストを開催し、モチベーションの
向上を図っている。
○餃子の王将
理想の人材
「黙っていても店長とわかるような人材」
具体的な取り組み
テーマは「率先垂範」
社長自ら掃除をする等、トップが手本となり、部下を引っ張っていくことが紹介された。
「王将が成長したのは、人が成長したからだ」という社長の言葉もあった。
○ファーストリテイリング
理想の人材
「希望を持っている人材」
具体的な取り組み
まるで学生の生徒指導のような、シビアな研修を行っていた。
有能な人物なら、1、2年で店長にまでなれる、という社長の話があった。
欲しい人材を具体的に考え、公表している。
○ABCマート
理想の人材
「やった方がいいと思うことを素直に実行できる人材」
具体的な取り組み
マニュアルに頼らず、徹底したマンツーマンで新人の指導をする。
コミュニケーションノートという交換日記を店員間で書き、交流を深めている。
接客に力を入れており、在庫がないときに隣の店舗まで走っていく様子も紹介された。
○ニトリ
理想の人材
「自分のロマンとビジョンを持つ人材」
具体的な取り組み
厳しい身だしなみのチェックや、朝に行うテスト(夜は合格するまで追試を続ける)、
反省書の提出等、シビアな研修が行われる。
さらには、大きな志を持たせるという意味で、80歳までの人生プランを毎年提出している。
(2)ディスカッション
議論で主に論点になったのは、マクドナルドのDSのゲームを利用して仕事を覚えさせるやり方についてと、
ニトリの合格するまで寝られないというテスト、80歳までの人生プランを提出させるということについて
であった。
自分が受けたい研修はどの企業のものかという問いには、マンツーマン指導や交換日記でコミュニケーションを
大切にしているABCマートが人気であった。
それぞれの論点について、まとめていく。
(@)ニンテンドーDSのゲームの利用について(日本マクドナルド)
マクドナルドでは、ハンバーガー等の商品の作り方を覚える際に、独自で開発したニンテンドーDSの
ソフトを利用して行っていた。従業員は、自主的に休みの時間でもゲーム感覚で覚えていき、初めて
ハンバーガーを作った新人でも、楽に作れるといった具合である。
それについて出てきた意見は以下の通りである。
○肯定意見
スピード面、コスト面を考えれば、有効な手段である。
従業員同士の雰囲気も良く、スピード重視の指導は、企業の色がよく出ているといえる。
○否定意見
DSでマニュアルを覚えるのは、短期的には有効であるが、長期的に見たとき、残るものが乏しい。
DSを自主的にやることは、企業が求める自主性とは異なる。
(A)朝夜のテストについて(ニトリ)
朝にテストを行い、夜には合格するまで追試を繰り返していた。合格するまで終わることができないので、
寝る時間を削ってでも、合格するまで勉強し、テストを受けていた。
○肯定意見
仕事をしていく上で最低限のことを覚えている段階であり、仕方がない。
不足した学生の能力を補う意味でも、有効である。
○否定意見
合格するまで終われないというのは、やり過ぎではないか。
強制的にではなく、何かほかにもっと主体的にできるやり方があるはずである。
(B)80歳までの人生プランを提出させることについて(ニトリ)
従業員に毎年、80歳までの人生プランを提出させている。ロマンとビジョンを大切にする社長の
考えを反映させた取り組みである。
○肯定意見
今後の人生のビジョンを立てることで目標を持つことができる。
企業から従業員に積極的に歩み寄ろうとしていると受け取ることができる。
○否定意見
定年まで働いても60歳までであるにも関わらず、80歳までのプランは必要ないのではないか。
(3)先生の見解
○日本マクドナルドについて
DSの研修は誰を対象としたものであるか。ハンバーガーの作り方を覚えるだけでは、
単なるマニュアルであり、本来であればアルバイト向けの研修になるはずである。
また、それを社長が考案したのだが、社長ではなく他の正規従業員のするべきことである。
○餃子の王将について
店長が率先して掃除している会社は、他にあまりないだろう。飲食店にとって清潔さは、
必要不可欠な要素である。王将では、各店舗によって餃子以外のメニューはばらばらであるが、
そのようにシステムを必要としていないところは凄い。
○ファーストリテイリング
1、2年で店長になれるということは、少ない経験を補うだけのシステムが既に構築されている
ということであり、このシステムを作り上げた人は凄い。しかし一方で、システムが完成している分、
伸び代がないということもでき、海外勤務に飛ばされる可能性も大きい。
○ABCマートについて
年代の近い先輩から直接教えられるというのは、新人にとっても入り込みやすい環境である。
そのようなコミュニケーションが、顧客への対応にも、つがってくるだろう。
○ニトリについて
もみあげや靴下まで指定する必要は本当にあるのか。社会人であれば、自己責任でできなければならない。
マニュアル通りにさせるのは簡単であるが、会社のためにという意識を持たせるのは難しい。
身だしなみチェックやテストで気を引き締めさせると、個性が委縮してしまうことにもなるので、
80歳までの人生プランというロマンやビジョンといった部分を組み合わせていると考えられる。
(4)先生のアドバイス
@企業のある取り組みから、その本当の意味を理解することが大切である。
A同一企業の複数の取り組みの比較、同業他社との比較等、複数のものをセットにして比較するという
ことが重要であり、そこから見えてくるポイントがあるだろう。V.第1志望ゼミ面接
今回のゼミでは、第1志望の新ゼミ生の面接があった。
例年は、先生の研究室で個別に行っているのだが、今回は都合上研究室が使えなかったこと、
面接が1人だったこともあり、ゼミ生が見守る中ゼミ室で行った。
三戸ゼミに新たな仲間が1人増えたので、少しだけ紹介したいと思う。
23期生
市川 宗近 くん
うまく話せるようになりたい、ゼミ生同士の関係の強そうな三戸ゼミで仲間を作りたい、
という理由で三戸ゼミを志望。
徳島県出身で、阿波踊りを毎年やっているとのこと。
これからの活躍に期待です!W.刮目
(1)新たな勉強方法〜ビデオ・ディスカッションについて〜
今回は、今まで行ってきたように、論文から抽象的な概念を検討するのではなく、
各企業の具体的な取り組みの中から、論点を引き出すという新たな方法で行われた。
この勉強方法を、今年度ゼミで初めて扱ったということで、多くのゼミ生が刮目の場で
その振り返りをしていた。
今までになかったやり方で、新鮮だったという意見や、具体から検討することも、
今までの抽象的な概念の検討とは違った難しさがあるといった感想が出された。
それに対し先生は、前回までの論文の検討と、今回のビデオからの議論にも、
共通した考え方がある、とアドバイスをされた。
@全体で見る
A納得できるかどうか判断する
B評価する
ある事柄が全体の中でどのように位置づけられているか、その取り組みに納得できるか、
そして、それらに対して自分たちはどのような評価をするか。
これらの点を意識して、勉強を進めることが重要であるとアドバイスをいただいた。
(2)新ゼミ生を迎える挨拶は…
ゼミ面接を終え、今回から2年生がゼミに入ったということで、新ゼミ生に対して、
刮目の場でゼミ生から歓迎の挨拶がされた。新ゼミ生を迎える言葉として、どのような
ものがふさわしいのか、という話にもなったので、ここで紹介したい。
清野さんから「三戸ゼミに入ってくれてありがとう」という言葉が出たのに対し、
近藤は「これから一緒に頑張っていこう」という言葉をかけた。
それに対し、竹田さんから、「入ってくれてありがとう」という清野さんの言葉ではなく、
「これから一緒に頑張っていこう」という近藤の言葉のほうがふさわしいのではないか、
という指摘をされた。さらに、冒頭に軽い自己紹介を入れ、歓迎の挨拶の手本を示された。
先生からは、掴みと締めを意識した、新ゼミ生の挨拶を考えよ、というお話をされた。X.感想
まず、自分たち3年生にも、ついに後輩が入ってきたということで、気が引き締まる思いに
なります。先輩として良い手本となれるように、さらに精進していきたいと思います。
さらに今回は、ビデオを見てディスカッション、といった今までにやっていなかった勉強方法で
行いました。論文から抽象的な概念を考えるのとは違い、現実・具体からのアプローチを
試みたわけですが、こちらにも違った難しさがあると感じました。
先生からいただいたアドバイス「複数をセットにしてまとめて比較する」、「全体の中での位置付け、
納得できるかを判断、そして評価」というところを、次回から強く意識して、参加しようと思います。
[152] 題名:第7回ゼミ報告〜津久井論文に決着をつけよう!〜 名前:清野彩奈(22期生) 投稿日:2010年06月08日 (火) 01時30分
今回のゼミでは勉強に入る前に少し討論会について話し合いました。相手をどうするのか、
という点については今後、徐々に調整していくことになります。
【目次】
T.基本情報
U.勉強(16:40~20:00)
V.野毛活動報告(20:10~20:30)
W.本の交換会(20:30~21:00)
X.刮目(21:20~21:50)T.基本情報
【日時】6月3日(火)14:40~21:50
【場所】経営学部B棟334号室
【出席状況】(括弧内は欠席者)
院生:渡辺さん
近藤チーム:近藤、清野、竹田、安齋(小泉、勝又、長濱)
坂倉チーム:坂倉、小林、中村(渡辺、守内、高松、宮原)
出席:50%(7/14)U.勉強
ここ最近の勉強は有能性、有効性が低いとの先生のご指摘を受け、今回は時間を定めて勉強
に取り組みました。また、前期はCSRの全体像を掴むこととCSRレポートの決定を目標に活動
していくことになりました。
【議論の概要】
今回は「役割責任」概念の検討で両チームが出してきた定義に「社会的課題」を入れるか
どうかの差異があったため、それを検討して終わった。
○近藤チーム
「役割責任は、企業として必ず守らなければならない義務を果たす責任と、社会的課題に
対して、道徳的・倫理的で、解決に関わっていく態度をとる責任である。」
○坂倉チーム
「役割責任とは、企業活動を行う上で社会に悪影響を与えないという社会から要請された
責務を果たすことである。」
坂倉チームは社会的課題を企業の責任として捉えることの問題点として「オーソリティ」
「能力面」「責任」の三つを根拠として挙げているが、その三つの根拠の理由が能力面以外
不明なままである。
また、能力面ではドラッカーの「経済」「能力」「オーソリティ」の観点を活用して見ること
が出来るが、津久井は能力以外に限界はないとしているが実は限界があるのではないかとの
議論に発展した。
ここで目標の時間になってしまったために先生からご指摘を受けることとなったが、一連の
流れを聞いて「何を目指して議論しているのか」と先生から一言いただきました。
【先生からのご指摘】
○社会的責任論とは
社会的責任論には様々な反論がある(ex:企業は経済面の機能だけ果たしていればよい)が、
明確なものがないままCSRが当たり前となり、社会貢献が出てきた。次第に企業が公害を
起こしてしまい、市場を越えて害を与えてしまったことから社会的責任が生まれた。
元々CSR1のような社会に対する負の衝撃には反論はなかったがCSR2のような社会貢献
に対して反論が生まれるようになった。経済学では企業は財産であると捉えられているため
企業観がないので役割はないこととなる。しかし所有者の致富的手段が社会的器官になる
と役割責任が生まれる。企業観の変化が役割責任の変化に関係しているのである。
○両チームの定義について
近藤チーム:価値判断に偏った定義になっている。法律と道徳的・倫理的の二重構造になって
おり、何故これが入ってきたのか。
坂倉チーム:この定義だと結果責任と重複しているのではないか。
また、役割責任とは「親としての責任」と同じ様なことではないのか、と役割責任を解釈
する上での手掛かりを仰っていました。
【次回の課題】
○現時点でここまでは明らかになった点、ここは残っているという点をまとめてくる。V.野毛活動報告
先月完成予定だった学生向けアンケートを仕上げるために最終検討を行いましたが、文章
表現をはじめ指摘される点が多く、改善の余地がまだまだありました。
・改善点
○〈出身地〉は「県外関東地方」よりも「横浜市」の方がよい。
○質問の構成は段階的に聞くべきであり、「行ったことがあるかどうか」と「野毛に対する
イメージ」を聞く質問は加えた方がよい。
○「居酒屋」という単語が気になる。もっと広がりのある聞き方をするとよい。
また、最終検討に入るにあたりアンケートの実施方法を考えておくこと、アルバイトの状況
報告などのご指摘がありました。W.本の交換会〜古典〜
前回、人数の都合上開かれなかった「古典」の本の交換会が行われました。
詳しい報告は「本の交換会報告」をどうぞ。X.刮目
○安齋さん
就職活動の報告で、地元の銀行から内定をいただいた話をされました。「人がよかった」と
言われた安齋さんはその場で働く人たちと一緒に働きたいと思った、自分を高められると
思ったとはっきり述べられていました。
地方銀行は厳しいけど地方ならではの提携先や売り込み先などやりがいを堂々と語られて
いた安齋さん。就職活動を通して安齋さんは「結局は縁である」と感じられたそうです。
先生は就職活動を縁だと思うことはよいことであると仰いました。地方銀行は自治体の資金
運用に携わっており、地域がどのように自立していくかというお話から金融マーケットでは
なく地方マーケットを対象にしていることを解説され、やりがいのあ仕事だから頑張るよう
激励されていました。Y.感想
最近人数が少ないためか本当にゼミ室が寂しく感じるようになりました。先生も今回のゼミ
の最後で「本当は何人いるんだ?」と言われ、現段階で半分程度のゼミ生しか参加していない
ことを淡々と確認されていました。
確かにゼミに参加しているゼミ生が固定化されてきているように感じます。特に三戸ゼミ
は男女の比率が極端なので女子一人は寂しいです。次回のゼミは一次面接なので是非女子
学生が来てくれることを私は大いに期待します!
[151] 題名:2010年度本の交換会テーマ日程(修正) 名前:坂倉 尚道(22期生) 投稿日:2010年06月07日 (月) 22時51分
日程がズレてきたのでもう一度「本の交換会」のテーマの日程の修正版をのせたいと思います。
○2010年度本の交換会スケジュール
日程 テーマ
前期
4/27 何度も読みたくなる本
5/18 経営者
6/3 古典
6/15 スポーツ・国際
6/29 日本
7/13 自己紹介・ゼミ紹介
7/27 歴史・時代・幕末
後期
10/5 中公新書
10/19 岩波新書
11/2 講談社現代新書
11/16 その他新書
11/30 学校
12/14 働く・仕事
1/11 食
1/25 この人に贈る