続きです。ネットHPには載ってなかった監督のインタビューです。アウトでしたら削除しても構いません。
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2012年09月08日 (土) 16時46分
マガジン漫画の映画での拘り発言で拾った物です。
――作中、監督が特にこだわって描かれたシーンはどんなところでしょうか?
監督:そもそも今回の劇場版企画のスタートは、原作の真島先生が描かれたナツとルーシィの絵だったんです。ですから絵コンテも、ラストシーンにこの絵がくるように積み重ねていきました。僕はこの絵の、“泣いてるルーシィを受け止めるナツ”を表現する為に、ストーリーの冒頭から一貫して“ルーシィを気にするナツ”“ルーシィを見守るナツ”という表現を入れています。
物語の最後で、ナツはルーシィの為に、あえて、ルーシィの願いを聞かないという選択をします。その結果、ナツも自身も重い荷物を背負うことになりますけど、それが分かった上で、ルーシィを守る為にそういう選択をする。それはナツに、仲間意識や友情よりも少し踏み込んだルーシィへの気持ちがあるからなんじゃないかと思ったんですね。
ナツがルーシィに対して感じている気持ちというのは、原作でまだはっきりと描かれていない部分だったりもするんですが、今回の劇場版では、そのあたりに少し突っ込んでもいいというお話を真島先生からもいただいてましたので、ナツの視線や動きなどを通して、友情の少し先にあるルーシィへの想いを表現しているつもりです。
――真島先生は劇場版で“ルーシィの成長”を意識されたとおっしゃっていましたが、ルーシィを支えるナツも、やっぱり成長していくわけですね。
監督:そう思います。ルーシィが成長すれば、やはりナツも一緒に成長していくんじゃないかなと。“ナツのルーシィへの気持ち”の部分には、観客の皆さんにも注目していただけると嬉しいですね。序盤のバカやっているようなシーンでも、やっぱりナツはルーシィの事を気にしていますし、何かあった時はルーシィのところに真っ先に駆けつけていますから。
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