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報告の前に・・・


@まずは、報告の「型」を確認しよう!
(該当ナンバーをクリックすれば、詳細が確認できます)
1.文献の表記の仕方
2.構造を意識してまとめる
3.記録と評価・感想を分けてまとめる
4.エピソードに語らせる
5.タイトルを工夫する


A投稿時の注意点
投稿する際は、初めに「削除キー」を設定してください(設定キーは自由)。
「削除キー」を設定すれば、投稿後、加筆、修正、削除が可能となります。

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[51] 題名:第14回ゼミ報告〜前期最後のゼミ!!新歓編〜 名前:竹田俊亮(21期生) 投稿日:2009年08月04日 (火) 05時43分

4.新歓〜THE RANKING BLACK JACK!!〜

今年の新入生歓迎は、勝又と竹田が幹事を務め“笑っていいとも”でおなじみの「RANKING クイズ」を行いました。
今回は別にゼミ室の光景として、どういった雰囲気で行われ何が起こったのか、
というのを報告しますので、ここではどのような事をしたかということを報告します。

【新歓構成メンバー】
司会:勝又、竹田
タケプロ:三戸先生、片岡、近藤、小林
さわやか:渡辺さん、今村、石井、小泉、坂倉
M屋:長濱、大平、渡辺、門脇、井上、清野
毅無双:宮原、大野、中村、岩城、飯降、玉乃井

タケプロに三戸先生が、また新歓から2期生の渡辺さんが参加し、さわやか興業と共に、
新歓を行うことになりました。

【THE RANKING BLACK JACK!!】
@企画内容
≪コンセプト≫
2年生がいろんなゼミ生と触れ合う機会をもち、主体となってチームを引っ張る初めての企画とする。
≪システム≫
4ジャンルの1位から10位までの順位を予想し、回答したランキングの合計が21を目指すものである。
今回行ったジャンルは、
・全米映画歴代興行成績
・日本映画歴代興行収入
・CDシングル歴代売上ランキング
・週刊少年ジャンプコミックス歴代売上ランキング
の4つである。

A結果

1位 毅無双


2位 さわやか興業


3位 M屋


4位 タケダプロダクション

といった結果になりました!


5.前期刮目〜前期を終えて〜
前期総括の際に、ゼミ生が一人一人前期を振り返り刮目しました。
先生がお話した内容から改めて自分の総括をしたいと思います。

【先生のお話〜総括とは〜】
総括とは、反省をし、自己評価することである。
前期の始めに立てた目標や目的がどこまで達成されたか、
環境とのギャップにより現状を捉えてみる。
また人に聞かせる場合は、人にとっても役立つような反省をすると、
他の人の成長にもつながる。
現状は捉える観点によって変わってくるので、いろんな視点で反省するべきである。

【前期刮目】
私の前期総括は個人・ゼミ幹事・チームの3つの視点で自己評価をしたい。

<個人>
私は、話す力・書く力を意識してきた。
話すという点で、ゼミ幹事という立場で人より話す機会は多いが、まだまだ出来ていないところが多い。
書くという点では、普段のレジュメやゼミ報告で書く量は昨年度に比べ格段に増えたのだが、
質は以前指摘があったように向上しているとは言えなかった。
これらは、夏合宿が終わった時に出来たと思えるように向上していきたい。

<ゼミ幹事として>
2年生が入ってきたことで、それまで以上に見られているという意識が高まった。
前期を通すとゼミの場自体は慣れてきたが、まだまだすべきことがなされていない。
これからは、先輩として恥ずかしくないような姿勢を見せていかねばならない。


<チームにおいて>
始めに比べ出席率が下がってきた。
欠席する人にきちんと声をかけ、参加させることが出来なかった。
これはチームリーダーとして、チームを活かすことができなかったことである。
夏合宿ではサブゼミを通して、チームを活性化させ、ゼミで一番のチームにしていきたい。



以上で報告を終わります。


[50] 題名:第14回ゼミ報告〜前期最後のゼミ!!前期総括編〜 名前:竹田俊亮(21期生) 投稿日:2009年08月04日 (火) 05時19分

2009年度前期最後のゼミ報告をします!

目次
1.基本情報
2.夏合宿のお知らせ〜夏合宿に向けて最終確認〜
3.前期総括〜前期を振り返る!〜
4.新歓〜THE RANKING BLACK JACK!!〜

1.基本情報

日時:平成21年7月21日
場所:経営学部B棟334ゼミ室
出欠状況(括弧内欠席者)
院生:渡辺さん 日尻田さん
タケダプロダクション:竹田、片岡、近藤(山ア、安齊、高松)
さわやか興業:勝又、小泉、石井、今村、坂倉、小林(原)
M屋:長M、渡辺、門脇、大平、井上、清野(守内)
毅無双:宮原、大野、中村、岩城、飯降、玉乃井(江島)

出席率 77%(21/27)

2.夏合宿のお知らせ〜夏合宿に向けて最終確認〜

(1)概要
日程:9月22日(火)〜25日(金)
場所:御宿ニュー日の丸

(2)勉強内容
@ 家論の理解(担当班:毅無双、M屋)
今年の論文のテーマは日本的経営なので、
夏合宿では、まず家論の理解を全員が共有することを目的とする。

※今回テキストとして主に用いるのが以下の5冊です。
・三戸公『現代の学としての経営学』(文眞堂)
・三戸公『家の論理 1巻 日本的経営論序説』(文眞堂)
・三戸公『公と私』(未来社)
・三戸公『「家」としての日本社会』(有斐閣)
・三戸公『恥を捨てた日本人』(未来社)
また、参考文献として10年前の先輩方の論文を用いる。


A 「家のウチ・ソト」論について議論(担当班:タケダプロダクション、さわやか興業)
今年の論文のテーマであり、一番の論点となりうる。
夏合宿で納得し疑問点を出すことで後期へつなげていきたい。

B 「家のウチ・ソト」+草食系男子(担当班:草食チーム)
  今年度は現在の社会現象として現れた「草食系男子」を扱ってきた。
  夏合宿では、論文のテーマとこの若者論を結びつけることを目的とする。

また予定では、
@Aを中心に行い、Bは報告といった形で後期以降へつなげていく。


3.前期総括〜前期を振り返る!〜

(1) 草食系男子

【何をしようとしたか】
社会現象を把握することにより、それを導く論理を見つけ出す勉強として「草食系男子」なるものを把握しようとした。

【何をしたか】
@ 草食系男子のイメージ把握
「草食系男子度チェックシート」を作成することでゼミ生が抱いていたイメージを把握しようとした。
しかし、チェックシートではイメージを完全につかむことができず、ゼミで一つの結論に至ることは出来なかった。

A 草食系男子の定義
一般的な定義ではなく、三戸ゼミが考える定義を出そうとした。
『今ある自分の世界に満足しており、あえて外の世界に関わろうとはせずコンフリクトを避け、自分の世界を大切にする』
という形で区切りをつけることができた。

B 草食系男子の現状分析
現状把握の流れとして、イメージ・定義を考えていったところ、
草食系男子をいくつかの軸に分けてみることができるのではないか、
との考えに至り、趣味−仕事・自己実現−意識なしといった軸をあげることができた。

C 社会背景分析
あまり詰めることが出来なかったが、以下の項目を出すことができた。
@技術的要因(ネット・携帯電話の普及)
A社会的要因(女性の社会進出・ゆとり教育・価値観の多様化)
B経済的要因(バブル崩壊・社会の成熟と発展)

【今後の課題】
@ 草食系対比表の作成
肉食・オタク・フリーターなどの用語と草食系男子を現象・背景・影響
などの項目で比較することにより、社会の流れを読む。

A 社会背景分析
「時代論」の勉強手法が把握できていなかったため、文献を用いて今後さらに深めていく必要がある。
特にコミュニケーションの変容を中心に分析を行う。

(2)三戸公『現代の学としての経営学』文眞堂

【何をしようとしたか】
今年度のテーマである日本的経営を理解するために、『現代の学〜』の第8章、9章を理解することになった。

【何をしたか】
@ 第8章「日本株式会社の特殊性―資本の論理と「家」の論理―」
第8章における内容の理解を進めていくことで、疑問点をいくつかあげることができた。
今後の課題のABが今回出された疑問点である。

A 第9章「日本的経営論の位相」
今年度の論文のテーマから、第9章を理解することより、「家」の論理を理解していくことに焦点を当てることにした。

【今後の課題】
以前のゼミ報告でも書かれてあるが、再度確認する。
夏合宿までの課題は、日本的経営の実態と、その説明原理である「家」の論理について理解することにある。
よって、以下のことが挙げられる。

@ 日本的経営の現状(現象)を調べてくる。(+草食系男子(現象))
現在の日本企業には「親子関係」「滅私奉公」は残っているのか(貫徹してあるか)。
⇒テーマに日本的経営の変容を含めるため、過去と現在の日本的経営について実態を把握する。

A 「家」の論理とは何か。
・家族は家長に対して滅私奉公しなければならないのか。
・本家‐分家‐別家は親子関係か。
・同族団は何に対して滅私奉公するのか。
⇒これらの課題を出したうえで、家の論理の7つの項目の理解と関係性の検討を行う。

B 「家」の論理は日本的経営の現状をどこまで把握できるか?
⇒現在の日本的経営と家の論理の関係性を把握する。

(3) ゼミガイダンス・オープンゼミ

【学んだこと〜新入生勧誘活動においてすべきこととは〜】
今回はゼミガイダンス・オープンゼミどちらにおいても、見せるものになっていなかった。
このような企画では、相手の立場に立つということが一番重要である。
今回の例で言うと、自分が2年生の時にどのようなことを考えて
オープンゼミに臨んでいたかということを思い出さなければならなかった。


(4) 本の交換会

【学んだこと〜本を紹介するとは〜】
今年度の前期は紹介方法を学ぶことができた。
紹介方法として、以下の3つが挙げられる。

@ 簡潔に話す。(5文程度)
A 本の内容は紹介しなくてよい。
B 自分が読んでどう思い、感じたかといった感情を訴える。

これらを常に意識し準備してくることで力がつく。

【今後の課題】
上記の紹介方法が出来ているかを判断するため、
また「今日の3冊」をわかりやすくゼミ全体で出せるようにするため、評価用紙を作成する。
評価項目の候補としては、名著である・希少価値がある・紹介の仕方が良い、などがあげられる。

続く


※一度投稿しましたが、加筆訂正しました。


[49] 題名:次回のスピーチ大会も楽しみです。 名前:片岡 憲洋(20期生) 投稿日:2009年08月04日 (火) 00時16分

勝又君、スピーチ大会の報告、どうも有難う。
昨年度のスピーチ大会幹事、今村君の報告を手本として、
「読み物」として面白いものになっていると思います。
そして、ただ、面白いだけでなく、必要な情報である
(1)出席状況
(2)スピーチ大会のダイジェストと表彰
(3)先生のお話や、各人の評価を通して学んだこと
(4)次回に向けての、幹事としての総括
がしっかりと盛り込まれています。

ちょっとだけ、気になった箇所を言うとすれば、
@改行は、文節や、意味の区切りで行おう
A次回のスピーチ大会のテーマと開催日を載せよう
の2点です。

改行に関しては、おそらく「wordの幅の設定」を狭めることで意識しているのだろうな、
とは思うのですが、やはり、「一つの言葉」の途中で次の行に移ってしまうと、
ちょっと気になります。

次回のスピーチ大会のテーマと開催日の掲載に関しては、幹事として、大切なことだと思います。
大会当日の一週間前からネタを考えるのと、
今から少しずつイメージを膨らませておくのでは、
各人のスピーチに相当の差が生まれると、僕は思います。
良いスピーチをするためには、「ネタを温める、寝かせる」ことも一つの方法だと思います。

多くのスピーチをまとめて、報告するのは、骨が折れたでしょう。
一参加者として、次回のスピーチ大会も楽しみにしています(\(^▽^)/)
クソー!次回は優勝するぞ!( ̄・・ ̄) 


[48] 題名:2009年度.第一回スピーチ大会報告 テーマ「もしも3億円あったら」 名前:勝又友大(21期生) 投稿日:2009年08月03日 (月) 18時02分

 
いよいよ今年度第一回目のスピーチ大会が始まりました!テーマは
「もしも3億円あったら」。コンセプトは〜自己紹介〜。3億円を使っ
てゼミ生は何をしでかすのか!?
 さて、上級生はその力を発揮して貫禄の優勝を勝ち取るのか!それと
も新進気鋭の2,3年生が嵐を巻き起こすのか!?注目の第一戦が始ま
ります。


〈目次〉
 T.基本情報
 U.大会詳細
 V.表彰
 W.スピーチ総括


T.基本情報


 日時:平成21年7月14日(16:45〜22:30)
 場所:経営学部B棟334ゼミ室
 参加者(上から発表ブロック順、敬称略、数字は学年)
  さわやか興業    :A坂倉B勝又C今村
  毅無双@      :A飯降、玉乃井B宮原
毅無双A      :C中村D岩城E大野
  タケダプロダクション:A近藤B竹田C片岡
  M屋        :A井上、清野B長MC大平
 評価者:日尻田さん


U.大会詳細


〜さわやか興業〜
・大学生にとって、人生を破滅に導くような3億円があっても堕落しな
いために!徹底的な自己投資をする。その自己投資とは・・・一流の贅
を嗜好しつくす!!一流の食事、一流の劇、一流のキャバクラ!
(???)あらゆる一流を体験する。(おいおい自己投資じゃなくて破
滅に向かってないか??)<坂倉>

・ぼそぼそと話を始め、「挑戦者チャンピオンの左フックをよけて、カ
ウンターの右ストレートー!!挑戦者みごと新チャンピオンに輝きま
したー!!」といきなり見事な実況を演じた。しかし3億円のつかい方
は伝わらず・・・<勝又>

・大真面目な顔で声高に宣言したのは、「私はバイトでこつこつお金を
貯め、貯金が今、3億円あります」。「お酒が好きな私はよく、1000万
円する黒霧島を飲みます」・・・物価オチですかーー!!これがはたし
てうまく伝わったのか??<今村>

〜毅無双@〜
・ザ・たっちに似ている飯降君。いきなりやってくれました「ゆーたい
りだつー!!」気になる3億の使い方は、「親の負債を返します」。話が
現実すぎるし暗いやろ!!残りの1億は「お金を有効に使うコンテス
ト」を開催して、そのコンテストで出された案を実行して使う。<飯降


・みかんがとても大好きです。小学校のころには、みかんが山積みのダ
ンボールと、みかんの皮が山積みのダンボールが机の隣に置いてありま
した。そんな、大好きなみかんのために、みかん畑をつくります。(こ
りゃ、ちょっとした問題児だな)<玉乃井>

・空手をやって、そして海外に行って、気づいたこと。人との絆はとて
も大切だということ。はたして今回のスピーチでそれをしっかり伝えら
れたのか。<宮原>

〜毅無双A〜
・古本を回収に行った時のあるおばあさんの言葉「この本はもともと、
死んでしまったおじいちゃんの本で、捨てることができなかった。でも、
これがまた人の手に渡るのであれば、やはり捨てなくてよかったわ。」
この言葉を聴いて、私は3億円で古本屋を経営したいと思った。<中村


・どのようにそのお金を手に入れたかによって使い道は異なる、と他の
ゼミ生とは少し変わった考えを持ち出したが・・・結局みんなと同じ、
いきなり手に入ったお金か〜い。(髭男爵よろしく)<岩城>

・「さあ4コーナーを回って最後の直線、先頭はリーチザクラウン、リ
ード2馬身、内からロジユニヴァース、さらに外を通ってブエナビスタ、
サンオクムソウが連れて上がってくる。しかし、先頭はリーチザクラウ
ン、逃げる、逃げる、外から物すごい脚でやってきたサンオクムソウ、
前を捉えるか、リーチザクラウンを押えて、サンオクムソウ今一着でゴ
ールイン!!」お決まりの競馬ネタで 話術・構成・コンセプトと全て
において貫禄を感じさせた。<大野>

〜タケダプロダクション〜
・長男として実家の家督を継ぐ僕は、3億円を実家の建て替えに使いた
いです。それが僕の夢です。ユニセフに募金もしたいと思います。<近
藤>

・3億円の3つの使い方「一、自分のために使う。二、周りの人のため
に使う。三、知らない人のために使う」と、絶対にしてはいけない1つ
の事柄「誰にも3億を持っていることを知らせてはいけない」。<竹田


・三戸ゼミの爆弾「今日は、皆さんに重大なご報告をしなくてはいけま
せん。先日、わたくし片岡憲洋、21歳にして、「初体験」を、無事に終
えることができました。感想は、と言いますと、北島康介よろしく、「チ
ョー気持ちいい!」の一言です。乗ったり、のみこまれたり、それはそ
れは、地位武男も驚くほどの「良い気分」で、事を終えました。」下ネ
タ解禁(*初体験とは海外旅行のことです)<片岡>

〜M屋〜
・もしも3億円あったら宇宙に行って、地球上で体験できない様々なこ
とをしてみたい。そして、なにより「青い地球」を見てみたいです。<
井上>

・私は3億円あったら1000万円を自分用に、1000万円を親用に、残
りの2億8000万円を世界に木を植えるキャンペーンを立ち上げて活動
する費用に使います。<清野>

・ラーメン大好き長Mです。そんな僕は「M屋」というラーメン屋を立
ち上げます。前チームの黒王にちなんで黒いラーメンも製作中。<長M


・今回のテーマ提案者。「とりあえずヤフーで3億検索してみっか」の
軽いノリから始まったとは思えないほど深刻なスピーチ内容。お金の重
さと人間の命の重さとは。<大平>


V.表彰


さて、今回のスピーチ結果は!?



  

優勝:大野裕喜

(43.26p/50)
  準優勝:大平将之(41.44p)
  三位 :片岡憲洋(40.65p)
  
  新人賞:玉乃井佑基(34.97p)

 さすが大野さん。非難のつけようが見当たらない。話術はもちろん、
構成・コンセプト等全てにおいて秀でていた。


W.スピーチ総括


〜大事なのは聞き手〜
 今回の「もしも3億円あったら」というテーマで、自分のしたいこと
や3億円の使い道を正直に話していても、聞き手はそれを求めているわ
けではない。聞き手が求めていることは、いい話の三要素でもある「役
にたつ、おもしろい、心に残る」である。話の方向性として大事なのは、
第一に「話は創ること」。そして「感情に訴えかけるようなストーリー
を創る」もしくは「徹底的に具体性をもって、リアルに、理屈で押し通
す」ことが重要である。

〜印象と評価〜
 今回先生に自分のつけた評価用紙の得点の順位と、印象として自分の
頭にいい話として残っている順位は一致するかという新しい視点をい
ただいた。
 確かに、ペーパーとして評価用紙に記入されたものと、印象としてい
い話と記憶されたものが同じでなければ少し矛盾したものになってし
まう。次回はこの点も考慮して、印象順意表も用意したい。

〜幹事として〜
 まず、今回はシステム上問題が多々あった。例えば今回タイムオーバ
ーをする物が多く出てしまったが、事前に制限時間(3〜5分)の確認
がいきわたっていなかったことや、時間の経過を知らせるシステムを事
前に用意していなかった点が要因として考えられる。また、「自己紹介」
というコンセプトを(特に2年生に)伝えられていなかった。
 そこで、次に次回改善すべき事柄をあげる。

一、テーマとコンセプトの確認
二、システムの確認(制限時間、経過時間通知方法、評価の順番と方法)
三、評価用紙+印象評価順位記入用紙の準備
四、発表者ごとのランキング表+評価者ごとの評価傾向表の作成

その他気づいたことがあればその都度改善していく。


[47] 題名:この掲示板を、「コミュニケーション」の場にしていきたい。 名前:片岡 憲洋(20期生) 投稿日:2009年08月02日 (日) 23時52分

「なぜ、ゼミ報告のレベルがダウンしたんだろうか」
今回の一件を総括するにあたり、この問題について、改めて考えてみました。

(1)「ゼミ報告の型」が、暗黙知の域を脱しておらず、形式知まで高められていないから
(2)4年生が、「型を受け継ぐ」という視点を持っておらず、適切なアドバイスをしていないから
(3)3年生が、ゼミ報告を書く際に、「型を身につける」、「読み手の立場に立つ」という視点を持っていないから

この3つのことは、僕自身反省せねばならないことですし、全くその通りのことだと思います。
そして、この3つの観点に立ち、ゼミ報告を書き直し、4年生が、評価、アドバイスをしてきました。
僕も、「何をアドバイスすべきなのか」ということを考えました。
その一方で、この「評価・アドバイス」が、長期的な観点で、どれだけ役に立つのだろうか、
ということも考えました。(今の3年生が、4年生となったときはどうなるだろうか・・・。)
そして、上記3点以外の理由として、

(4)「現役生・活動報告用掲示板」が、「コミュニケーション」の場になっていないから
という理由が、大きいのではないかと考えました。

「現役生・活動報告用掲示板」は、三戸ゼミホームページ誕生に伴い設置されました。
当時の「三戸ゼミ掲示板」は、通常のゼミ報告に加えて、その「評価」をしていたこともあり、
一見すると「ゼミ報告一色」となっていました。
そこで、「三戸ゼミ掲示板」を、OB/OGの皆さんが主のものとする、気楽なものにするために、
設置されました。そういった意味においては、現在も機能していると思います。
一方で、「コミュニケーション」の場としての性質を、急速に失ってしまいました。
それでも、三戸先生、杉山さん、太田さん、佐々木さん、池田さん、藤井さんが、
「読みました。」、「面白かったです。」、「良いですね。」というレスポンスや、
「もっとこうしたら良くなる。」という評価・アドバイスを「三戸ゼミ掲示板」にて、して下さいました。

ただやはり、「現役生・活動報告用掲示板」を単体として見れば、
極端に言うと、薄暗い波止場にある、警備員しかチェックしないような倉庫に、
淡々とゼミ報告を置いていたようなもの、と言えるのかもしれません。
読み手が見えない場所で、「読み手の立場に立って」書くことは難しいでしょう。
ましてや、三戸ゼミに入ってまだ半年強の3年生です。
20期生は、一年半の間、「コミュニケーション」の場としての三戸ゼミ掲示板を読み、
ゼミ報告も、そこに書き込んでいました。
「三戸ゼミ掲示板」に書き込む際は、誰もが、無意識的・意識的に、どこか緊張し、
慎重になっていたように思います。
それは、三戸ゼミ掲示板の「重み」、「読み手の存在」が影響していたからでしょう。

今回の一件から学び、成長し、ゼミ全体の成果・結果として蓄積していくためには、
「現役生・活動報告用掲示板」を、「コミュニケーション」の場としての性質を持たせていく必要があると思います。
具体的には、ゼミ報告に対して、「現役生・活動報告用掲示板」にてレスポンスをする、ということです。
始めは、「読みました。面白かったです。」の一言で十分だと思います。
4年生であれば、勉強の内容に関して、補足をしたり、先生のお話に対しては、「自分はこういう理解をした」
というコメントもできると思います。
本の交換会の報告に対しては、「この本のコメント、紹介は良いね」でもいいでしょうし、
欠席したゼミ生は、「この本が欲しい!」という一言でも良いでしょう。
まずは、何か一言、「書き込む」ことから、場は出来上がっていくのだと思います。
もちろん、現在検討している「ゼミ報告の型」の形式知化、「知」の整理、も同時進行させていきます。

先日の三戸ゼミ掲示板での「偽善の議論」、「パーティー」に、あれだけ多くの人が参加したのは、
「楽しそうだから」、「面白そうだから」といった理由があったからだと思います。
型を受け継ぐにせよ、知を整理するにせよ、「コミュニケーション」の場、空気を創っていくことが
大切だと思います。

これからは、何らかの報告が書き込まれたときには、「現役生・活動報告用掲示板」に、
「読みました。」、「なるほど!」、「面白い!」など、「何か一言」、書きたいと思います。

是非、他の4年生、5年生の皆さんも、また、事情があって欠席するゼミ生の皆さんも、
書いてほしいな、と思います。「楽しい場、雰囲気」を、皆で創っていきましょう。


[46] 題名:09年度前期 ゼミ報告総括―「型」の蓄積、より良い「型」へ― 名前:中村貴治(20期生) 投稿日:2009年08月02日 (日) 15時35分

太田さん、佐々木さん、大野さん。先輩としての姿勢、型に関する書き込み、重ねて有難うございます。

今回の報告修正に関する一連の動きは、三年生にとっても、四年生にとっても、
自分たちの活動を見直すまたとない機会になりました。
この機会を無駄にしないために、総括を行わせて頂きます。

方法としては、大野さんから提示していただいた、

@自分が良かったと思う人のゼミ報告を取り上げて、それがなぜ良かったのか、
その理由を考えてまとめ、次のゼミ報告に活かせるようにする。

の形をとりつつ、1.勉強、2.先生のお話、3.刮目の3点に分けてまとめたいと思います。


1.勉強


■前後のゼミ報告の流れがわかる「型」をつかう

 勉強に関しては、内容が難しくてまとめるだけで一苦労・・・。といった方も多いと
思いますが、それを解決しつつ、格段に「イイ!!」ものに仕上げているのが、

竹田俊亮 第6回ゼミ報告~次回はゼミ面接!~
高松真美子 第7回ゼミ報告〜自己紹介で必要なことは!?改めて確認しよう!〜

の2つです。この二人の報告は、【前回の内容】→【今回の勉強】→【次回の課題】という
1つの「型」を勉強の中に当てはめています。この「型」の何がいいのかというと、
前後のゼミ報告との関係性がわかり、勉強の流れが掴みやすいという点です。
勉強という項目は、書く人によってまとめ方が違うので、今の勉強に参加していない人に
とっては、どこから今回の勉強の内容が出てきたのかわからずにぶつ切りに感じられ、
また今の勉強に参加している人にとっても、結局次回の課題が何なのかわからないという
事態になりがちです。
この「型」を使う事で前後のつながりが明確になり、勉強の「ぶつ切り」感をなくすことも
できると共に、来年、再来年と時間が経ってみた後でも、勉強の流れが良くわかるので、
勉強の「蓄積」として優れたものにできます。
また、



においては、既に上記の型に【先生のお話】、【レジュメポイント】までもが加えられ、
更に意味の含有率の高い報告を完成させています。素晴らしい!!

■読み手に紹介する

 私達ゼミ生は勉強において当事者であり、勉強の内容も把握できますが、読む人に
とってはテーマ自体に関する前知識がなく、内容に入っていけないという場合もあるはずです。

長M将 第三回ゼミ報告(2009/4/28)

は、フリー百科事典であるwikipediaのアドレスを載せ、勉強のテーマを紹介しています。
このように、紹介をする事で、読み手をゼミの活動内容に積極的に引き付けることも必要でしょう。


2.先生のお話


■ゼミ生とのやり取りを載せる

 報告を修正する前と後で、格段のレベルアップを見せたのが、

安齊悠太 第5回ゼミ報告〜チェックシートで草食系男子を見極めることができるか!?〜

です。この報告の以前との大きな違いは、先生のお話とゼミ生のやり取りを載せている
ということです。これにより、ゼミの場がありありと想像でき、エピソード性を高めることが
できます。それと共に、普段ゼミの場にいない人にとっても、現在のゼミ生がどんな
考え方をするのか、生の声を聞かせる事ができます。
 1つアドバイスをするなら、できれば発言したゼミ生の名前も載せた方が、より生きた
エピソードになるのではないでしょうか。

■「先生のお話」に対するレスポンスをする

 全ての報告を通して読んでいて気になったのが、「先生のお話にレスポンスをしている
報告が非常に少ない」という事です。
確かに、OBの方々、休んでしまったゼミ生に対して、先生がおっしゃった事を載せる
こと自体も重要でしょう。しかし、実際先生のお話とは、誰に向けて言っている事
なのでしょうか
。言うまでもなく、「その場にいるゼミ生たちに」です。参加した私達が
話に対してどう思ったのかが重要であり、それがゼミの場で学ぶ1つの意義でしょう。
そして、ゼミに参加していた他の人も、他の人のレスポンスを聞く事で、
「そういう考え方もあるのか」と新たな視座を得る事もできる
のではないでしょうか。


3.刮目


■ 刮目のケース

 刮目の項目においては書く人によって焦点をあてる部分が違っていて、読んでいる側に
とってもどういう視点で書かれているのか、「書き手による違いを楽しむ」ことができます。
しかし、大別するならば、以下の4つに分けられるでしょう。

@先生のお話を載せる。
A気になったゼミ生の刮目内容を載せる。
Bゼミを通して自分が感じた事を載せる。
C上記@,A,Bを組み合わせる。

私自身は、刮目はかなり自由な項目で、そこが読み手の楽しみの一つであると考えているので、
「こう書かなくてはならない!」という決める必要はないと感じています。ですが、

・自分がどの方針で刮目の項目を書くのかを明確にし、その中でできる限り意味内容を
豊かにする。

・@の先生のお話に関しては、その日のゼミの総括となる場合や、ゼミ生全体への
アドバイスとなる場合が多いので、積極的に載せるようにする。


といった事は必要でしょう。

■読み手を刮目させる

 刮目の項目を横に並べて眺めてみると、一際異彩(?)をはなっているのが、ゼミにおける
自己紹介を絡めて書かれた、

高松真美子 第7回ゼミ報告〜自己紹介で必要なことは!?改めて確認しよう!〜

の刮目です。自分の就職活動というそれだけでもいいネタになる話を題材に、就活を
スーパーの例えを用いて上手く表現しており、グイグイ読ませる文章になっています。
もちろん、こういった文章はゼミの刮目の場において言うのが最良ではありますが、
報告をまとめる過程で受けたインスピレーションなどをこの場で発表するのもいいこと
でしょう。ゼミであったことから自分の論理を引き出し、相手を刮目させるという、
上記B「ゼミを通して自分の感じた事を載せる」の好例になっているといえます。



以上、

1.勉強
 ■前後のゼミ報告の流れがわかる「型」をつかう
 ■読み手に紹介をする
2.先生のお話
 ■ゼミ生とのやり取りを載せる
 ■先生のお話に対するレスポンスを載せる
3.刮目
 ■刮目のケース
 ■読み手を刮目させる


というかたちで、報告に対する評価を行いました。
最後に、誠に未熟ながら、四年生として、そして他の三年生と同じゼミ二年目の学ぶ立場として、
現在の「型」に対するを考えをまとめる事で総括としたいと思います。


総括‐何故「型」なのか


・「型」とは発射台である

自分の考える「型」とはあくまでも発射装置です。だから、型どおりに書けばある程度の
射程は出るでしょうが、それだけで最大の効果を発揮できるとはいえません。重要なのは、
「何を載せて発射するのか」なのです。同じ「型」を用いても、人によって書き方は無限に
あります。ですから、「『型』を使うと皆同じようなものしか書けなのでは?」と思って
いる人もいるかもしれませんが、それは違います。「型」という発射台を認めた上で、
ではそこに何をどのようにのせるのか。そこが個性の発揮しどころであり、
エネルギーのかけどころではないでしょうか。

・「型」があるからこそ、「型やぶり」なことができる

 この言葉はある歌舞伎役者の言っていたことの受け売りなのですが、
なにか新しいことを始めようとすると活かされてくるのが、今までの「型」が何で
あったか、そしてそれがどれだけ質の高いものであったかと言うことです。
従来の「型」があるからこそ、そこから次にどうすればいいかが見えてきます。 
オリジナリティとか、創造性とかいった言葉に惑わされがちですが、優れたものとは、
何もないところからいきなり出てくるものではありません。多くは溜め込んできたものの
上に、何か1つ乗っかって出てきたものでしょう。
ですから、よりイイものをつくろうと思ったら、まず今までの「型」がなんであったかを
確認し、習熟する事が必要です。その上に載せる「何か」がなんなのかを考えるのは、
それからでも遅くないのではないでしょうか。


「型」が重要であるとはいえ、
今までの「型」にない事をやるのは悪い事だとは全く思いません。むしろ、今までの
「型」の上に何か1つ乗せる行為としてどんどんやって欲しい(というか、やっていきたい)ことです。
片岡君が「書き込み遊具置き場」を作ってくれたり、様々な事ができるようになってきて
(最近の掲示板のカラフルさには度肝を抜かれます(汗))、可能性は広がっています。

生意気な事を書いてしまいましたが、
これからも、より良い「型」、より良い「報告」を目指して一緒に精進していきましょう!!


[45] 題名:ゼミ報告総括―「味」のあるゼミ報告を― 名前:今村達朗(20期生) 投稿日:2009年08月02日 (日) 08時49分

佐々木さん、太田さん、四年生としてのゼミ生の姿勢についてご指摘いただき、
またゼミ報告とその型のあり方についてアドバイスをいただき有難うございます。

大野さん、ゼミ報告の型を形式知として形にしていただき、またゼミ報告の総括について
具体的な方法を示してくださり有難うございます。

ゼミ報告の総括にあたり、大野さんから示していただいた
A自分のチームの三年生のゼミ報告を、他の人のゼミ報告を踏まえて、具体的に評価、
 アドバイスをし、次のゼミ報告に活かせるようにする。

という観点から総括を行います。

T.はじめにさわやか興業三年生の勝又君の報告「第二回ゼミ報告(改善版)」に対し、
他のゼミ生の報告を踏まえ具体的アドバイスを行い、
U.それを受けて全体の総評を行います。



T.ゼミ報告に対するアドバイス


第2回ゼミ報告(2009/4/21)〜新ゼミ生を獲得しよう!!〜 (改定版) 投稿者:勝又友大(21期生)

以上の報告に対し、他のゼミ生の報告を踏まえアドバイスを行います。


0.報告全体の構造・表記に関して

■報告全体の表記
報告の表記に関しては、佐々木さんから評価をいただいた長濱君の報告を踏襲し、
見やすくまとまっていると思う。頭に目次を置き、各見出しのフォントを変えること
で以前より格段に見やすくなっている。ただひとつ惜しいのが勉強の<課題>が
他の見出しと同じフォントになっている点。掲示板上ではフォントによって段落が
示されるように見えてしまうので、フォントの使い方も全体の構造を意識して使っていこう。

長濱将第9回ゼミ報告(2009/6/16)〜ゼミ室が狭くなった一日〜
佐々木さんRe:【2009年度第1回ベッティング】参加します。

■つかみと締め
報告のサブタイトルとして「新ゼミ生を獲得しよう!!」とあり、目を引かれる。
また冒頭に新体制での今後の意欲が語られ、勢いのよさと読み手が報告を読んでみよう
という意識を生んでいる。ただ報告全体としての「締め」がない。
その日一日のゼミを総括しての感想や一言を入れるようにしよう。


1.「V.新ゼミ生獲得について」に関して

■内容を構造化しよう
この報告では「チーム報告」、「ゼミでの結果」、「先生からのお話」が混在してしまい、
全体的にわかりにくくなってしまっている。それぞれを小見出しで分けて報告し、
構造で捉えるように心がけよう。

■表記を見やすく
チーム報告の表記でマトリクスを使い工夫をしているが・・やはり掲示板での表の活用は
難しく、どうしても見づらくなってしまう。今回の場合は、
1.ゼミガイダンス
2.オープンゼミ
3.ゼミ面接

として、それぞれチームごとのコンセプト・方法、ゼミとしての結果を書いたほうが
見やすくなるのでは。


2.「W.勉強」に関して

■サブタイトルをつけよう
勉強報告の冒頭に(KJ法)とあり、目を引いている点はうまい。折角なら見出しの
サブタイトルとして、「勉強〜KJ法による分析〜」としたほうがより読み手の目を引き
効果的な表記になるのではないかと思う。

■勉強内容を構造化しよう
長濱君が第9回のゼミ報告で改善しているように、勉強内容を構造的に捉え、整理して
表記したほうがまとまっていて見やすい。今回の場合は「目的・方法・結果・今後の課題」
に分けて整理すると見やすくまとまった報告になるのではないか。

長濱将第9回ゼミ報告(2009/6/16)〜ゼミ室が狭くなった一日〜

3.「X.本の交換会」に関して

■読み手に配慮した書き込みを
本の交換会で自分のほしい本を手に入れる戦略についての感想を述べている点は良い。が、
この書き方では現在の本の交換会のシステムを知っている人にしか意味がわからない。
現在のシステムでは「ゼミ生の紹介本は原則として一人一冊のみ買い取ることができる」
という説明が必要となるだろう。

■その日のテーマにそったコメントを
本の交換会から先生のお話を紹介している点は良い。ただ、その日の本の交換会独自の、
テーマに関するコメントがほしい。今回のような「Aランク以上の本」というテーマでは
少し難しい部分もあるが、中村君の報告にあるようなテーマに関する感想を載せると、
その日の交換会独自の報告ができるようになる。

中村貴治第八回ゼミ報告 (2009/6/9) 〜刮目最短記録更新!〜

4.「Y.刮目」に関して

■ゼミ生の発言も紹介してほしい
先生からいただいたお話を、感想レベルではなく要点をまとめて報告している点は評価できる。
ただ、やはりその日刮目でゼミ生が発言した内容についても報告してほしい。
その日のゼミでゼミ生が何を学び、何を話したかは読み手も気になるところ。
自分が気になった発言、面白かった発言でも良いので、一人でも二人でも紹介すると、
読み手が楽しむことができ、ともに刮目を共有することができる。



U.総評


1.ゼミ報告の型から

■構造を意識してまとめる
全体的に、各見出しいずれの報告においても構造がきちんととれていないように思います。
構造を理解することは、一つ一つの内容を体系的に理解し、また他のあらゆることへの
応用に活かすための非常に有意義な勉強になります。自分が書き込もうとしていることの
一つ一つが全体の中で何を意味し、どのような位置づけにあるかを意識して
文章化していきましょう。

■記録と評価・感想を分けてまとめる
上の構造理解とも通じることですが、自分が何を報告し、何を言いたいのかを理解し、
さらにそれが読み手に伝わるような表記の仕方を学んでいきましょう。

■エピソードに語らせる
勝又君の報告は「記録」としての機能は果たせていますが、「読み物」としてはまだまだ
読み手を引きつけるだけのものにはなっていません。ゼミ報告から学べることは「記録」
の残し方だけでなく、「良い文章・読み物」を書く勉強にもなります。「良い文章」が
書けることは、良い原稿を書き良きスピーチができるようになるためにも必要です。
社会人としてのスキルアップを図るためにも、色々なことから学び、成長していきましょう。

■タイトルを工夫する
報告にサブタイトル「新ゼミ生を獲得しよう!!」を載せていることは、これまでの
報告の型を踏襲し、読み手をひきつけています。しかし、報告内の各見出しについては
形式的なタイトルのみとなっています。ゼミ報告を見る人は全員が全員すべての内容を
見るとは限りません。ざっと見出しを流してみたときに、これはなんだ?読んでみたい!
と思わせるようなサブタイトルをつけることで、自分が時間を費やし書いた報告を
より多くの人に読ませることができます。またどのようなコメントが人をひきつけるかを
考えることもまた勉強になります。タイトル・サブタイトルにも意識していきましょう。


2.味のあるゼミ報告を

ゼミ生が持ち回りで報告をする中で、「型」を受け継ぎ、他のゼミ生の良いところを
吸収していくことはもちろん大切ですが、それらを踏まえたうえでそれぞれの個性を
活かした「味」のある報告をしていくことも、また読み手にとっての楽しみとなります。
普段より勝又君から「僕は文章を長く書くことが苦手で、できるだけ簡潔にまとめて
書きたい。」ということを聞いていたので、今回ゼミ報告の改善に際して添削をする際、
大野さんが大学院掲示板で報告しているように、要点と構造をまとめて簡潔に報告する
(エピソードを盛り込み、読み手意識を踏まえたうえで)という手もあるのではないか?
というアドバイスをしました。厳しくいうと、まだまだ今の報告では構造把握も要点の
抜き出しも不十分な状態ですが、意識的に整理をしていく中で、大野さんのような報告に
少しずつでも近づいていけるのでは・・と期待しています。
 長濱君の報告は「表記」に関して優れ、現在の報告の型の元を作り、さらには
ゼミ掲示板に革新をもたらせるほどの評価・効果をもたらしています。
 中村君の報告は読み手への意識が他に比べ非常に強く意識されており、「読み物」として
格段に優れていると思います。
 ゼミ報告においては、「記録としての良さ」と「読み物としての良さ」はベクトルが
異なり、互いにコンフリクトになっているといえます。これらをうまく統合し、
報告者の工夫に満ちた「味のある報告」をこれから一層高めていきたいと思います。


[44] 題名:ゼミ報告総括―良い報告から学ぶ― 名前:18期生 大野裕喜 投稿日:2009年07月27日 (月) 13時38分

 ゼミ報告の狙いは、大きくは
(@)良い報告(書)が書けるようになる事、
(A)「読み物」である事を意識して表現する事の感覚と力を付ける事、
の2つがあるのだと思います。

 今回の書き直されたゼミ報告の総括に当たり、@自分が良かったと思う人の
ゼミ報告を1つ(ないし2つ)取り上げて、それがなぜ良かったのか、その理由を
考えてまとめ、次のゼミ報告に活かせるようにする、方法を採りたいと思います。
 私は、皆さんのゼミ報告を読んで、中村君の「第八回ゼミ報告(2009/6/9)〜刮目
最短記録更新!〜」が最も優れており、次に長M君のゼミ報告が良かった
と考えます。
中村君と長M君のゼミ報告と、他の人のゼミ報告では何が違うのか、そして中村君と
長M君を比較した場合、なぜ中村君の方が良いのかを、それぞれ2点ずつにまとめて、
ゼミ報告について学んでいきたいと思います。


1.〈中村君と長M君〉と〈他の人〉のゼミ報告の違い


(1)視覚的な見易さを意識する
 中村君や長M君の報告は、文字の「大きさ」や「色」を変え、更に「ゴシック」に
「イタリック」、「アンダーライン」を駆使して、「読み手」がその内容を理解しやすい
ように工夫されています。
 視覚的な見易さを意識する事は、全体の構造を理解するだけではなく、重要な点を
知る上で非常に助かります。文章が長くなるようでしたら、それは尚更です。
片岡君が作ってくれた「書き込み遊具置き場」を適切に利用して、読み手が一目で
その内容を確認できるよう工夫していきましょう。

(2)段落を統一する
 構造を意識して書く事は、長くなる文章を意識的に区切って、項目ごとに簡潔に
まとめることでもあるのですが、もう1つ、全体の中でその議論がどのような位置を
占めるのかを整理することでもあります。
中村君の報告では、「T→1→(1)→@」と規則的に段落付けされており、例えば
(1)の項目が全体の中でどのような位置にあり、どのような次元で議論されて
いるかを容易に知ることが出来ます。長M君も■の数を変えたり、数字を使って整理
する事で、全体の議論が視覚的に分かりやすいよう整理されています。
 それに対して【】、<>のみを繰り返し用いれば、それは項目ごとに整理されてはいますが、
読み手にとって全体の議論の中でその段落・議論の意味を知る上では親切ではありません。
「T→1→(1)→@」など(他にもあると思いますが)、段落を統一して、全体の
中でその議論がどのような意味を持つのかを分かりやすいようにしていきましょう。


2.〈中村君〉と〈長M君〉のゼミ報告の違い


 中村君のゼミ報告と長M君のゼミ報告の違いは、即ち中村君と他の人のゼミ報告の
違いでもあります。今回、私は中村君と長M君のゼミ報告が良いと思い、その中で
両者の違いを明確にする為に、このような方法を採りましたが、長M君だけではなく、
他のゼミ生の方も確認して欲しいと思います。

(1)「読み手」を意識した文章
 多くのゼミ報告は、記録の観点で上手く整理されていると思いますが、私は
何かしらの引っ掛かりが常にありました。それは、恐らくゼミ報告の内容が量的に
充実しているかどうかというよりも、「読み手を意識して」書かれた文章かどうかだと
思います。
 記録として整理するだけなら、そこにいるのは書き手である「自分」だけであって、
「読み手」の存在がありません。(そして、そのように書かれた文章は、読み手の中に
「残る」どころか、極端に言えば、読み手の中に「入って」来ないものだとさえ
言えるのかもしれません。)
このゼミ報告は誰に向けて書いているのか、そして自分は何を書きたいのか、
何を書くべきなのかを意識することで、次第に読み手にとって生きた文章として
入ってくるのではないでしょうか。

(2)エピソード:「ゼミ生」に注目する
 記録だけではなく、「読み物」であることを意識するならば、「ゼミ生」に焦点を
当てることが肝要だと思います。その日のゼミで、
(@)その人が何をしたのか、
(A)それに対して自分は何を考えたのか、
(B)先生はどのような評価をされたのか、
を意識して整理することで、「読み物」として魅力的になってくると思います。
 中村君は、その日のゼミで刮目した小泉君に注目してゼミ報告を行っています。
自分が刮目した人でも良いですし、その他にも先生が評価されたゼミ生を取り上げる
ことも出来るでしょう。特に、先生が評価されたゼミ生が具体的に何をしたのか、
それに対して先生がどのようなお話をされたかを継続してまとめれば、それが
蓄積となって、自分達が何をすべきかを学ぶことが出来ると思います。


3.総評


 皆さんの最初のゼミ報告と、書き直した後のそれとを何度も読み返してみました。
報告の「型」を意識すると共に、個々の内容が分かりやすいように説明を加えたり、
順番を変えて項目別に整理したりと、以前と比較して読み易くまとめられていると思います。
 ゼミ報告を行えば、間違いなく力が付きます。今回意識的に書き直したことは、
次の報告に活かされると共に、それはゼミ報告だけではなく、普段のレジュメ作成や
スピーチ大会の原稿を考える際にも活かされていきます。
 今回、私は皆さんのゼミ報告を読んで、次に活かせる事を意識して総括を行い
ましたが、大切なのは、具体的な方法も然ることながら、他の人から学ぶことだと
思います。
 皆さんは誰のゼミ報告が良かったと思ったでしょうか。その人のゼミ報告を
読んで、それを自分のゼミ報告に活かしたでしょうか。
他の人のゼミ報告を読んで、何が良かったのか、自分ならどうするかを
考える事で、自分が実際にゼミ報告をするのと同じぐらい学べるのだと思います。

(スピーチ大会の時と同じですね。)他の人から真似び、それを自分の中で活かして、
これからもお互いに学んでいきましょう。


[43] 題名:第8回本の交換会〜男女・恋愛〜 名前:竹田俊亮(21期生) 投稿日:2009年07月27日 (月) 05時08分

7月14日に行われた本の交換会の報告をします。
テーマは男女・恋愛です。

◆紹介本リスト◆
出品者 : 著者名『本のタイトル』 出版社 評価 購入者

三戸先生
〇 山本周五郎『日本婦道記』(新潮文庫)A+飯降
 日本の女性の美しさを描いた!何度もお奨めされている名作である。

〇 ダニエル・キース『アルジャーノンに花束を』A+(早川書房)勝又
 恋愛ならばこれであろう!先生が感動したお墨付きの本である。

〇 広瀬正『マイナス・ゼロ』(集英社文庫)A+宮原
 今日一押しの本ということでゼミ生がかじりついた本!
 何人も手を挙げたが貰えるのはただ一人…
 ぜひ書店で購入して読みたい本である。

日尻田さん
藤沢周平『蝉しぐれ』(文春文庫)大野
 
マーク・クライン『SERENDIPITY』B(竹書房文庫)大野
 これこそ運命に導かれた恋である!

[A+]
中村 : 川端康成『伊豆の踊子』(岩波文庫)竹田
 日本を代表する作家のいわずとしれた名作である!
 なんといってもタイトルが良い!

大野 : スタンダール(小林正訳)『赤と黒(上)(下)』(新潮文庫)長M
 フランス文学の不朽の大傑作である!

岩城 : 三島由紀夫『潮騒』(新潮文庫)中村
 これぞ純愛!セカチュウなんて目じゃない!

[A]
竹田 : ベルンハルト・シュリンク『朗読者』(新潮文庫)中村
 今最も旬の恋愛小説!

坂倉 : フランソワーズ・サガン『悲しみよ こんにちは』(新潮文庫)今村
 わずか18歳の著者が書いた映画にもなった青春小説。
たくさんの女性作家がいるが、この人は3本の指に入るであろう。

今村 : 夏目漱石『こころ』(角川文庫)坂倉
 精神的に向上心のないやつは馬鹿だ!恋愛の醍醐味はきれいな恋物語だけではない。

清野 : 伊藤左千夫『野菊の墓』(新潮文庫)
 現代とは違い、結婚相手も家族が選ぶような時代の話だが、忘れ去った日本の心を彷彿させる。

長M : 綿矢りさ『蹴りたい背中』(河出文庫)飯降
 当時芥川賞を史上最年少で受賞した作品。高校生の甘酸っぱい恋心がにじみでている。

大平 : 山田詠美『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』(角川文庫)片岡
 特に興味がない人でもこれを読めば、黒人音楽に引きつけられる!

玉乃井: 島田理生『ナラタージュ』(角川文庫)勝又
 恋愛といえば失恋。この本には失恋した時の感情がたっぷり詰められている。
 あの切ない感情を味わいたいなら、これを読んでください。

[A-]
片岡 : 宮脇檀『男と女の家』(新潮選書)大平
 男と女それぞれの視点から、本当にいい家というのは何なのか?
 
[B+]
近藤 : 東野圭吾『変身』(講談社文庫)井上
 愛したいのに愛する気持ちが消えていく…。
 脳死A案可決!作者は今人気の作家!今読まなくていつ読む!
 脳移植手術を受けた青年にしのびよる灰色の恐怖を描くサスペンス。

勝又 : 乃南アサ『あなた』(新潮文庫)玉乃井
 新感覚ホラー。主人公につきまとう怪奇現象。怪奇現象の正体は「わたし」。
 あなたはあなた自身を知っていますか?
 
井上 : 篠田節子『百年の恋』(朝日文庫)大野
 NHKのドラマ「百年の恋」の原作である。
平成日本の現代の夫婦を表している。いまどきの男と女の本音が見える!
 
[B]
宮原 : 『I miss you…』(ディスカバー・トゥエンティーワン)清野
 男も女もとにかく切なくなる!読者によって創られた恋の一行詩!
人気シリーズ第11弾まで出ている。

感想
最近恋愛をしていない私ですが、久しぶりに恋愛小説を目の当たりにし、青春の頃を思い返しました。
私は自他ともに認める草食系男子ですが、夏を向かえるにあたって・・・

今回挙げられた恋愛小説を読破したいと思います!




[42] 題名:ゼミ報告改善しました!〜報告により身に着く力とは!?〜 名前:竹田俊亮(21期生) 投稿日:2009年07月26日 (日) 15時39分

1.はじめに

先日、大野さんを始め、佐々木さん、太田さんからいただいた書き込みを元に、
3年生は4年生のアドバイスを受け、ゼミ報告のやり直しを行いました。
ここに、これまでの以前のゼミ報告と書き直したゼミ報告のリンクを貼りました。
これをもってやり直しの報告を一区切りとします。
そして、これから3年生が、また後期以降の2年生が報告のレベルが下がらないように、
私自身が考えるゼミ報告を書くことでどのような力が着くのかといった事をまとめます。
これで、目標を明確に持つことで意識が高まることを期待します。

2.やり直したゼミ報告

第〇回ゼミ報告(報告者)

第1回ゼミ報告(竹田)
第1回ゼミ報告 改善版(竹田)

第2回ゼミ報告(勝又)
第2回ゼミ報告 改善版(勝又)

第3回ゼミ報告 改善版(長M)

第4回ゼミ報告 改善版(宮原)

第5回ゼミ報告(安齊)
第5回ゼミ報告 改善版(安齊)

第6回ゼミ報告 改善版(竹田)

第7回ゼミ報告 改善版(高松)

第8回ゼミ報告(中村)
第8回ゼミ報告 改善版(中村)

第9回ゼミ報告 改善版(長M)

第10回ゼミ報告 改善版(宮原)



3.ゼミ報告によるスキルアップ

現役生の皆、そして未来の三戸ゼミ生に向けて、現在考えうるゼミ報告によって身に着く力を挙げたいと思います。
当り前のことですが、意識することで目標を立てやすいと思います。
以下のこと以外でも挙げることができるなら、適宜追加したいと思います。
(まとまり次第三戸ゼミpediaに掲載します。)

<理解力>
1回のゼミを振り返るので、何が行われたかを明確に把握しなければ、書くことができない。
特に勉強に関しては、毎回難しい内容をしているので、復習することにより勉強内容についての理解が深まるとも言える。

<書く力>
報告は人に読ませるものであるので、書き方を工夫せねばならない。
誰が読んでも、読みやすく(型を意識)、わかりやすく、面白いと思えるようなものになれば、書く力は十分にあると言える。

<独創性>
ゼミ報告には型というものがある。人の創造力というのは、型を自分のものにした上で、出てくるものである。
よって、報告の型を意識することで創造力を身につけることができる。




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