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[130] 題名:2010年度第1回ゼミ報告〜2010年度三戸ゼミ始動!〜 名前:近藤祐太朗(22期生) MAIL 投稿日:2010年04月17日 (土) 21時35分
2010年度の三戸ゼミがスタートしました。
気持ちも新たに、がんばっていきましょう!
それでは、ゼミ報告を始めます。
【目次】
T.基本情報
U.新体制発表
V.年間予定の確認・決定
W.チーム決め
X.刮目
Y.感想T.基本情報
【日時】4月13日(火)14:40〜21:20
【場所】経営学部B棟334号室
【出欠状況】※カッコ内は欠席者 、敬称略
<院生>渡辺さん、川副さん
<19期生>渡辺 (小泉)
<20期生>中村、守内
<21期生>勝又、竹田、長M(安齊、高松、宮原)
<22期生>小林、近藤、坂倉、清野
出席率 71%(10/14)
今回は、新たに院生の川副さんに参加して頂きました。
CSRの研究をしていらっしゃるそうです。
これからよろしくお願い致します!U.新体制発表
各役職を発表した。
今年度は、野毛の町おこしにも参加するので、新しく「野毛プロジェクト幹事」という
役職ができた。
各役職は以下のように決定した。
<ゼミ幹事> 近藤祐太朗
<本の交換会幹事> 坂倉尚道
<スピーチ大会幹事> 小林裕生
<ホームページ幹事> 坂倉尚道
<ベッティング幹事> 小林裕生
<創編集長> 清野彩奈
<野毛プロジェクト幹事> 清野彩奈V.年間予定の確認・決定
2010年度の予定を、ゼミ日程の確認、勉強テーマ、本の交換会テーマ、
スピーチ大会テーマという順で話し合った。
(1)ゼミ日程の確認
年間のゼミのある日程を確認した。
ゼミ面接、新歓など、まだ日程の確認や決定ができていないイベントもあるが、
わかり次第報告していく。
わかりやすくするため、本の交換会やスピーチ大会の決定したテーマも含めた。
注)現時点での予定ですので、変更等があれば、別途報告します。ご了承ください。
≪前期予定≫
4/13
20 〔本の交換会「何度も読みたくなる本」〕
27
5/11 〔オープンゼミ〕〔本の交換会「経営者」〕
18
25 〔本の交換会「古典」〕
6/3(木) ※6/1(火)開学記念日のため休校、火曜授業振替
8 〔本の交換会「スポーツ・国際」〕
15
22 〔本の交換会「日本」〕
29
7/6 〔本の交換会「自己紹介・ゼミ紹介」〕
13 〔第1回スピーチ大会「私のこだわり」(自己紹介)〕
20 〔本の交換会「歴史・時代・幕末」〕
27
≪後期予定≫
10/5 〔本の交換会「中公新書」〕
12
19 〔本の交換会「岩波新書」〕
26 〔第2回スピーチ大会(テーマ未定)〕
11/2 〔本の交換会「講談社現代新書」〕
9
16 〔本の交換会「その他新書」〕
30 〔本の交換会「学校」〕
12/7
14 〔本の交換会「働く・仕事」〕
21 〔今年の十大ニュース〕
1/11 〔新年会〕〔本の交換会「食」〕
18
25 〔第3回スピーチ大会「この人を語る」〕〔本の交換会「この人に贈る」〕
2/1 〔三戸ゼミ十大ニュース〕
(2)勉強テーマ
事前に先生にご相談して、話し合い、最終的な候補になったCSR、日本的経営の
2つから選択した。
進め方などを報告し、ゼミ生で話し合った結果、CSRを扱っていくことに決定した。
その理由としては、
・CSRという企業の見る上での軸が得られること
・新しく扱うテーマであり、新しくわかることが多く、納得しながら進められること
などが挙げられた。
その進め方については、まず論文理解(津久井稲緒さんの論文を読んでいく)をした後、
CSR指標、CSRレポート、SR、いずれかの方向に決定し、分析・検討していくことになった。
(3)本の交換会テーマ
各自に課題として考えてきてもらったテーマを列挙し、特に押したいテーマを
順番にプレゼン、最後に多数決をとって決定した。
決定したテーマは以下の通りになった。
4/20 何度も読みたくなる本
5/11 経営者
5/25 古典
6/8 スポーツ・国際
6/22 日本
7/6 自己紹介・ゼミ紹介
7/20 歴史・時代・幕末
10/5 中公新書
10/19 岩波新書
11/2 講談社現代新書
11/16 その他新書
11/30 学校
12/14 働く・仕事
1/11 食
1/25 この人に贈る
決定には至らなかったテーマ案として以下のようなものが挙げられた。
スピーチ、言葉、生き方・人生、選書、Aランク以上の本、夏休みに読みたい3冊、
地域・町おこし、外国文学、政治、金、the教養、生と死、剣、戦争、いい旅夢気分、
伝統、移動、愛、友情、コミュニケーション、法則、ハマった本、礼、人生の指針となる本
また、詳しいレポートが本の交換会幹事坂倉より報告されているので、
そちらも参照してください。
(4)スピーチ大会テーマ(第1回のみ)
本の交換会同様、各自考えてきてもらったテーマを列挙し、その中から多数決で
決定した。時間の都合上、第1回のテーマのみの決定となった。
その結果、第1回スピーチ大会のテーマは「私のこだわり」に決定した。
決定には至らなかったテーマ案として以下のようなものが挙げられた。
もしも自分の会社を作るなら、苦手なこと・失敗したこと、一番楽しいと思うこと、
人生で一番スベった話、僕の私の変わった一面、プロポーズ大作戦、世界一大切なもの、
将来住みたい国、無人島に持っていきたい一冊、今の自分に最も影響を与えた出来事、
私の好きな○○、私の小中高時代、私の家族・友人、私の長所(短所)V.チーム決め
今回のチーム決めは、例年のドラフトではなく、
3年で話し合い事前に決定したチームリーダー、近藤、坂倉から、全体に向けて
一言ずつ抱負を述べたのち、教室の端で目をつむり、背を向けた状態で、後ろに
ゼミ生が並んでいくという方法をとった。
そのようにして以下のチーム分けに決定した。
<チーム編成>
近藤チーム:近藤、勝又、竹田、長M、清野
坂倉チーム:坂倉、渡辺、中村、守内、小林
このチーム分けの方法がドラマを生むのですが、そちらは別途報告を挙げたいと思います。
今回欠席されたゼミ生のチーム分けも随時決定していきます。W.刮目
今回は今年度第1回ということで、今年度の抱負や目標、また近況報告など、
全員が刮目の場で話した。そのお話からは今年度もしっかりがんばっていこう
という意気込みが感じられた。
〜うまく話すためには〜
先生から、うまく話すためには、
まずタイトルをつけること(長く話すのであればパラグラフごとに小見出しをつける)、
つかみと締めを工夫することを特に注意せよというお話をいただきました。
〜物事を決定するために必要なこと〜
また、勉強テーマ選定の際、なかなか決まりそうもない状況に、
物事を決定するために必要なことは2点、
・何を目指すか(価値基準を明確にする)
・選択肢から何を得られるか
である、というお話をいただきました。X.感想
ゼミに向けて、作ってくる資料の分担など、同期で協力して行いました。
力を合わせれば、一人では大変なことでも、クリアできると思います。
良き仲間であり、良きライバルでありたい。
自分自身、負けないようにしていかねば、と思っています。
(1つ目の報告が本の交換会の報告になってしまい、恥ずかしく思います。)
ゼミ中は司会をしていて、うまく進行することができませんでしたが、
これから司会の腕も磨いていきたいと思います。
以上で、今年度第1回ゼミ報告を終わります。
[129] 題名:2010年度本の交換会テーマ 名前:坂倉 尚道(22期生) 投稿日:2010年04月16日 (金) 01時26分
2010年度本の交換会幹事に就任しました22期生の坂倉尚道と申します。
三戸ゼミに入るまでは本をあまり読むことがなかったのですが、
三戸ゼミにはいったことで、だんだんと読書の魅力に気付き、
最近では実家に帰った際に父から本を譲り受け、
下宿のアパートに持ってくるほど、
読書をしたいという気持ちが高まっています(笑)
これから一年間、皆さんと本の交換会を通じて
たくさんのことを学んでいきたいです!よろしくお願いします!
さっそく4/13の第一回のゼミで今年度のスケジュールが決定しました。
○2010年度本の交換会スケジュール
日程 テーマ
前期
4/20 何度も読みたくなる本
5/11 経営者
5/25 古典
6/8 スポーツ・国際
6/22 日本
7/6 自己紹介・ゼミ紹介
7/20 歴史・時代・幕末
後期
10/5 中公新書
10/19 岩波新書
11/2 講談社現代新書
11/16 その他新書
11/30 学校
12/14 働く・仕事
1/11 食
1/25 この人に贈る
以上のように決定しました!
○今回のテーマの決定までの流れ
@ゼミ生それぞれが考えてきたテーマ案を列挙。
A自分の推したいテーマについてプレゼン。
B予選投票。(一人3票挙げ、0票のテーマは脱落)
C残ったものの中から、「コレはやりたい」「コレは難しい」「コレとコレは合併できる」
といった意見を挙げる。
D決戦投票により絞り込み。
(最後まで残ったテーマとしては、「町・地域」「人生の指針となる本」「外国文学」などがありました。)
E決定したテーマの日程を決める。
(決めるポイントとして
「新ゼミ生が入ってきた時にどのテーマがふさわしいか」
「最初の4月、5月はどのテーマがふさわしいか」
「行事やイベントを考慮にいれる。(6/8の「スポーツ・国際」はサッカーW杯、
1/11の「食」は新年会に関連させた)」というものがありました。)
○番外〜「幕末」じゃなきゃダメなんだ〜
勝又さんが予選投票で一人で両手を挙げ二票いれるほど
「幕末」というテーマを推していましたが、
多くの人から「歴史・時代」への合併の声が出されました。
勝又さんは最後まで「「幕末」という1テーマでやりたい!「幕末」じゃなきゃダメなんだ!」
と強く抵抗しましたが多数を占める合併派の意見に渋々合意し、
結局は
「歴史・時代・幕末」という1テーマで行われることになりました。
勝又さんの「幕末」に対する思いは僕に十分伝わりました(^O^)
「歴史・時代・幕末」で勝又さんの紹介される本に期待しています!
☆先生のお話
ゼミ生がそれぞれ考えてきたテーマについてのプレゼンをしましたが、
みんなの「心を動かす」ような良いプレゼンは少なく、
また、テーマを絞りこむ段階でもなかなか有効的な意見が出ず、時間もかなりかかりました。
そんな状況をご覧になった先生から「良いテーマとは何か」という「問い」
を立てていないからうまくいかないんだというご指摘を頂きました。
「良いテーマ」とは
@良い本がたくさん出品されるテーマ
Aテーマについての見方や解釈から新たな知見が得られるもの
だということです。ゼミ生のプレゼンは「このテーマは本が選びやすい」といった紹介が
多く、「選びやすい」ということは「良いテーマ」にはつながらず、
そのテーマのアピールになっていないというご指摘を頂きました。
○感想
今日選んだテーマが本当に「良いテーマ」だったのか。
このテーマの選び方で良かったのか。
今年度の一回一回の本の交換会ごとに確認し、
自分の頭で考え、それを掲示板の報告で
皆さんと共有していきたいと思います!
[128] 題名:素晴らしい修業証書、有り難うございました。 名前:大野 裕喜(18期生) 投稿日:2010年04月02日 (金) 01時12分
竹田君、中村君をはじめ修業証書の作成に携わった現役生の皆さん、
そしてその文面を何度も添削をし、アドバイスされた渡辺さん、改めまして素晴らしい
修業証書を有り難うございました(返信が遅れてしまい、申し訳ありません)。
これまで修業証書の文面を作成する側でありましたが、いざ自分が修業証書をもらうと
なると想像していた以上に、嬉しく、そして有り難く感じるものですね。
これも渡辺さんが「卒業生それぞれに対する想い希望は修業証書の文面に込めれるだけ
込めました」と書き込んでいらっしゃるように、作り手である皆さんの「想い」が
ひしひしと伝わって来るからなのではないかと思います。
特に今年度の修業証書は、その文面の長さに象徴されるように、08年度以前とはまた
違った趣があり、今後の修業証書の文面のあり方を新たに方向付けるだけではなく、
一つの手本になっていくものとさえ言えると思います。
それだけに、自分自身の修業証書の文面だけではなく、先生が他の卒業生の文面を
読み上げるのを聞いては、何ともいえない気持ちになりました。
竹田君から修業証書の作成に50時間以上要したとありましたが、本当にそれだけの
素晴らしい修業証書だと思います。有り難うございました
また自分自身の経験からも、修業証書の文面と格闘することは間違いなく力がつきます。
修業証書を作成することは、「その人」のゼミ生活を評価することでもありますが、特に
今回の追い出し合宿では卒業生の人数が9人に及びますので、9名もの修業証書を
作成する事は、即ち「三戸ゼミ」がどのような場なのか、何が求められているのかを
新たに確認する意味もあったのではないかと考えています。
(私は05年度から08年度まで4年分の修業証書の作成に携わりましたが、その人数が
丁度09年度の卒業生と同じ9人になりますので、改めて多いなあと感じます・・・。)
さて、修了式の時に、三戸先生から次のようなお話がありました。
その人のゼミ生活の全てをこの修業証書のわずかな文面の中に収めることは到底出来ない。
また、人によっては、ここに書かれた文面・評価を意外に思い、自分の考えていたこと、
想像していたことが書かれていないと思うかもしれない。
しかし、評価というのはそういうものである。
自分の振る舞いを他者にわかってほしい、気付いてほしいと思うのではなく、それを
意識的に他者に「評価させる」、「わからせる」ことが重要なのであると。
(自分もまだまだこの観点から行動出来ておらず、課題ではありますが・・・。)
今回の修業証書の文面を作成することで、三戸ゼミではどのような振る舞いが求められるのか、
何が評価されるのか、その視点を発見し、確認したことと思います
そして三戸先生から、修業証書の文面に際して、意識的に他者に「評価させる」ことが
重要であるとのお話をいただきました。
竹田君が早速掲示板に今年度の課題を挙げてくれていますが、皆さんそれぞれ今年度のゼミで
学びたいこと、新たな課題があることと思います。ぜひ今回の修業証書の作成の過程で
学んだことと、三戸先生のお話を結びつけて、このような文面の修業証書をもらいたいと思い、
その観点からゼミを過ごし、大切にしていって欲しいと思います。
(勿論、私も皆さんに負けないよう更に学んでいきます。)
改めまして、素晴らしい修業証書を有り難うございました。
折に触れて、何度も読み返し、確認をし、育てていきたいと思います。
[127] 題名:平成21年度年度追い出し合宿報告 「ミニ討論会」 A 名前:20期生 中村貴治 投稿日:2010年04月01日 (木) 07時04分
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
※[125] 題名:平成21年度年度追い出し合宿報告 「ミニ討論会」訂正
前投稿のミニ討論会の第一報告の内容に一部誤りがあります。
お題B「日本は豊かか」の主張内容が、現役生と卒業生で入れ替わっています。
正しくは、
現役生 ⇒「反対」、卒業生 ⇒「賛成」
の立場です。
「議論の推移」、「結論」に関しては、正しく記述されています。
わかりにくくなってしまい、申し訳ありません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
下記の討論内容報告に加え、今後の討論のために、
今回の1.ミニ討論会のシステム、そして2.先生のお話を追記したいと思います。1.ミニ討論会システム
◎評価方法
評価は討論後、討論に参加したゼミ生以外が行い、
勝ちだと思った方のチームの札をあげてもらうことでポイントに換算。
獲得したポイント数で勝利チームを決しました。
◎ポイントシステム
評価者:
討論に参加したゼミ生以外
ポイント換算:
三戸先生 3ポイント
渡辺さん 2ポイント
ゼミ生 1ポイント
◎時間配分
日時:3月10日 16:30〜18:00
討論時間:25分
(最初に両チームの主張を発表、最後の2,3分は両チームの最後の主張をまとめて貰う)
評価集計・コメント時間:5分
(コメントは三戸先生、渡辺さんのお二人から)2.先生のお話
終了後、三戸先生から今回のミニ討論会を振り返り、討論に必要なことを大きく3点にわけてお話頂きました。
ご指摘を頂くと、如何に意識的に討論ができていなかったのか、恥ずかしく思う限りですが、
今後の討論に向けての基本を記す目的で、ここに記しておきたいと思います。
@どういう性格の議論なのかを考える
議題は、議論するだけの背景・意味を持っているからこそ、議題となります。
例えば、今回のお題@「相撲は国技か」であれば、昨今上位層に外国人力士が増加し、
横綱、大関を席巻。力士の鏡であるはずの(元)横綱、朝青竜は数々の暴挙を残し、
更には暴行事件、薬物事件など様々な不祥事が発覚。この中で相撲は本当に国技といえる
のか、疑わしくなってきているという背景があります。
(三戸ゼミ版08年度10大ニュースにも、「7〜10位 揺れる角界〜大麻・暴行・八百長疑惑、
問われる国技の品格〜」がランクインしています)
コンセプトを踏まえていない意見が的外れなものになるように、
「何故この議題を扱うのか」を踏まえない議論では、充実した内容、結論は望めません。
今回のお題@が、上記のような相撲の現状に対してではなく、その発祥と国技としての
定着に論点が定まってしまったのも、主張を構築するのに固執するあまり、
「何故この議題を扱うのか」、議論の性格を意識しきれなかった結果と言えるでしょう。
どのような性格の議論なのかを考え、そこに論点を当てていくような議論の組み立てが
充実した討論にむけた第一の鍵となります。
A納得のできる理由を考える
議論の基本中の基本と言えることですが、こと社会的な問題を扱うとなるとより意識して
詰めることが必要な点になります。
今回のお題は、以下のようにそれぞれ既に社会的な通念として確立、浸透している立場が
ありました。
お題@「相撲は国技か」⇒ 肯定。相撲は国技である。
お題A「夫婦別姓の是非」⇒ 反対(非)。夫婦同姓である。
お題B「日本は豊かか」⇒反対(非)。皆が不安を感じている風潮がある。
このように既に確立された通念に対して、改めて疑問を投げかけて勝利しようというの
ですから、皆を「言われてみれば確かにそうだ」と言わしめ、納得させるほどの理由が
必要となります。
つまり、お題それぞれに、最初から(@「どういう性格の議論なのか」を踏まえたうえで)、
現状を覆す程のしっかりとした理由を持って論理を展開し、皆を納得させなくては
ならない側の立場が存在したのです。
今回の討論会では、全て既に通念として確立、浸透している立場のチームが勝利しました。
現状を覆すほどの説得力をもった主張を構築できたチームがいなかった結果といえます。
いうまでもなく、@、Aを達成するには、日ごろの問題意識、社会へのアンテナと、
確かな主張をつくりあげる準備が必要なります。
討論の本番以外の時間にどう振る舞うかが重要な点でしょう。
B納得させる話し方をする
3つ目は討論時の振る舞い方に対しての注意です。
理論の確かさもさることながら、どのように理論を主張するかも、その理論の説得力に
大きく左右してきます。
・小さい声でボソボソしゃべる。
・淡々と抑揚がない声でしゃべる。
・沈黙が多い
などは、全てこの要件を踏み外しています。どのような意見でも聞いている側は眠くなり、
意見の説得力が大きく削がれてしまいます。
相手を引きつけ、納得させる話し方とはどのようなものか。
私たちは、刮目やスピーチ大会で常に相手を意識して、自分の話を納得させることを
意識して、話す力を養ってきました。
それを討論の場でも活用しないことは非常に惜しいことです。逆に何故やらないのか。
それぞれが既に一定以上の話す力を備えているのですから、
「どのように主張するのか」の観点からも討論をもう一度考える必要があるといえます。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
私たちは毎年討論会を、一年間のゼミ活動、勉強の成果を発揮する場として定めています。
ですが、せっかく時間をかけて準備しても、それをどのように生かすかということまで
意識できていなくては、本当に満足する結果は得られません。
先生は以前、本の交換会のアドバイスとして、「短く言った方がよい。短い文から始めれば、
何が必要なことなのか。ミニマムが見えてくる」とおっしゃいました。
討論会についても同じことが言えます。
「大は小をかねる」と言いますが、小から大へと拡散していく学び方もできるのでしょう。
今後ミニ討論会の機会があれば(是非そのような機会をつくりたい!)、
ここに記してあるようなことを意識して行い、年末の討論会にもつなげていきたいと思います。
[125] 題名:平成21年度年度追い出し合宿報告 「ミニ討論会」 名前:20期生 中村貴治 投稿日:2010年03月31日 (水) 23時35分
1.お題@「相撲は国技か」
[現役生]竹田俊亮(21期)、近藤祐太朗(22期)
vs
[卒業生]原裕貴(19期)、今村達朗(20期)
(1)討論
◎ 現役生
主張:否定。「国技ではない」
⇒ 「国技」とは、他の競技と一線を画し、
称するに相応しい格や伝統が根ざしているからこそ「国技」と言えるのである。
大相撲の起源は興業であり、金を稼ぐことを目的である。格をもつに相応しいとはいえない。
また、相撲が国技と呼ばれるようになったのは、1909年に相撲常設館が建設された際、
偶々「国技館」と称されたのが世間に広まったからであり、
相撲という競技自体に、国技たる理由があるのではない。
よって、相撲は国技ではない。
◎卒業生
主張:肯定。「相撲は国技である」
⇒ まずこの議題を考える際、重要となるのは「国技とは何か」である。
辞書を引いてみれば、国技とは「その国の文化に根ざし、浸透しているもの」とある。
国民に深く浸透し、長く愛されている現状を考えれば、相撲は十分文化に浸透していると言える。
よって、相撲は国技である。
◎議論の推移
「例え金銭を稼ぐことを目的としていたとしても、その後普及し、文化に浸透しているのであれば、十分国技といえるのではないか。
現状をみて相撲は文化に浸透していないといえるのか」
という卒業生の主張に対し、現役生がうまく答えられず、次第に論点がかみ合わない方向へ。
分が悪いと考えたのか、現役生側が
「相撲が国技と呼ばれるのは、国技館で行っていたから」と主張を切り替えるも、
すかさず卒業生が
「論点が変わったが、では今までの議論はこちらに納得していただけたと考えてよろしいのか」
と突っ込み、更に事態は窮することに。
ここで討論の勝敗は明らかになったと言える。
(2)結果
現役生:0ポイント
卒業生:14ポイント
⇒[卒業生チーム]原裕貴(19期)、今村達朗(20期)の勝利!
2.お題:「夫婦別姓の是非」[現役生]渡辺進一(19期)、守内彩子(20期)
vs
[卒業生]大野裕喜(18期)、岩城雅之(19期)、門脇誠史(19期)
※この回は討論前、現役生が賛成側(是)から意見を述べて貰おうとしましたが、
卒業生、大野さんから「夫婦別姓は話し合いが行われていながらも、現在は成立していない。
それに改めて異を唱えるのだから、まず反対(非)側から意見を述べ、
それに対して意見を絡めるのが筋だろう」
とご指摘を頂く一幕がありました。
(1)討論
◎ 現役生
主張:賛成(是)。「夫婦別姓にすべきである」
⇒ 夫婦同姓では、通常女性側が男性側の姓を名乗ることになる。
しかし、男性側の父母と同じ姓になることにより、男性の実家に組み入れられたように
感じる人もいる。これは女性の権利をおかすことになる
また、夫婦同姓の場合、姓が変わるため各所への膨大な諸手続が必要になるといった、
手続き上の不都合もある。
よって、夫婦別姓にすべきである。
◎卒業生
主張:否定(非)「夫婦別姓にすべきでない」
⇒ 社会は共同体の集合であり、そのつながりをもって成り立っている。
そして家族とは、共同体のはじまりの単位である。
しかし、夫婦別姓になれば、女性が旧姓の家族側に所属している意識から免れず、
家族の絆が薄まる恐れがあり、また家名の意識が薄まることで、
共同体としての基盤が弱体化してしまう。
よって夫婦別姓にすべきでない。
◎議論の推移
卒業生側は門脇さんを中心に議論を進め、現役生側も負けじとくらいつく。
間髪いれない意見の応酬がなされ、議論の活発さでは今回の討論会No1であったといえる。
しかし、現役生側が卒業生側の意見に疑問を投げかけていく格好になったのに対し、
卒業生側は常に相手の意見を咀嚼しながらも、自分の意見を通すよう、重ねて主張を繰り返し続けたことが差になったか。
評価者には卒業生側が優勢であるように思えた。
また、論点が「女性の権利の侵害」と「手続き上の不都合」の二つを扱い、途中で「手続き上の不都合」の方に移したのも不味かった点といえる。
「あのまま女性の権利で押されてたら、まだわからなかった」とは、討論後の卒業生チームの言である。
現役生チームには守内さんという女性がいるという強みもあったため、そこを上手く活用していけば光明はあったかもしれない。
(2)結果
現役生:0ポイント
卒業生:13ポイント
⇒[卒業生]大野裕喜(18期)、岩城雅之(19期)、門脇誠史(19期)の勝利!
3.お題:「日本は豊かか」
(1)討論[現役生]中村貴治(20期)、清野彩奈(22期)
vs
[卒業生]大平将之(20期)、片岡憲洋(20期)
◎卒業生
主張:反対(非)「日本は豊かではない」
⇒ 経済的な豊かさにとらわれず、「豊かさ」を考えなくてはならないことは同意である。
その点、日本の自殺者数は13年連続で3万人を超えており、
自殺率では日本は、ベラルーシ、リトアニア、ロシア、カザフスタン、ハンガリーに続き6位、
欧米先進国の中では一位となっている。
これは国民が生活に強い不安を抱いており、精神的に豊かではないことを示している。
国を構成する国民が豊かさを感じていない国が、豊かとはいえないだろう。
よって、日本は豊かではない。
◎現役生
主張:賛成(是)「日本は豊かである」
⇒ 経済的にみれば世界的にみて高いGDPなど、日本が豊かであるといえる。
しかし、この議題をあえて考えてみようとするのは、「日本は豊かではない」という風潮が広まっていることが、前提して存在しているからだと考える。
よ0って、経済的な側面にとらわれず、より深く考えてみることが必要であり、意味のあることだと考える。
そこで、「日本は目に見えない豊かさをもっているのに、それに気づいていない」と考える。
欧米が基本的に契約に基づいて取引を行うのに対し、日本は昔から相手との関係を考慮して取引を行うことが行われてた。そこには「信頼」という豊かさがある。
例えば、阪神・淡路大震災の際には、交通機関がマヒする中、何人もの人が、歩いて救援に駆け付けた。
そういった豊かさが日本にはある。
よって、日本は豊かである。(しかし、それに皆は気付いていないのだ)
◎議論の推移
豊かさには様々な捉え方があり、どこに視点をおくかで評価は異なる点では一致している両者。
自然と、どちらの視点がより「豊かさ」を考える上でより重要なのか、
どちらが根拠を持って主張ができているかに論点があつまった。
卒業生が「目に見えない豊かさ、信頼」の重要性を主張する中、現役生は「この議題は当然、日本は「今」豊かであるのかを考える必要がある。その点、阪神・淡路大震災は15年前の出来事である。それから日本は経済活動においても昔であれば考えられなかったことが起きており、質的に変化していると考えられる。その主張を通すなら、現在もその「信頼」が生きていることを示さなくてはならない」として、
根拠の弱さを指摘。
「信頼」の重要性がうかがえるだけに、両者は譲らず、そのまま幕引きとなった。
◎結果
現役生:9ポイント
卒業生:5ポイント
⇒ [現役生]中村貴治(20期)、清野彩奈(22期)の勝利!
[124] 題名:平成21年度年度追い出し合宿報告 「卒論報告リベンジ」 名前:20期生 中村貴治 投稿日:2010年03月31日 (水) 18時19分
09年度の追い出し合宿では、2月に行われた卒論報告会から約2週間の期間を経て、
「卒論報告リベンジ」が行われました。
学生生活の集大成、最終試験として行われる卒論報告会では、毎年先生からいくつもの
ご指摘をいただきますが、
今回の「卒論報告リベンジ」は、それを踏まえて改めて報告を練り直し、
成果を示すことを目的しています。
はたして報告者は卒論報告で得た課題に報いることができたのでしょうか。
以下に報告順に記したいと思います。
[参考]
◎[No.114] 平成21年度 卒業論文報告会! 〜なぜ報告をするのか?〜(報告者:竹田俊亮)
◎[No.115] 卒論報告会総括〜卒業論文を、報告会を大切にしよう〜 (報告者:18期生 大野裕喜)
1.原裕貴(19期)卒論報告
原さんは事情により2月の卒論報告会に欠席されたため、ここで急遽ホワイトボードを利用して
第一回目の卒論報告を行いました。
(1)報告
タイトル:
「人に影響を与える人間になるには −カーネギーから学ぶ『人を動かす』原則−」
問題設定:
D.カーネギー『人を動かす 新装版』(創元社、1999年)を参考文献にして
コミュニケーションにヒントを得、自分の人生を豊かにしたい。
概要:
@カーネギーの原則
・人を動かす3原則
・人に好かれる6原則
・人を説得する12原則
・人を変える9原則
A以上の30の原則から原さんが特に重要だと考える原則を3つ抽出
・自分のことばかりでなく、人がどうしてほしいか考えよう
・人が欲しいもので大切なものは、重要感である。
・その重要感を埋めるのは、決してウソではない。心からの賞賛と関心である。
※補足:「重量感」とは、人から必要とされる、重要だとされる(認知欲求を満たす)ものである。
B更に上記の3つから、原さんが導いた「人を動かす秘訣」
⇒「人が自ら動きたくなるような気持ち」を起こさせること。
結論:
ここで問題設定(意識)に立ち返り、「自分の人生を豊かにするには」の問いに対し、
以下のように結論付ける。
「他者を失った人生は考えられない。
人を尊び、人に尽くすことを喜びと思える人生こそ豊かではないのか」
(2)評価
質問は、各部分の関係性について問うものが多くみられました。
○A導いた3つの原則は相互に関係、連続しているように思われるが、3つは独立していると
考えるのか。またそれらはそれぞれカーネギーの原則のうち、どのジャンルから導かれたのか。
○C「人を動かす秘訣」が結論になるが、それはBの3つの原則を基礎にしている
(いうなれば「人を動かす3原則」)関係であるとみなしていいのか。
また先生からは、「『人がいったい何を一番大切にしているのか』の問いに対する答えが
難しく、いくらでも考えられるから、原則を一つに絞ることが難しいのだ」というお話を
いただきました。
そして、ヤマト運輸の例を用いて、人が何を前提としてもっているのかに気付くことの
難しさ、そしてそれに気づくことが経営者としての資質なのであるということを
お話いただきました。
2.今村達朗(20期)卒論報告リベンジ
(1)報告
リベンジ内容:
前回の報告では「ウチ・ソト」「表と裏」「建前と本音」など、さまざまな概念が登場するも、
各概念の関係は詰め切れていなかった。
今回は各概念の共通性を明らかにし、その上で「ウチ・ソト」の概念に対する理解を深めた。
タイトル:
「「ウチ・ソト」とはいかなる概念か」
問題設定:
「ウチ・ソト」とはいかなる概念か。リアルかフィクションか。
概要:
「ウチ・ソト」とはいかなる概念か。「表と裏」、「建前と本音」の概念を手掛かりに考えたい。
ものごとを一面でとらえている限り、「表」という概念は存在しない。そこに二面性、
「裏」の存在を意識した時に初めて、目に見えていた部分が「表」として意識され、
「表と裏」の概念が生まれる。このように、「表と裏」、「建て前と本音」は、どちらも一方を
意識した時に初めてもう一方の概念も規定される、「相互規定的概念」である。
「ウチ・ソト」についても同様のことがいえる。「ソト」を意識し、考えたとき初めて
「ウチ」という意識・概念が生まれる「相互規定的概念」である。
(また、通常意識されるのは「ソト」→「ウチ」の順であり、可逆性はもたない。この点
「本音」→「建前」の順で意識される「建前と本音」とよく似た性質をもっている。)
結論:
○「ウチ・ソト」とは客観的な基準によって規定されるものではなく、
そこに「ウチ・ソト」が意識され、考えられることによって初めて存在し得る観念的問題である。
○「ウチ・ソト」とは主観的意識による観念的問題ではあるが、「ウチ・ソト」が意識され、
存在すると考えられれば、それはフィクションではなくリアルである。
(2) 評価
2月の卒論報告会の時点では各概念が登場するも、それぞれを生かすことができない形に
なってしまった。しかし今回は今村君が各概念にできる限りの考察を加え、「ウチ・ソト」
の概念を着実に詰めてきた。先生も「今まで進んだかどうかわからない「ウチ・ソト」の
概念だったが、今回は確実に進んだと言えるだろう」とおっしゃったように、今回の
報告の成果は認められる。この意味で今回のリベンジは成功であったといえるだろう。
(この追い出し合宿報告では、私が理解できる限りの、大まかな筋を書くことに留まって
いますが、今村君は報告の中でいくつかの新たな問いを投げかけています。現在板ゼミが
進行中ですが、今後も考察を続け、是非「ウチ・ソト」の世界を深めていってほしいと思います。)
◎感想◎
ここにきてようやく「ウチ・ソト」の世界の奥深さ、面白さがわかってきたような気がします。
今村君、社会人となって大変かとは思いますが、板ゼミは続けてほしいなあ。
今度は自分も参加させてもらいますよ!
3.大野裕喜(18期)卒論報告リベンジ
(1)報告
リベンジ内容:
2月の報告においては、@「池内日本的経営論批判」、A「日本的経営の変容」を大枠として
論点・結論が多数あり、更に両者の関係性も意識的に詰められておらず、
「この結論を納得させたい」という意識に欠けていたという反省があった。
今回はリベンジの短い時間の中で、@「池内日本的経営論批判」に限定して扱い、
改めて結論を相手に納得させることを意識した報告を行った。
タイトル:
「池内秀巳日本的経営論批判」
問題設定:
@ 池内日本的経営論の問題点は何か
A 池内日本的経営論はなぜ躓いたのか
補)池内日本的経営論の方法の確認〜なぜ難解か〜
概要:
@池内日本的経営論の問題点は何か
・原理は普遍的原理か特殊的原理なのか
・マーケットシェア拡大の説明の限界
・なぜ構造が親子関係なのか
・日本的経営の変容基準は何か 〜「原理・構造」か「原理」か
・日本的経営は変容していないのか〜特殊性としての親子関係の解釈〜
A池内日本的経営論はなぜ躓いたのか
○原理・構造のそのものの理解批判
・原理・構造の体系的な把握を求めて
・構造そのものの理解批判
・日本的経営の変容の基準は「原理」か「原理・構造」か
○日本的経営と家の論理との関係の把握批判
○普遍的把握と特殊的把握の混乱
・「原理・構造・制度」と普遍的・特殊的把握
・日本的経営の変容基準〜普遍か特殊か〜
補.池内日本的経営論の方法の確認〜なぜ難解か〜
○池内日本的経営論3つの方法
(1)原理・構造・制度からの日本的経営の把握
(2)普遍論・特殊論からの日本的経営の把握
(3)家の論理からの日本的経営の把握
これらの方法が複雑に絡み合っているが故に、「池内日本的経営論を十二分に理解するのが難しいと思われる
結論:
○課題
@「池内日本的経営論の問題点は何か」A「池内日本的経営論はなぜ躓いたのか」の
両者の関係を、「問題点⇔要因」の観点から結びつけなおした対応表を示す。
※妥当性を持ちながらも、より詳細な検討が必要な個所であり、これを課題部分とした。
○結論
A「池内日本的経営論はなぜ躓いたのか」の内容を再度まとめ直し、これを結論として示した。
(2)評価
先生からは、
「専門家でもここまでかける人間はどれほどいるか。学者にならないのが惜しいなぁ」と、
最大級の賛辞が送られながらも、
○問題点は「家の維持繁栄」を「組織の維持繁栄」と捉えてしまったからだと、
一言で言い表すことができるのではないか。
○報告内容を限定するなら、前回報告の後半部、
「日本的経営の変容―「家」から「組織」へー」の方を扱うべきだったのではないか。
(討論会で扱った内容に近いため、問題を共有できる。)
○何故「補」をつくったのか。この「補」の内容なら冒頭部で池内論文の構造として示すか、
もしくは書かない。結論を納得させたいという強い意識なら、「補」は書くべきではない。
まだ「本気」ということがわかりきってはいないなぁ。
というご指摘も頂きました。
◎感想◎
前日から書きあげたとは思えない程よく整理され、且つ内容の濃い論文で、
初めて渡された時はただただ驚かされました。
そして読んでみれば、「これ程力の込められた内容であると、読み返すだけで学べることが
沢山あるなあ」と気付かされます。
改めて見てみると、「よく整理されている」とは、「各所がそれぞれの役割を明確に持ち、
果たしている」ことが重要なのだなあと考えさせられもしました。
是非またことあるごとに読み返し、学びを得ていきたいと思います。
[123] 題名:平成21年度追い出し合宿 『ラストスピーチレポート』 名前:竹田俊亮(21期) 投稿日:2010年03月29日 (月) 05時57分
はじめに
今年度の追い出し合宿では、7名の卒業生がラストスピーチを行いました。
簡単ではありますが、スピーチの内容を報告します。
(誠に勝手ながら、概要を伝えることを優先するために、
卒業生の皆さんの話にタイトルをつけさせて頂きました。
全てのタイトルは私が捉えた内容であり、
先輩方の意図していた内容と異なる場合があると思いますが、
その点はご容赦頂きたいと思います。
もし、不備がある場合は訂正いたしますので、申し出て頂けると嬉しいです)
1.岩城 〜三戸ゼミで学べて良かった〜 [3/10 11:25〜]
4年次からの入ゼミであったが、
ゼミ生からの厚い好意に溶け込みやすい組織で嬉しかったこと。
08年度夏合宿で大野さんや中村さんに負け、本気を学んだこと。
スピーチ大会、お菓子企画、本の交換会などの諸企画で良い評価を受け、
実力がついたことを実感したこと。
ゼミ生活を振り返り、本当に三戸ゼミに入ってよかったと締める。
2.原 〜ゼミを続けてよかった〜 [11:53〜]
ゼミに参加することが散発的であったが、辞めずに続けることができたことは良かった。
友人が学部に余りいなかった自分にとって、ゼミに来るとほっとする何かがあった。
しかし、三戸ゼミで得たことを言えないのは残念である。
それでも、本当に楽しかった。大学に来てよかった。と、今になって思える。
自分はゼミを本気でやり続けることが出来なかったが、
まだゼミを続ける人は、ゼミに来ない人を大切にしてほしい。
みなさん、ありがとうございました。
3.門脇 〜ゼミで学んだこと〜 [3/11 0:17〜]
大学に入って勉強の意欲はあったが、遊んでしまっていた。
しかし、三戸ゼミに入り、すごい先輩に刺激を受け、学ぼうと強く思った。
だが、就活や留年などで一時期ゼミを離れることがあり、
ゼミの中で自分の位置付けを見いだせなかった。
それでも、三戸ゼミではたくさんのことを学んだ。
これからも学んでいきたい。
4.大平 〜ゼミで学んだことを形として示したい〜 [1:00〜]
三戸ゼミ生活を一言で表すと、「濃い」である。
私は大きく3つのことを学んだ。
A:常にコンセプトを持つ。
B:言葉の意味を考える(夏合宿の相撲で学んだ。言葉の意味を考えると、視野が豊かになる。)
C:評価の大切さ
しかし、まだ胸を張れるようにはなっていない。
三戸ゼミの「型」を身につけたいといって入ったが、
これからは形として示していきたい。
5.今村 〜自分の考える「したい・すべき・できる」〜 [1:55〜]
私はオープンゼミで三戸先生を知った。
そして、同期の中では誰よりも勉強した。
三戸ゼミの理念で学んだことは「したい・すべき・できる」と「本気」。
−ホワイトボードを用いて、自分の考える「したい・すべき・できる」を説明する−
これからはもっと自分を大切にしていきたい。
6.片岡 〜全力でやれ!〜 [2:40〜]
ゼミ生活を振り返る。
2年次は夏合宿で本気を学び、レジュメを出すなど積極的に取り組んだ。
3年次は大野さんに憧れ、ゼミ幹事をやり通した。
しかし、4年次は先生のようになることを目指したが、後悔の残るものとなった。
ゼミに求めているものがあるなら「全力でやって下さい」
これが後輩に対して一番伝えたいことである。
7.大野 〜私の三戸ゼミ生活〜 [3:24〜]
エピソードを交え、入ゼミ当初から現在までのゼミ生活を振り返る。
先生のような物事の捉え方に感銘を受け、自分もできるようになりたいと思ったこと、
掲示板に点の際に、吸収から納得へ向かうプロセスが大事であると学んだこと、
2年前の追い出しで、同期や佐々木さんの卒業に対し、自分の卒業を見据えたこと、
ガストで渡辺さんや佐々木さんと共にたくさんの時間を過ごしたこと
など、学年が上がるごとに成長していき、またそれが実感できたことなどを語った。
最後に感謝の意を述べて締めくくった。
おわりに
今回の追い出し合宿におけるラストスピーチを踏まえて、
来年私が話す際に考えていきたいと思うことをまとめたいと思います。
〇ラストスピーチの特徴について
まず、ラストスピーチで何を話すのか、を考えたとき、
自らテーマを決めなければいけないと思いました。
他のスピーチ大会と違い、テーマを自ら立てなくてはならないのが、
ラストスピーチの特徴であります。
また、スピーチとしてその場が設けられているかぎり、必然的に
相手(聞き手)に『伝える』ことが必須となり、『心に残る』ものでなくてはなりません。
これは、全てのスピーチを行う際に考えなければならないことではありますが、
特にラストスピーチにおいては、一番重要であり、かつ、求められているものだと思います。
〇何を話すべきか
では、ラストスピーチではどんな話をすればよいのか、を考えると、
三戸先生、先輩、後輩に対して、自分が一番言いたいことだと考えました。
ゼミ生活を終えるにあたって、一番話したいこと、伝えたいことを話す場が
ラストスピーチであるのだと思います。
〇来年のラストスピーチに向けて
私が一年後話したいことというのは、まだ分かりませんが、
聞き手に対してどのような姿勢で聞いてもらえるかというのは、
今から一年間の過ごし方で変えることが出来ると思います。
是非、先生、先輩、後輩に語れるような充実したゼミ生活を送り、
今より成長した自分で話したいと思います。
[122] 題名:平成21年度追い出し合宿『カルトQレポート』 名前:竹田俊亮(21期) 投稿日:2010年03月26日 (金) 03時46分
カルトQのレポートを書きます。
1.概要
今回のテーマは、09年度三戸ゼミ活動をコンセプトに、
@三戸浩先生 A卒業生 Bインゼミ・論文 C合宿・企画 DHP・掲示板 Eその他
とし、例年通り、難易度を10点から50点で分け、計30問で行いました。
問題は竹田が作成しました!
出場者は、行きの電車で実施されたペーパークイズ予選の高得点者!
(問題作成は「謎の勧進元MR.K(片岡さん)」)
以下、予選結果。
1位:大野50点(満点)
2位:今村30点
3位:中村26点
4位:大平25点
5位:近藤19点
(三戸先生25点、渡辺さん24点、竹田29点)
50点満点中平均点は23,53点となりました。
2.カルトQ問題−回答 一覧
※()内回答
【三戸浩先生】
(10点)今年度のベッティングでは、三戸先生のご家族が先生と一緒に参加されましたが、ご長女の名前は何でしょう? (三戸麗子さん)
(20点)今年度も掲示板で三戸先生はたくさんの本を紹介されましたが、そのうち2冊『著書名』を答えよ。 (省略)
(30点)三戸先生がゼミHPのキリ番7777をゲットしたときに、
ゼミの近況報告をされましたが、それはいったい何でしょう? (ゼミを10時前に終えることができたこと。(09.10.27)最短記録!!)
(40点)三戸先生は様々な企画や議題をご提案して下さいますが、クルマを運転している際、
赤信号で止まった時には何をされるか? (思い浮かんだアイデアをメモ帳に取る。)
(50点)昨年度と同じ問題です!三戸先生が現代に生きるサラリーマンに勧める本といえば
『小倉昌男 経営学』(日経BP社)ですが、あと一冊は何でしょう? (伊藤肇『現代の帝王学』(プレジデント社))
【卒業生】
(10点)19期生のゼミ幹といえば、藤井孝之ですが、19期生で同じサークルに所属する人は? (原裕貴)
(20点)毅無双班の卒業生といえば、大野裕喜、岩城雅之、門脇誠史の3名ですが、09年度夏合宿で賞を獲ったのは? (門脇誠史(刮目賞))
(30点)今年度のスピーチ大会『もし3億円が当たったら』というテーマは大平将之が考えたものですが、
大平はスピーチを考える際、Yahooで何を検索したか? (3億)
(40点)スピーチ大会で競馬ネタを用いたのは大野裕喜ですが、片岡憲洋が用いたネタとは何でしょう? (北島康介の「チョー気持ちいい」)
(50点)20期生は音楽を演奏できる人が数名います。中村貴治はドラム、今村達朗といえば … ギターですが、
山ア志帆は何を演奏することができるか? (ヴィオラ)
【インゼミ・論文】
(10点)平成21年度三戸ゼミ論文題目は「近年の日本的経営の変容」ですが、 … サブタイトルは何でしょう? (「家の論理」の行方)
(20点)討論会二日目、遅刻にはなりませんでしたが、一本電車を乗り過ごすことになった人が3人いましたが、それは誰でしょう? (竹田俊亮、中村貴治、岩城雅之)
(30点)平成21年度三戸ゼミナール論文「近年の日本的経営の変容」は94ページにも及ぶものとなり、
参考文献がたくさん使用されましたが、その中で外国人の著書は何でしょう。 (ロナルド・ドーア『誰のための会社にするか』(岩波新書))
(40点)今年度三戸ゼミでは、草食系男子を見極めようとしてきましたが、遂に論文にはほとんど載ることがありませんでした。
しかし、あれほど時間をかけた草食系男子。
三戸ゼミで出した草食系男子の定義は、
「今ある自分の〇〇に満足しており、あえて外の〇〇に関わろうとはせず、コンフリクトを回避し、自分の〇〇を大切にする」。〇〇に共通する言葉は?(世界)
(50点)今年度の討論会はインゼミという形で行われ、議長団が設定されました。
勝部ゼミナールの議長団は3名いましたが、その名前を1名以上答えよ。(佐久間唯、徳永雄己、黒島大雄)
【合宿・企画】
(10点)夏合宿では得点の低いチームを救済するため、お笑い企画が行われましたが、
21期生の勝又友大君がやった芸は何でしょう?実演して下さい。 (ホリケンの「じゅんじゅわ〜」)
(20点)お菓子企画で「忍者飯」を紹介したのは岩城雅之ですが、夏合宿で「柿の種クランチ」を紹介したのは誰でしょう? (清野彩奈)
(30点)今年度の新年会の企画では大喜利が行われましたが、「お年玉」の穴埋めをする際に竹田が言った内容とは? (新年のパチ屋の贈り物)
(40点)09年度忘年会では『今年の漢字』にちなんで、漢字企画が行われましたが、
始めの文字のうち、【新】【民】以外の二つは何でしょう? (【薬】【政】)
(50点)今年度のオープンゼミで配布されたビラには「草食系男子・肉食系女子求む!」と書かれてありましたが、
片岡憲洋が発行した三戸ゼミ史上最少の新聞のタイトルは? (『三戸スパ新聞号外(三戸ゼミHP炎上)』)
【HP・掲示板】
(10点)三戸ゼミの軌跡には12年分の論文が掲載されていますが、そのうち、ダウンロードできるのは何年から何年度のものでしょう? (平成16年度〜平成21年度)
(20点)歌留多掲示板でカウンター12345のキリ番を取り、プレゼントをもらったのは … 石井宏通さんですが、
その一つ前のキリ番(ミラ番)12321を取ったのは誰でしょう? (竹田俊亮)
(30点)CS(クライマックス・シリーズ)ベッティングで渡辺さんに竹田君はなんと言われたでしょうか? (「お前はもう死んでいる」)
(40点)今年度の掲示板では、『偽善問題』をめぐって板ゼミが行われましたが、
2回以上書き込みをした人を2人以上答えよ。 (今村達朗(6)、中島大輔(2)、大野裕喜(3)、佐々木真光(2)、太田健一(5)、中川 篤(2)、杉山浩二(2))
(50点)今年度は「水曜日の研究室シリーズ」から歴代ゼミ幹のgoogle検索によるヒット数ランキングのクイズがありましたが、
ヒット数トップ3は誰か?(1位 聞間理 2位 渡辺英二 3位 古郡 功)
【その他】
(10点)早い者勝ちです!09年度皆勤であるのに遅刻がとても多く皆勤賞を逃した遅刻大魔王は誰でしょう? (中村貴治)
(20点)新年度初のゼミ、チーム編成が行われた際に、安齊悠太を勧誘し断られた21期生は長M将ですが、
3名ものゼミ生に勧誘を断られたゼミ生は誰? (宮原毅)
(30点)22期生の近藤君の四股名は「やんやん」ですが、その由来は何でしょう?Hint : (お菓子企画で近藤君が紹介した) (なごやん)
(40点)平成21年度三戸ゼミで作成したRPG『関策への帰還』の監督者は三戸浩先生ですが、MUSIC担当は誰でしょう? (大野裕喜)
(50点)2009年7月19日に開催された「パーティー」で話題に挙がった内容はゼミカラーについてですが、
この理念の体現者としてパーティーで真っ先に名前が挙げられたゼミ生の名前は? (山岸照明さん(1期))
さぁ、結果はどうだったのでしょうか??
3.結果発表
優勝:大野裕喜 14問正解 370点
準優勝:片岡憲洋 5問正解 210点
3位:今村達朗 5問正解 110点
4位:大平将之 1問正解 30点
4位:近藤祐太朗 1問正解 30点
6位:中村貴治 1問正解 10点
無回答数:3問
大野さんが圧倒的な点数差を見せつけ優勝しました!
大野さんお見事です。
4.次回に向けて
今回のカルトQを自己採点すると、総合的に75点(良)。
まず、予選があったことが企画を行ううえで、かなりのプラスになったと思います。
昨年は、出場者がチーム単位で自由に出場できる形式を取っていましたが、
全員参加ができたわけではありませんでした。
よって、今回は予選で全員参加が出来、カルトに対する意識が高められて良かったと思います。
さて、本番のカルトQはどうであったのかというと、問題が少し詰め切れなかったことが残念です。
・難易度に適していない問題があった点。
・誰も答えることのできない無回答の問題が3つも出てしまったこと。
・司会として進行で詰まるところがあった点。
このような点が考えられます。
反省点として、準備の段階でもっと時間をかけて、問題の数にも余裕を持たしておけばよかったと思います。
問題数に余裕を持たせておくことは渡辺さんからアドバイスを受けていたのですが、
30問を考えることしか出来ませんでした。
また、もっと早い段階で三戸先生にご相談するべきであったと今になって思います。
前日に相談した段階で半分もできておらず、大変詰めの甘いものとなってしまいました。
来年度以降問題を作成する場合は、このような事態にならないよう、
準備を本当に大切に行って、これだけやれば十分だろ!っと思えるくらいまで
時間をかけてほしいと思います。
(日々のゼミの中でネタを探してメモしておくと、後々良いかと思われます。)
[121] 題名:平成21年度追い出し合宿 スピーチ大会「この人を語る」 報告 名前:近藤祐太朗(22期生) MAIL 投稿日:2010年03月26日 (金) 00時10分
追い出し合宿1日目の午後に行われた、スピーチ大会「この人を語る」の報告をします。
今年度はスピーチ大会「この人を語る」を正規の日程で行うことができず、
追い出し合宿で行いました。
【目次】
1.スピーチダイジェスト
2.結果発表
3.総括・感想1.スピーチダイジェスト
清野彩奈「大平将之を語る」
同じチームで、いつも長Mさんをはさんで隣に座っていた、ムードメーカーの大平さん。
いつも笑わせてもらっていた大平さんを、普段のゼミや夏合宿の光景を交えて語った。
近藤祐太朗「今村達朗を語る」
討論会に向けたサブゼミ、ゼミ内における討論…。
ゼミの勉強に対しての姿勢を学んだ今村さんに、今までの感謝を述べた。
竹田俊亮「片岡憲洋を語る」
同じゼミ幹事、またチームの先輩としての片岡さんから、ゼミを楽しみ、楽しませることを
学んだ。さらにはインフォーマルの関係でのエピソードの思い出も語った。
中村貴治「大野裕喜を語る」
「いつもの302」でのサブゼミ、チームとしての活動の中で知った大野さんの凄さ、本気。
大野さんに憧れ、そのようになりたいという想いを、エピソードを効果的に交えて語った。
渡辺進一「原裕貴を語る」
2年次のコントは最高に面白かった。司会をやらせたら殿堂入り。
原さんの面白さや優しさに重点を絞って感情豊かに語り、同期の卒業を祝った。
守内彩子「山ア志帆を語る」
山アさんとの“運命的”な出会いから語り始め、女子同士、守内さんだからこそ
語れる山アさんを表現した。2人の良い関係がわかるスピーチだった。
今村達朗「片岡憲洋を語る」
2年次から高い意識を持ってゼミに取り組んでいた片岡さんを、そのレジュメを交え、
ともに支え合ってきた今村さんならではの視点で語った。
最後はキャッチコピーともいえる片岡さんの歌で締めた。
片岡憲洋「今村達朗を語る」
「達朗を語りたい!」冒頭から聞き手を入り込ませる話術。
羨ましいとさえ思わせる程、今村さんとの仲がよくわかるスピーチだった。
「期待に応えたい気持ち、謙虚さ」片岡さんが考える今村さんの真骨頂。
大平将之「大野裕喜を語る」
先生も満点をつける程の、聞き手を圧倒する話術。
力強さと迫力のある、大平さんにしかできないスピーチ。
大野さんの“かっこよさ”と感謝の気持ちを伝えた。
原裕貴「門脇誠史を語る」
ともに励まし合ってきたよき友である門脇さんを語る。
予想外のラスト「門脇に清き一票を。」
岩城雅之「大野裕喜を語る」
同じチームであり、サブゼミでは“大野塾”で学んだ。
自分の成長と大野さんへの感謝の気持ちを語った。
大野さんとの良い関係性をうかがわせるスピーチだった。
大野裕喜「片岡憲洋を語る」
唯一の「後輩を語る」。
大野さんが見る片岡さんを先輩としての視点から語る。
片岡さんへのエールであり、また全体に向けてのスピーチでもあった。2.結果発表
追い出し合宿では、「聞いて良かったか」のみでの表彰になったので、各評価基準の
上位者と総合順位を発表します!
<評価基準>
話術…10(2年生は20)
構成…10
コンセプト…10
聞いて良かったか…20(2年生は10)
(50点満点)
<評価基準別ランキング>
○話術
1位 大平(9.58/10)
2位 片岡(9.19/10)
3位 大野(9.12/10)
4位 原 (8.08/10)
5位 中村(8.00/10)
○構成
1位 大野(8.85/10)
2位 片岡(8.31/10)
3位 大平(8.27/10)
4位 中村(8.23/10)
5位 今村(7.69/10)
○コンセプト
1位 片岡(8.88/10)
2位 大野(8.85/10)
3位 大平(8.50/10)
4位 中村(8.27/10)
5位 今村(7.69/10)
○聞いて良かったか
1位 片岡(18.27/20)
2位 大平(17.81/20)
3位 大野(16.31/20)
4位 中村(15.31/20)
5位 今村(15.23/20)
○総合
1位 片岡(44.65/50)
2位 大平(44.15/50)
3位 大野(42.88/50)
4位 中村(39.81/50)
5位 今村(38.23/50)
総合順位は僅差ながら、片岡さんが大平さんを抑えて見事優勝!
話術、構成、コンセプト、聞いて良かったか、そして総合順位と全ての評価基準において
片岡さん、大平さん、大野さんがトップ3を独占する結果に。
現役生からは中村さんが総合4位に食い込むも、卒業生が力を見せつけるスピーチ大会だった。3.総括・感想
〜送辞・答辞〜
先生から、スピーチ大会「この人を語る」は、送辞に似ていることを
より意識させられたというお話があった。
現役生にとっては、卒業生に対する送辞に当てはまる。
大平さんの、大野さんを語ったスピーチはまさに送辞であり、送辞として
高いレベルにあったといえる。
対象(語る相手)を尊敬し、感謝する気持ち、思い出やそれを表現するのに相応しいエピソード、
お祝いの気持ちをこめると良いものになることがわかった。
自身初の「この人を語る」スピーチ大会に参加し、他のスピーチ大会との差異性や
その重要性を理解できた。スピーチの価値は「感動する・役に立つ・面白い」ことであると
学んだが、「この人を語る」は「感動する」の占める割合が特に高い。
それが今回、本来行われるはずであった日程からずれ、追い出し合宿で行ったことに関して
反省しなければならないことも、参加してより強く思います。
卒業する先輩方が力を見せつけた今回スピーチ大会。
自分たちも卒業するころには、先輩たちのように力をつけなければ、つけたい!と思い、
これから精進していきたいと思います。
以上で、追い出し合宿「スピーチ大会」の報告を終わります。
[120] 題名:渡辺さん、総評ありがとうございます! 名前:竹田俊亮(21期) 投稿日:2010年03月25日 (木) 13時24分
渡辺さん、追い出し合宿の総評をして頂きありがとうございます!
現役生が全ての報告をあげてない段階で書き込んで下さって恥ずかしく思います。
まだ書きこまれていないレポートもすぐにあげていきます!
渡辺さんが書かれているように、今回の追い出し合宿の準備では、
修業証書にかなりの時間をかけました。
作成には、渡辺さん、中村さん、竹田の3人で取りかかり、最終チェックは三戸先生に見て頂きました。
(大野さんの三戸ゼミ賞と卒論優秀賞は渡辺さんが書かれました)
時間がかかったのは、9名もの卒業生がいるということも勿論ですが、
18期生大野裕喜さんの卒業、19期生、20期生の卒業と、
学年の幅が広いことも私にとっては大変難しいものでした。
しかし、長い時間共に考えてくださった渡辺さん、分担をして手伝ってくれた中村さんのおかげで、
大変良い出来に仕上がったと私は自負しています。
(合計でかかった時間は、50時間にも及ぶのではないかと思います。。。
渡辺さん一緒に考えてくださって本当にありがとうございます。
とても勉強になりましたし、楽しい時間を過ごせました。)
さて周知のように、三戸ゼミの修業証書は一般的な修業証書とは全く異なります。
卒業生それぞれに対し、その人自身のゼミ生活、学生生活を評価するものです。
良い点・悪い点を評価し、今後の可能性を見出すのが基本です。
渡辺さんが書かれているように、それぞれに対して誰一人手を抜かず、私たちの想いを書きました。
三戸ゼミを卒業されても、修業証書に書かれてある内容を大事に、何度も読み返して頂きたいと思います。
卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。これからもゼミを大切にしていって下さい。