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報告の前に・・・


@まずは、報告の「型」を確認しよう!
(該当ナンバーをクリックすれば、詳細が確認できます)
1.文献の表記の仕方
2.構造を意識してまとめる
3.記録と評価・感想を分けてまとめる
4.エピソードに語らせる
5.タイトルを工夫する


A投稿時の注意点
投稿する際は、初めに「削除キー」を設定してください(設定キーは自由)。
「削除キー」を設定すれば、投稿後、加筆、修正、削除が可能となります。

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[309] 題名:2011年度後期第2回ゼミ活動報告 名前:新山公太(24期) 投稿日:2011年10月12日 (水) 07時49分

11/01 AM 01:30、報告が90%ほど完成致しました。
三戸先生、OB/OG並びに現役生の皆さん、
報告が大変遅くなり、誠に申し訳ありませんでした。
―――――――――――――――――――――――――――

後期に入り、早くも2回目のゼミを迎えました。
今回の活動報告は二年の自分が初担当をさせてもらいます。

近頃は徐々に肌寒くなってきて、体調を崩す人の様子がちらりほらりと耳に入ります。
ゼミでも今回は病欠が目立ち、前回同様低い出席率と相成りました。

体調管理もスキルの一つ。
何より体に気をつけて、勉強に励んでいきましょう。
自分の方はひとまず、夏合宿以降続けている早寝早起きをこの機に習慣化してしまおうと画策中です。

それからもう一つ。
今回の報告はその大部分を先輩の力に頼る結果となってしまいました。
悔しいです。
しかしすでに出てしまった結果に対して、
ただ悔しく思うだけならば後悔となります。
これを反省して、次に活動報告を担当する時には24-48-96ルールを実践します。
(これが企業に勤める身であったならば、“次”があるかは分かりませんね)


≪目次≫
T.基本情報
U.ドラッカー勉強
V.本の交換会
W.刮目
X.今日イチ

削除キー【1011】

T.基本情報


【日時】10月11日(火)16時30分〜23時00分
【場所】経営学部B棟334号室
【出席情報】※カッコ内は欠席者、敬称略
<20期生>中村
<21期生>(勝又)
<22期生>近藤、坂倉、清野、(小林)
<23期生>市川、衛藤、(松井)
<24期生>新山、(石嶺)、(坂井)、(高橋)、(菊池)
出席率:50%(7/14)


U.ドラッカー勉強


※今回より、「司会」をゼミ幹以外が担当するシステムが取り入れられ、
 4年生以上がその役割を担って勉強を行うこととなった。
 

(1) 今週のテーマ ―テキスト序章の再検討と共有

【レジュメ担当班】亀ビール(報告者:22期坂倉)
【レジュメタイトル】「序章 ドラッカー理論の思想的基盤」理解

<レジュメ目次>
 1.はじめに
 2.ドラッカー理論とは
 3.ドラッカー理論はいかにして生まれたか
 4.ドラッカー理論の構成 
   (1) 規範論(自由論)、(2) 理論(産業社会論)、 (3) 政策論(経営管理論)
 5.他の理論との関係性
   (1) マルクス主義、(2) ウェーバー
 6.まとめ


前回の夏合宿(9月21~24日)における序章の勉強では、担当班の理解、主張が前面に立っており、
初めのテキストの検討において重要な、「まずテキストに何が書いてあるか」を
理解するレジュメにはなっていなかった。よって今回は、「テキストの内容理解」を主な目的とし、
序章において取り上げられている、以下の内容について把握を行う。

@グローバルな理論がいかにして生まれたか
Aそのグローバルな理論はどのように構成されておりそれぞれがどのような関係にあるか
B序章にあるドラッカー以外の理論がドラッカー理論にどのように関係しているのか。
(以上、@〜Bはレジュメより引用)
更に、出てきた疑問点の確認、共有を行い、一区切りとする。


(2) 勉強内容

(@)序章概要の確認

担当班の報告後、質疑応答を行った。出た質問を、幾つか列挙する。
○「(テキスト)自由とは権利というよりはむしろ義務である」とは、どういうことか。
○商業社会における「物質的現実」とは、「市場」と、そこで売買を行う「人間の存在」でよいのか。
一時間ほどで疑問点が出なくなったため、一通り概要の確認が済んだと判断し、疑問点の共有に移った。

(A)疑問点の共有

担当班がレジュメの末尾に6点の疑問点を列挙しており、共有を試みた。
しかし、「序章」というテキスト全体を概観した章の中で検討を行うことは難しく、
それよりも、今後の第一章、第二章、第三章の個々の節の中で、
これら疑問点の検討を行うことの方が有効であると考えられたため、
今回の議論における疑問点の詳細な検討は見送られた。⇒課題@へ

(B)黒板を利用した序章概要のまとめ

「序章概要確認の勉強に一区切りがついた」ことを確認するため、15分程時間をとり、
各チームが黒板に、“序章のサブタイトルである「ドラッカー理論の思想的基盤」は何か”を
短くまとめて書き、その後にそれでよいのか3チームによる議論を行う形式が取られた。
 しかし、三班とも「思想的基盤とは何か」の問いの理解に食い違いが見られたため、
議論の進行は上手くいかなかった。⇒課題Aへ


(3) 今後の課題(⇒リンク)

課題@:序章担当班は、今後の第一章、第二章、第三章の議論の中で、各担当班に、
これらの疑問点を投げかけていくこと


序章の枠内では、列挙された疑問を解消していくことは困難であるため、
担当班が自分達の出した疑問点(勉強)を大切にしていくことも踏まえ、
自ら今後の各章の検討の中で、疑問点として投げかけていくことが求められることとなった。

課題A:a)「ドラッカー理論の思想的基盤は○○と○○である」を穴埋めする。
b)序章の内容を500〜1000字でまとめる。


思想的基盤の理解が浅く、議論の進行ができなかったため、三戸先生より次のゼミまでに、
a)「ドラッカー理論の基盤となる思想は○○と○○である」を穴埋めすることと、
b)各班は500〜1000字の序章概要のまとめを行うこと、
以上の二点を「現役生勉強用掲示板」にそれぞれ投稿することが課題とされた。



■三戸先生によるレジュメ評価  ⇒ /10点!

@「はじめに」で提示された論点に、結論で答えるかたちにはなっていない。
A最後の「まとめに」が段落分けされていないなど、読み手に配慮されていない部分が見られた。
B概要としては、一先ず良いだろう。6点か、8点か迷ったが、その中間となった。
※その他、勉強として不足の点は、以下の<コメント>を参照

■三戸先生の勉強全体へのコメント

@「はじめに」で「グローバルな理論」が強調されているが、
 まず、グローバルな理論とは、“どのような意味”があるのだろうか。
 何故グローバルな理論だと、良いと言えるのだろうか。
 それがわからなければ、「グローバルな理論」とは何か、充分に理解できたとはいえないだろう。
A「規範論(自由論)」となっているが、規範論は人間観なのだろうか。
 社会論「社会は機能せねばならぬ」とは、規範論ではないのだろうか。
B「政策論」の書き方が、
 「ドラッカーは社会の構成単位たるそれぞれの組織体に自律性を付与し、
  /各組織体の内部で各人に自由と機能をあたえることを目指し、
  /管理に自由と機能の相即的な諸施術をとり、
  /高潔なる品性の所有者のみを管理者にすることでそれを可能にする」と4点に分かれているが、
 それで「政策論」として過不足はないだろうか。考えてみるとよいだろう。


V.本の交換会


今回の本の交換会のテーマは「戦争」でした。
詳細に関しては、上記【310】
本の交換会幹事である市川さんがまとめてくれています。

三戸先生による、戦争本の分類とは?また、必読のお勧め本とは!?
今回は、いつも以上に「先生のお勧め本」が見られると思います。
是非、報告をご覧ください。


W.刮目


刮目を一つ、取り上げたいと思います。

○ 衛藤さん刮目「ゼミ幹として」

最近、毎週のゼミ毎に課題を立て、その課題を全うしていくことを自らに課している衛藤さん。
今回の刮目ではゼミのメンバーシップに触れ、
@自分の報告に松井がすぐに書き込み(今日イチ)をしてくれたことが嬉しかった。
A今、二年生が来ていない。ゼミ幹として連絡を徹底し、
 二年生が揃った状態で次回のゼミを迎えられるようにしたい。
と次回のゼミまでの課題を明らかにしました。


X.今日イチ


【市川宗近(23期)】
目下の者としてきちんと振る舞えないと、目上の者として振る舞えない

コミュニケーションの取り方としては、目下の者が最後の方がいい。
掲示板の場合で考えると、自分が目下の場合は、最後の返事をすべきである
(たとえば、ありがとうございました。で締めくくるなど)。
そうすることが、目下として振る舞うということである。
このことは、先生が以前おっしゃっていた、
先輩として振る舞おうとしないと先輩にはなれない。
という言葉と似ている。
夏合宿の時、先輩として振る舞うとは、
自分が先輩にしてもらったように後輩にする
ということであると学んだ。
以上のことをまとめると、自分の立場をわきまえて、
立場にあった振る舞いを心がけることが大切であると言える。
このことは、言うは易し、行うは難しである。
日々意識し、行動したい。

【中村貴治(20期)】

新山君、初めての報告をあげてくれて、どうも有難う。
書き込めていなくて、大変申し訳ない。すぐに書き込みます。
――――――――――――――――――――――――
<学生のときに知るべきこと>

学生のときに知るべきことは、主に二つある。 
 第一に、「勉強の仕方」である。
 第二に、「勉強は楽しい」ということである。

――――――――――――――――――――――――――ー

三戸先生のこのお話を聞き、自分としても思うところがあった。
学生のときに学んだ個別の内容について覚えていることは、少ない。
また、それをそのまま使うことも、少ない。
例えば、社会に出て古文の文法を使うことは少ないだろうし、
文系に進んでしまえば数学の公式を使うことも、ほぼ無いだろう。

だが、「勉強の仕方」、「勉強は楽しい」ということは、違う。
「勉強の仕方」を体得すれば、日々の生活の中で起こる現象を、
自分で問い、分析し、学んでいくことができる。
そして、「勉強は楽しい!」ということを知れば、
そのように学んでいきたいと思い、日々の生活、自分自身が豊かになってくる。

実際、勉強をしていて、今までわからなかったことがわかるようになる。
できなかったことが、できるようになる。
そのような新しい自分を見出すことは、とても楽しい。

勉強をすることで、その対象についての知識を深めることももちろん大切だが、
それ以上に、“どのようにするのか”。
そのプロセスこそが何よりも重要なのだと、改めて感じた。

【坂倉尚道(22期)】

[損得を大局的に考える]
 組織や周りの人との関わりの中で、人が何によって動くのか、という方程式を教えて頂きました。

@組織に対する貢献≦組織からの誘因

マネジメントとは「組織の維持・発展=組織の目的達成」であり、
それは組織のメンバーの組織目的への貢献によって成り立っている。
その貢献を確保するには「組織に対する貢献≦組織からの誘因」でなければならない。
組織からの誘因がそれ以上になければ、組織に対する貢献は得ることはできない。
(先生が講義でドアを教えた学生に対して出席カードをお配りになるのはこれを教えるためである。
(講義の目的=知識の授受)
「=」ではなく「≦」であるのは、「経済的誘因」だけでなく「精神的誘因」がなければならないことを意味する。

A人・組織と関わることで得ることができるもの≧失うもの

では、普段私たちがどのように考えて動いているか、というと
「人・組織と関わることで得ることができるもの≧失うもの」と考え、動いている。
得ることが失うことよりも多いと感じれば、人・組織と関わろうとし、少ないと感じれば関わろうとしない。
そこで大切なのは、個々人が「何を得ている(失っている)と感じるか」である。これは人によって異なる。
人の視野の広さとは、この能力を指し、これをより長期的・広範囲的に考えられる人が視野の広い人である。
そして、それを主観的にしか考えられないことを「一人よがり」という。

この二つの方程式は、損得の方程式であるが、この損得を大局的に捉えられることが大切である。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

以上、「人の動機」について
二つの方程式(「組織の観点」と「個人の観点」と分けられるのでしょうか)
を教えて頂きました。
経営学を学んでいる者として、この考え方を生かして、
自分が組織とよい関わり方ができるようになると同時に、
人を動機づけられるようになりたい
、と思いました。
 まずは、「(組織と関わることで)何を得ていると感じるのか」
をまずは自分で意識化・客観視しなければならない、と思います。
「感情」レベルから「思考」レベルにまで昇華させるということでしょうか。
そうすることで初めて自分の視野の広さ、狭さが分かるのでしょう。
自分だけでなく、他人のものも分かるようになることで、
人を動機づけられるようになるのだと思います。
 もう一つ重要なのは、組織から得られることを「感情」ではなく
「心」で捉えなければならない、ということです。
(「心」とは何か、というのは自分の中でまだはっきりと分かっていませんが)
組織の維持・発展のためには、「精神的誘因」を与えられることが最重要であるとすれば、
自分が「組織とよい関わり方」をするためには、
その「精神的誘因」が分からなければならない。
それはおそらく「感情(快、不快)」レベルのものだけだはダメだと思います。
(家でテレビを見ていても得られますから。)
組織によって違いはあると思いますが、
その大きさや次元の高さこそが「組織の維持・存続」にとって重要なのだと思います。
精神的誘因の次元の高い組織に属するものは、
その精神的誘因を理解し判断できるための「心」がなければならないでしょう。

【衛藤雄介(23期)】

新山君、24-48-96ルールの1つ目である、
その日のうちの書き込みを実践してくれてとても嬉しい。

しかし2つ目の指摘をしておきながら、
自分自身が書き込んでいなくてすまない。

-------------------------------------------------
ゼミの中で、先生から

何かを行う際には
@始める前に「なぜやるのか?」
 (何をやるのか?どこまでやるのか?)
 という問いをたて、
A終わった後に「それで十分だったのか?」
 という分析を行う。
@Aを繰り返すことで、自分の能力を生かすということを知る。

ということを教わりました。
三戸ゼミでは以前からもこのような話は登場していましたが、
現状の自分を考えると、ゼミの場で勉強を進めようとしても
先生からの「なぜやるのか?」という問いに対してすぐに答えられなかったり、
終わった後も自分のやったことについて十分な検討を行えていないため、
似たようなポイントでつまづいてしまうことがよくあります。

再びこの原点に戻った活動を心がけたいです。


【新山 公太(24期)】

≪知識を使う

自分はこの日から開講された先生の講義『企業と社会』を受講しています。
しかしその後、ゼミの場で「どうだった」と先生に尋ねられた際、
上手く言葉をまとめることができず、拙い感想しか口にできませんでした。
これは先生が話された情報を“使う”ことができなかったためです。

そもそも学ぶということは情報に対し、
その概要を掴み、知識として使うこと。
しっかりとした《インプット → アウトプット≫を経なければ、
本当の意味で学ぶということからは遠のいてしまうことになります。
自分は昔からアウトプット面が苦手であると感じていたため、
掲示板や刮目といったゼミの場を活かして、それを克服してゆきたいです。

 > 中村さんと衛藤さんへ
 不慣れな自分に言葉を掛けて下さり、ありがとうございました。
 ですが、責任を果たせていなかった自分に対して謝意を持たれることはありませよ。


[308] 題名:春3報告!! 名前:市川宗近(23期) 投稿日:2011年10月06日 (木) 11時57分

春学期の今日イチから3つ選んで投稿した結果は以下のようになりました!!
【削除キー haru3】



第4回ゼミ


【市川宗近(23期)】
タイトルのつけ方ということに関して学びました。
タイトルつけることで、自分は、あるいは他人は、そのことを
どのように評価しているのかということを理解しやすくなるのです。

タイトルをつけるということを、日頃意識していない
私にとっては、タイトルをつけることを意識することによって、
よりよいタイトルがつけられるようになろうと思いました。
タイトルということに関しては、スピーチ大会のテーマがあります。
前回の反省点に加え、ここでの学びもプラスして、
第二回スピーチ大会のテーマのタイトルを考えます。

【衛藤雄介(23期)】  2011/05/24 03:48
 自分は刮目にてゼミ開始から一ヶ月経った自分を省みて、
まだまだゼミ幹事どころかゼミ生としての必要な点も満足に
できていないということを反省しました。その際先生より頂いたアドバイスは
“注意されたことはすぐ直し、やってみろと言われたことはすぐやる”
ということでした。
ゼミ生として何をすれば成長できるのだろう?と途方に暮れていた自分にとって
明確な道しるべができたように感じました。

しかし、このコメントの日時を見ればわかるように、
自分は『すぐに』の部分が圧倒的に欠けております。
なんとしても2年生が入ってきた時に、
先輩として恥ずかしくないよう自分の欠けている部分を
直していきたいと思います。


第5回ゼミ


【市川宗近(23期)】
本の内容に小見出しをつけるということを、私は初めてしました。
小見出しをつけることで、本の展開を理解しやすくなることを学び、
このことは、他の文章にも使えると思ったのと同時に、
その難しさを実感しました。
目次から全体の内容を理解する、それとは逆に、
全体の内容から目次を考える。
今までと違った、本の新しい読み方が、自分の中で少しわかってきました。

第6回ゼミ




第7回ゼミ


【中村貴治(20期)】

〔安かろう、悪かろう〕
全国にチェーン店を展開していた、焼き肉屋えびすが食中毒による死者を多数出している。
かつては、「安かろう、悪かろう」であり「安いものは何か悪い点があるのではないか」と
想像力を働かせるのが、“大人の知恵”であった。 
しかし、効率化が進み低価格・高品質が当たり前となり、現在では「安いが一番」となって、
そこに潜む「悪かろう」に対する意識が希薄となっている。
人は過つという当たり前の人間理解にもう一度立ち返ることが、必要ではないだろうか。


第8回ゼミ


【市川宗近(23期)】
現象が言葉になる時
80年代に生まれた「サービス残業」という言葉。
サービス残業の末には、過労死の道をたどる人もいる。
しかし、「サービス残業」という言葉より以前から、
無給の仕事時間というものは存在した。
現象としてはあったが、それを表す言葉がなかっただけである。
それは、何故か。
構造の中に埋もれてしまい、皆が無自覚であったため、
問題にされなかったからだ。
人々が自覚し、問題にしたから、「サービス残業」という言葉が出来たのである。
人は、言葉を通して、物事を考える。分かるために言葉があるのだ。

【中村貴治(20期)】

〔人を動かす、ついてこさせるには何が必要か〕
人を動かすために必要となるのは、
・利―害(損―得)
・正当性(広くいえば善―悪)
である。「こちらの方が得である」というだけでは、人は動いてくれない。必要なのは、
周りが「その通りだ」とうなづいてくれる、正当性があることである。正当性の無い行為は、
周りがうなづいてくれず、受け入れてもらえない。
-------------------
ドラッカーの社会理論にも、「正当性」があったと思います。
(ゼミでの勉強にはまだ出てきていませんが)
併せて考え、より理解を深めたいと思います。


第9回ゼミ


【中村貴治(20期)】

〔「消費者」とは何か〕
@現時点の自分が価値を分かるもののみ、その価値を認める。
 ⇒「今の自分の度量衡ではまだ理解できない、深い価値があるのではないか」とは考えない。
   「購入しようとしている商品の価値が全て分かっている」ことが、「消費者」の前提である。   
 例:学生が、今の自分で意味のわかる、価値のわかる講義のみを選択的に受講する。

Aコスト―ベネフィットの枠組みで考える。
 ⇒(社会関係も含めて)「自分にとってどれだけ利益があるか、コストを払わずに済むか」で考える。
 例:結婚を、相手が自分に対して何をしてくれるか(金をくれる、高い容姿をもって
   隣にいることで自分の価値を証明してくれるなど)、
   自分が払うコストが少なくて済むか(共同生活に生じる苦痛が少ない、子育て
   等の苦労が少ないなど)で判断する。 

B消費し終わったものには、その価値を認めない<?>
 ⇒「消費」は一度きりの行為であり、「そのものが長期的に自分に影響をもたらす、
   またもたらすようにしなくてはならない」ということに考えが及ばない。
 例:ベストセラー本に共感・納得したはずなのに、自分の生き方にその内容をフィードバックできない。
――――――――――――――
「消費者―生産者」の概念が重要となってきていますが、まだまだ理解が必要であると感じています。
特に、上記Bについては、もう少し理解を進めなくてはならないと思います。またAについても、
必ずしもそれが悪いことではない、と思います。それがどんなときに問題として徴候化するのか、
ということについても考えを深めたいと思います。(その「利益」が、ただ自己利益であることが
多かったり、極めて短期的だったり、といったことでしょうか。「生産者」との対比で考えれば、
そこから自分が何を生みだすのかといった視点に欠けるということでしょうか)
@〜Bの要素が相互に関係し合っているということかもしれません。


第10回ゼミ




第11回ゼミ


【坂倉尚道(22期生)】
先生に、議論が上達するために必要なことを教えて頂きました。

@論点を絞る、論点を明確にする
A掲示板の議論を批判的に読む習慣(納得できるーできない、なぜか)
------------------------------------------------------------------------------------
習慣がなければいざという時にできない、ということはいろんな場面にあてはまります。
本番でできなかった際に、その習慣の欠如を実感することは誰でもあると思いますが、
その気づきを活かし、次から自分が意識的に習慣づけられるかどうか、
が「勝負の分かれ目」になるのでしょう。
「掲示板の批判的検証」や「good job、bad job」を皆で習慣づけしていきましょう。

【衛藤 雄介(23期)】
勉強の中で、「妻や子供を守るのは夫の義務(責任)だ」という発言をした際、
先生から「義務」と「責任」の違いは何か考えてくるように、と課題を出されました。
ここに、簡単にですが自分の考えを述べたいと思います。

『義務』(〜しなければならない)は、
“社会的にそれを行うことが要求されていること”
であり、例えば「借りた金は必ず返す」ことは法律でも決められているように
社会が決めたルールであり、『責任』という言葉よりも『義務』という言葉で表現されることが多いです。

「責任」(〜すべき)は、
“個人的にそれを行うことを要求すること”
であり、例えば「借りた恩は必ず返す」ことは上と違って法律では定められておらず、
それぞれの個人が「そうしよう」と強く思うことにより成されることです。
これは『義務』とは言えず、『責任』と言えるのではないでしょうか。

以上が、「義務」と「責任」の違いではないかと思います。

よって、今回の勉強では「妻や子供を守る」ことは、“社会が”そう定めていることなのか、
“個人が”そう考えているのか、その点をしっかりと使い分けるべきでした。
ちなみに自分の意見を述べると、上の「妻や子供を守る」ことは自分自身がそう考えているゆえに
『責任』であると思います。


【新山 公太(24期)】
自分はこの回がゼミへの初参加となりました。

一番印象に残っていることは、
やはり「なぜ自己紹介をするのか」ということが自分にとって明確になったことです。

自己紹介をする目的は、初対面の人、人たちに対して
 (1)自分の名前を覚えてもらうこと
 (2)相手に関心をもってもらうこと
 (3)相手に好意を抱いてもらうこと
という三点が挙げられます。

これまで自己紹介をする機会は幾度もありましたが、
こうしたことを意識することはまるでなく、ただこなしてきただけでした。
しかし今回を通じて、
意識次第で日常の事柄からでもさまざまな発見を行うことができ、
更に発見を認識することで、自身の行動をよりよくできるということを知りました。

以前、自分の仕事について「なぜ何々をするのか」「何を目的として行うか」といった定義づけを行わない、
すなわち哲学的思考を持たない者は二流以下にならざるをえない、という文章を読んだことがあります。
自分もこれからは物事に対し、「それは何であるか」「その目的は何か」というその意義を問う姿勢を常に心がけたいと思います。



第12回ゼミ




第13回ゼミ


【坂倉尚道(22期)】

今回のスピーチ大会では、
「良い話」の中の「面白い話」の「笑える話(ほとんどが自虐系…)」を目指して原稿を考えました。
ポイントを決め、ネタをいくつか詰め込んだのですが、
狙い通り笑いをとれたり、また失敗したりとポイントによって様々でした。
失敗したのは、
「間」や「声の強弱」が不十分で、観客を話に十分に引き込むことができなかったり、
余分な説明をしすぎてしまったり、と詰めの甘さを実感しました。

特にオチの部分では、
先生に「最後に余計な説明をいれてしまった」とコメントを頂きました。
特にオチをいれる場合は、「余韻」で楽しませることが大切ではないか、と気づきました。
これからも自分のスピーチの向上に励んでいきたいと思います。

【衛藤雄介(23期)】
祝!書き込み数300件突破!!

今回はテーマがとても難しく、
どのポイントを意識して原稿を作ればよいのか、
とても迷いました。
実際その迷いは当日の他の人のコメントにも表れていたと思います。

先生に聞いてみたところ、
“自慢話を自慢しても、聞いている側は面白くない。
どのように工夫(ネタ)を入れて面白くさせるかがポイント”
という話をされました。

工夫の活かし方という点でいくつか評価の際先生から指摘されたので、
次回のスピーチでは必ず取り入れたいと思います。


【新山 公太(24期)】
こちらでの挨拶が遅れました。
6月28日から三戸ゼミの一員となりました、新山公太です。これからよろしくお願いします。

このゼミは毎週さまざまなことを気づかせてくれますね。
単に新しい情報が得られる、という意味ではなく、普段から知っているはずの物事に対してもより深いところや新しい側面を知ることができて、そのことが実に楽しい。それと同時に日々の自分の浅薄さも痛感し、自分をどんどん育成してやろうという気になります。先生・先輩・同期の人関わらず、何か気付いたことがあればびしびし指摘してやって下さい。

 今回は初めてのスピーチ大会を迎えて、自分の至らなさをまた一つ実感しました。特に三戸先生もご指摘されたよう、話術面での改善点が山積みです。実際にスピーチを始める前でも気をつけることのできた部分が多く、その点を意識して、次の大会では一段階、二段階上のものを目指したいと思います。



第14回ゼミ


【坂倉 尚道(22期)】
前期最後のゼミは「新歓」でした。(詳しい内容は報告者の松井君に任せます。)
新歓の日に新入生を迎える立場の3、4年生は、先輩としてあるまじき行為をとってしまいました。
それは、新入生の数人をゼミの途中(最後の刮目の時間)で家に帰してしまったことです。
なぜ、これがあるまじき行為なのか?この日は、「新歓」の日だったのです。
つまり、新入生を「仲間」として迎えるための日であったのです。
「インフォーマル」な関わりがあって初めて「仲間」として迎えることができます。
先輩なら「終電なんか気にせず、今日は俺の家に泊っていけよ!」と声をかけるべきだった。
何故、自分は呼び止めることができなかったんだと悔やんでおります。

新歓が終わった後、三戸先生にその行為に対してご指摘を受け、
更に先生は「もう完全に日本的経営は崩壊したな」とおっしゃられていました。
「新歓とは何のための場か」を考えられていなかったとということに加えて、
これまでの日本人なら当然のようにとっていた行為を、私たちは当然のようにとらなかったということです。
私たちは、ゼミや日本全体で起こっているこの問題に対して、
「なぜそうなってしまったのか?」「本当にそれで良いのか」と考え直さなければなりません。


【新山 公太(24期)】
自分の浅慮で先輩方をを思い煩わせる結果になってしまい、反省しきりです。
新歓企画で食事をしている最中、
三戸先生が最低限“新歓”、“夏合宿”、“追い出し合宿”に参加していないようではゼミのメンバーであるとはいえない、という話をしていました。
組織にただ在籍しているのではなく、本当の意味で所属している、
「仲間」であるとはどういったことであるかを考えさせられました。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★



春3全体を見直してみて、
春学期のハイライトのような感じで、
“復習”になりよかったです。

各自それぞれが同じ空間で学んだにも関わらず、
今日イチが違うというのは、
極めて当たり前のことのように感じますが、
そのことを学べる空間というのは、あまりなかったのではないでしょうか。
今の私には、そこから意味を引き出すということは、まだできません。
○○はそう考えたのか、そう受け取ったのか、と感じる程度です。
が、今後なにか意味を見出そうと1回1回の今日イチを意識的に見ることで、
秋3の時には、なにか小さなものであったとしても気付きが得られる
のではないかと感じています。


それと、改めて実感したことは、
ゼミで学んだことと、そこから自分で発展させた内容などは、
きちんと分けて書くべきである(両方あれば尚可)ということです。
そちらの方が、読んでいてその時のゼミの雰囲気を思いだせるから
面白いのです。
私は、2年生の時、そのことを“型”として学びました(ゼミ報告の書き方として)。
その“型”を、春3を眺めることで、
何故それがいいのか、本当にそれがいいのか、確認できました。
ゼミ活動報告と違い長さが短く、かつ数もそれなりに多いので比較しやすいというのが
理由だと思います
春3を見て、みなさんもそう思いませんか?
今後の今日イチに活かしていこうと考えています。


**3を見返したことで、
・今日イチを見ていく一つの視点(のようなもの)を得られた。
・改めて、先輩方が残してくださった“型”というものの凄さ
 そして、それを活かすべきだ。

ということが、私の中では学びだったと思います。


春3からの春1、皆さんもやってみませんか?
皆さんの意見聞いてみたいです。







[307] 題名:211年度後期第1回ゼミ活動報告〜課題とは何か?〜 名前:衛藤雄介(23期) 投稿日:2011年10月05日 (水) 02時11分

いよいよ、後期のゼミが始まりました!!

夏合宿から10日を経ての後期第一回ゼミとなりましたが、
合宿から得た熱い思いを保ちつつ、後期のゼミに取り組んでいきたいと思います。


さて、後期においても今年から行っている「24-48-96hルール」による3回書き込みは
継続していくつもりです。
後期第2回から2年生が活動報告を担当していくことになりますが、
上のルールを守らせつつ、後に残るような活動報告になるよう、
先輩としてしっかり指導していくつもりですので、OB・先輩の方々はどうかご期待ください。
2年生のみんなは、一緒に頑張ろう!!


≪目次≫



T.基本情報
U.夏合宿勉強の総括と後期に向けて
V.夏の課題について
W.第2回スピーチ大会テーマ決め
X.刮目
Y.今日イチ



削除キー【1003】



T.基本情報


【日時】10月3日(火)14時40分〜23時30分
【場所】経営学部B棟334号室
【出席情報】※カッコ内は欠席者、敬称略
<20期生>中村
<21期生>(勝又)
<22期生>近藤、坂倉、清野、(小林)
<23期生>市川、衛藤、松井
<24期生>新山、(石嶺)、(坂井)、(高橋)、(菊池)
出席率:57%(8/14)


U.夏合宿勉強の総括と後期に向けて


夏合宿の勉強の振り返りをこの時間に行う予定でしたが、
結論から言って失敗してしまいました。

原因としては、
・先生との確認がなされておらず、「何がしたいのかわからない」時間になってしまった
・用意したレジュメが情報不足であり、欠席者に理解させるためのレジュメではなかった
ことが挙げられます。

よって次回以降のゼミでは、以下のような目的と流れで勉強を行うことになりました。

【目的】
・夏合宿で勉強した章についてより深く理解する
・合宿参加者とそうでない人とでの勉強の理解を共有する
・後期の勉強にむけて各章の課題を検討する

【流れ】
@その週の担当チームからレジュメを元に説明
A内容について質疑応答
B担当チームから夏合宿で残された課題から1つ選び、チームで回答を発表
C回答について他チームとの議論

【振り分けと担当】
10月10日…序章(亀ビール)
10月17日…第一章(TNI+1)
10月24日…第二章(タバスコJAPAN)
※ただし、週ごとにチームの課題で偏りをなくすためにも、
発表チーム以外のチームもレジュメを作成してくること

以上のようなかたちで今月は勉強を行っていきます。
勉強の成果や感想は、以降の活動報告をお待ちください。

V.夏の課題について


持ち寄られた夏の課題とそれらの今後の方針について、先生から提案がなされました。
これらは現役生の課題ではありますが、OBの方々も関わるものもありますので、
ぜひ参加をお願いいたします。
※夏の課題の詳細については「2011 前期・夏季課題 一覧表 〜めざせ、コンプリート!〜」をご覧ください。

《原発本リストについて(担当:松井・衛藤)》
・本屋担当(松井)…ゼミ生は近くにある本屋から「これは半年後、1年後も残る!!」
         という本を3冊程度選び、担当に報告。
         報告は集まった本のリスト作成と、分析・考察を行う。

・Web担当(衛藤)…集めた大量のデータを様々な角度(発売年度・出版社・著者などに注目)
         から分析し、考察を行う。
         まとめた報告書は、掲示板上でレジュメごとアップする(現在作成中です)。


《今日イチについて(担当:市川・清野)》
ゼミ生は前期の今日イチの中から3つ選び、掲示板に書き込む。
担当は集められた今日イチから分析・考察を行う。


《スピーチ原稿について(担当:松井)》
掲示板上で呼びかけ、第一回スピーチの原稿からベスト3を選んでもらう。
また当日のスピーチ大会の結果を予想し、上の順位と合わせて検証する。


《お菓子レポートについて(担当:各お菓子担当)》
データからの分析と考察を意識して、各担当ごとにレポートの作成を行う。


W.第2回スピーチ大会テーマ決め


様々な案が挙がりましたが、
「そもそも、第二回スピーチ大会の目的は何か?」
の問いに対する答えをあらかじめ確認せずに案を募集してしまったため、
バラバラなテーマが集まってしまいました。

第一回が“自己を紹介する”話、
第三回が“心に残る”話、
であり、
第二回は“役に立つ・説得する”話であることを確認しました。
この話では第一回や第三回と違って、論理的に話すことが求められます。

よって今回のゼミではテーマは決定せず、
次の話し合いの場でゼミ生が各々のテーマを持ち寄り、
相手に自分のテーマの必要性を“説得”し、
多数決で決めるという流れに決まりました。

X.刮目


自分の刮目を書きます。
夏合宿以降、自分はゼミについて考える時間が増え、
そのような中で掲示板での先生からの「自分はどのように変わるか」
の問いについて常に考え続けてきました。

そんな中である日急に気付いたのは、
「自分はゼミ幹事の仕事を知らず知らずのうちに“やらされている”のではないか?」
ということでした。

課題についての先生の話の中で、
“課題を課題としてやるのではなく、自分の問題としてやることが大切”
というお話を聞きました。
自分はこの先、ゼミ幹事の仕事を自分のこととしてとらえ、
より主体的に活動できるよう変わっていきたいです。

この刮目に対し先生から、
毎回のゼミに何か1つ楽しみをもって臨むこと、
というアドバイスをいただきました。
次回から早速実践してみたいと思います。

Y.今日イチ



削除キーは【1003】です。


【衛藤雄介(23期)】
先生からゼミの中で、我々に対し今後重要となる“心がけ”を二点教えていただきました。

(1)必ず「はい」「わかりました」とか、「○○は○○○ですか?」と応えよ!

  相手に話をしても何も反応が返ってこない場合、
  話し手は「肯定されていない・認められていない・“それでいい”と思われていない」
  と、まるで批判・非難・否定されているような気分になってしまうので、
  コミュニケーションを円滑にする上において十分な注意が必要である。

  自分は疲れている時や落ち込んでいるときは、
  つい表情が無愛想になりがちなので(実際に合宿中にも先生に指摘されました)、
  相手が話していて不快な気持ちにならないよう、“聞く”姿勢をしっかりと持ちたいと思います、
  
(2)目上(見知らぬ人)とのコミュニケーションの仕方として、
  勉強(仕事)以外のことを話せ!

  
  例えば上司と部下が、普段から仕事の話のみしかしない場合、
  両者は命令・評価による関係(formal organization)でしかなく、
結果として上司の思いもよらぬ形で部下が辞職してしまう場合が多くある。

  一方、普段から仕事以外の話をしていた場合、
  両社は人間的な関係(informal organization)も持つことになり、
  仕事に失敗しても普段からのコミュニケーションによって関係の修復が可能となる。

  よってこれは三戸ゼミの場合でも例外ではなく、
  先輩やあまり接点のないゼミ生とコミュニケーションしたり、
  先生からもっと多くのことを学びたい場合は、「勉強」以外のことを話す必要がある。

  自分は前期においてはゼミの勉強で精一杯であり、
  勉強以外のことを話す余裕がなかったのですが、後期に入って少し余裕ができてきたので、
  この学びを生かすために、今後はもっとコミュニケーションを工夫したいと思いました。

【松井 敬祐(23期)】
2011年後期第1回ゼミでは“これ”と思うものがあった。
それは目上(見知らぬ人)とのコミュニケーションの仕方として、
勉強(仕事)以外のことを話せ!!である。

人とのコミュニケーションにおいて、みなさんは深く考えたことはあるか?
人とのコミュニケーションにおいて、
喋る内容(verbal)は7%しか相手に意識されていない。
残りの93%は話す内容以外のもの(nonverbal)である。
その内容以外のものとは、相手の話す仕草、顔の表情、相手の感情、
“なぜそれを話すのか?”“どんな思いで話しているのか?”などである。

人間の脳なんて話している時間の間に、
その内容を整理することは難しい。
頭の上にある脳を信用してはいけない。
その自分の脳だけを使った
「人間脳(Brain)」(理屈、知識、建前、正論など)よりも、
相手と感情(喜怒哀楽)や愛情で交わる
「哺乳類脳(Emotion)」や
生物としての人間(オスとしての〜、メスとしての〜)で見る
「爬虫類脳(Being)」(生命力、本能、欲求など)を使って、
相手とコミュニケーションする必要がある。
私を含め皆さんはコミュニケーションにおいて、何を意識してきただろうか?

「人間脳」だけ使っても、一時的な関係は生まれるが、
そこに長期的な信頼は生まれない。
その信頼を生みだそうと思うと、
上で述べた「哺乳類脳」「爬虫類脳」が必要なのである。

この3つの層は様々なことに使える。
例えば、草食男子(文化系)は「人間脳」のみを使い、
肉食男子(体育系)は「哺乳類脳」「爬虫類脳」を使う。
一概には言えないが、就職の場面においても、
体育会系の学生が良い就職率なのはこのことではないだろうか。

正直、人とのコミュニケーションでこんなことを普段考えはしない。
しかし、私は今後就職活動する上でもこのことを意識していきたい。


【中村貴治(20期)】

〔大企業時代の終焉〕
 21世紀に入ってネットワーク、インターネットの普及は、その意味を一層強めてきており、
それと共に、「大企業時代」が様々な意味で次第に翳りを見せ始めている。

 「大企業時代」が終わりを見せ始める要因の一つは、「資源問題」と「環境問題」である。
P.F.ドラッカーが示したように、企業は「維持原則」に乗っ取って絶え間ない拡大を続け、
それに伴うグローバル化の進展は未開拓の市場を食い尽くし、今や企業は国を超えたM&Aに
その拡大の道を探るまでとなっている。しかし、「資源問題」、「環境問題」は経済的、
社会的にもはや看過できない問題となっており、その問題の解決が見られない限り、
大企業の拡大にとっては限界をもたらす要因となるだろう。

 そしてもう一つは、先進国の、豊かさに向けた欲求の停滞である。日本においては70~80年代までに
新たな「機能」をもつ製品は(携帯を除いて)出尽くし、以後は「いかに更なる“快適さ”を実現するか」の
競争となっている。その豊かさに対する欲求の度合いは、途上国と比べるべくもないだろう。

 この「資源問題」、「環境問題」という“外”からのはたらき、「豊かさに対する欲求の停滞」といった
“内”からのはたらきを主な契機として、「大企業時代の終焉」が起きてくる。
今、近代社会を支えてきた「組織」と「技術」を、「ネットワーク」と「インターネット」が占め初めている。
ドラッカーの提唱してきた産業企業体(大企業)中心社会たる産業社会の原理に代わって、
21世紀を貫く新たな原理が求められてきているのではないだろうか。

【坂倉尚道(22期)】
[「意思決定」の問題とその背景]

サイモンによれば、人の意思決定の前提には「価値前提」と「事実前提」がある。
「価値前提」は行為の「目的」に関わり、「事実前提」は目的達成のための「手段」に関わる。
人は、大抵の場合、あまり考えずに(「価値前提」を問わずに)意思決定を行っており、最初から答えが決まっている。
そして、人に相談する時は、「事実前提」に関わる「情報」だけを引き出そうとする。

 現代の「情報化社会」とは「事実前提」の情報が膨大な時代である。一方で「価値前提」の情報は非常に乏しい。
例えば、やりたいことが見つからない若者は、「価値前提」に関わる情報を持っていないことから生ずる。
これは、近代化する中で「倫理」が失われてきたからである。
伝統社会の「倫理(宗教、慣習、道徳、常識)」は、近代社会においては「意思決定(論)」に変わった。
「与えられた「型」をどれだけ見事に演ずるか」から「どの「型」を選ぶか」の時代に変わったとも言える。
そして20c以降「大企業」が「豊かさ」をもたらし、「豊かさ」が人々の「選択肢」を広げていった。

現代社会で問題化している「原発問題」のような「責任をとれない選択」の問題は、
近代における「倫理」から「意思決定(論)」の変化や20c以降の「豊かさ」による「選択肢」の増大の
「「自由」の拡大」の流れと表裏一体として存在する問題である。

【市川宗近(23期)】

★学びの姿勢★

情報は無限にある。例えば、先生が話しているときに、ゼミ室が静かである、
というのも情報であるし、他の人がどのように先生の話を聞いているのか
ということも情報である。そして、そこから、自分はどう振る舞うのがいいのか
学ぶことができる。
以上のように様々なことから、いくらでも学ぶことはできる。
が、しかし、その姿勢を学ぶために学校(教育)は必要ではないのか。

このようなことを先生がおっしゃっていました。
学びの本質であるその姿勢を学ぶために、三戸ゼミは必要である、と痛感しました。


[306] 題名:2011 前期・夏期 課題〜前期報告をコンプリートしよう! 名前:坂倉尚道(22期) 投稿日:2011年08月14日 (日) 22時30分

 夏休み期間中の課題として「2011前期ゼミ活動報告」に関する課題があります。
「前期報告の中で、自分の担当と今日イチの未完成部分を完成させる」というものです。
(「書き直し」を宣言した人も「書き直し」を実行しましょう!)
前期の活動を振り返る絶好の機会でもあるので、8月末を目途に全員コンプリート目指しましょう!
誰かが課題をした際に、皆が確認しやすくするため、前期報告をリンクでまとめておきます。

【課題】
@「今日イチ」は、前期第4回報告([271])から「今日一番得たこと」として、
 前期第6回報告([291])から「今日イチ」として場が設けられています
 (第5回報告には、場が設定されていない)。各自、確認お願いします。
A各課題については、該当週のゼミに出席していたゼミ生のみ記していますが、
 もちろん欠席者の方も、是非是非遠慮せずに、書き込みをお願いします(特に今日イチ)!

※中村さんの書き込み「2011 前期・夏季課題 一覧表 〜めざせ、コンプリート!〜」より
(こちらも同時に記録していきましょう!)


○2011前期「ゼミ活動報告」


「2011年度第1回ゼミ活動報告〜気持ちを新たに〜 」報告者:衛藤雄介(23期生)
「2011年度第2回ゼミ活動報告〜表現、それこそが重要だ〜」報告者:市川宗近(23期生)
「2011年度第3回ゼミ活動報告〜ゼミ幹事の責任〜」報告者:衛藤雄介(23期生)
「2011年度(第4回)ゼミ活動報告〜ひとつの希望〜」報告者:松井敬祐(23期生)
「(第5回)ゼミ活動報告〜勉強本格始動〜」 報告者:市川宗近(23期生)
「2011年度第6回ゼミ活動報告〜よむ・読む・詠む〜 」
「2011年度第7回ゼミ活動報告〜先生と5人の仲間たち〜」報告者:松井敬祐(23期生)
「2011年度第8回ゼミ活動報告」報告者:市川宗近(23期生)
「2011年度第9回ゼミ活動報告〜目指せコンプリート〜」報告者:衛藤雄介(23期生)
「2011年度第10回ゼミ活動報告〜石嶺くん、坂井くん、そしてサンデルくん…」報告者:松井敬祐(23期生)
「2011年度第11回ゼミ活動報告」報告者:市川宗近(23期生)
「2011年度第12回ゼミ活動報告〜最後の5人目!!〜」報告者:衛藤雄介 (23期生)
「第13回ゼミ報告」報告者:市川宗近(23期生)
「2011年度 第14回ゼミ報告」報告者:松井敬祐(23期生)


○2011前期「本の交換会報告」
「2011年度本の交換会テーマ」報告者:市川宗近(23期生)
「第一回本の交換会≪この本を読め≫」報告者:市川宗近(23期生)


第5回テーマ「アメリカ」⇒「第11回ゼミ活動報告」、第6回テーマ「日本・日本語」⇒「第13回ゼミ活動報告」
にそれぞれ記録されている。

第2回テーマ「小説」、第3回テーマ「スポーツ・勝負」、第4回テーマ「中国」、第6回テーマ「自己紹介」
は記録なし。

[コメント]
[削除キー]:zenkihoukoku
(何か新たに書き込んだ場合、以下に「(どこに)書き込みました。」とコメントを残していきましょう!
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[304] 題名:竹田さん、添削を頂き有難うございます。 名前:坂倉尚道(22期) 投稿日:2011年08月09日 (火) 18時50分

竹田さん、活動報告に対して添削して頂き、有難うございます。
あれだけ、とにかくレスポンスを早く行うことが大切だということを竹田さんに教わっておきながら
こんなにも返信が遅れてしまい、本当に申し訳ありません。

>何度も繰り返しになりますが、やはり、
>「テーマの共有」であり「きちんと説明すること」であり「意味が通る」ことが大事なのです。
>自分達の何ができていないのか、ということを理解してほしいので、早速添削します。


「テーマの共有」「きちんと説明すること」「意味が通る」こと。
自分の文章はなんとなく「不完全」だという認識はあったのですが、
具体的に何が足りないのかよく分かっていませんでした。
これからはこの3つの要素でもって意識的に確認したいと思います。
竹田さんのアドバイスを頂き、
自分の無意識的に引っかかっていたことを意識化させる言葉を与えてくれるようなアドバイスが
良いアドバイスなのだな、と改めて思いました。



>※所々説明が足りず、わかりにくかったので、(1)(2)に小見出しをつけました。(3)はちょっとわかりません。
>また、せっかくの感想もよく意味がわかりません。
>「このような」や「それ」、「その時」など指示語が多いにもかかわらず、妥当する箇所がすぐにわからないからだと思います。
>あと、坂倉の文章は、段落が短いです。2行や3行で次の段落に移ってしまいますので、読みづらいです。
>掲示板なら最低5行くらいはあった方がよみやすいかと思います。


読み返して見ると、本当に「このような」「それ」「その時」などの指示語が多く、
読み手は意味が取りづらいだろう、と感じました。
自分の文章の欠陥はなかなか気づけないものですね。
その場にいない人でも理解できるような「第3者」的な目線で
自分の文章を確認できるよう心がけていきます。

四年生になるとなかなか先輩からアドバイスを頂く機会が少なくなるので、
アドバイスを頂くことを本当に有難く思います。
また、本来は四年生が行うべき後輩へのアドバイスをして頂き、有難うございます。
「他人の文章を添削しアドバイスをすることが、自分が良い文章を書けるための一番の勉強法」ということで、
私自身が、自分のためにも、後輩の書いた文章へのアドバイスの機会を増やし、
アドバイスがいき交うような活動報告掲示板にしていきたいと思います。


[303] 題名:添削その2 名前:竹田俊亮(21期) 投稿日:2011年07月23日 (土) 14時00分

2、結局何を伝えたいのか、それを念頭に、順序立てて説明する

【坂倉尚道(22期)】
〔番組作りの定型化(お願いランキング分析)〕
お願いランキングのビデオに対する先生の分析について書きます。

最初は、川越達也等プロの料理人が、市販の冷凍食品やチェーン店のメニューを「どう評価するか」に番組の独自性・面白さがあった。
番組製作者たちもそのようなコンセプトを立てていたはずである。

しかし、次第にモニターで観察している製品開発部のリアクションにピントを合わせていき、評価者の点数の付け方もそれに合わせるようになった。
どんな企業に対しても最後には必ず満点をつけ、彼らが一喜一憂する姿を映す。
これでは、帰れまテンの、ひたすら「これ、めっちゃうまいわ」と連呼する芸人と何ら変わりがない。

このように、番組を放映していく中で目に入ってくる様々な小さな問題に囚われ、
最初に立てたコンセプトを見失うことで、その本来持っていた独自性を失ってしまう。俗化し、それが持っていた権威を失くしてしまう。
------------------------------------------------------------------------------------
このような事態は自分の普段見ているTV番組や芸能人にも多くあてはまります。
それが自分の好きな番組や芸能人であるほどガッカリします。

他のヒットしている番組や芸能人を見て、それを自分の中に取り入れようとした場合に、このような変化がよく起こると思います。
その時、自分の持っている価値を見失えば、たいてい二番煎じで失敗に終わります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
これは坂倉君の書込みですが、衛藤君と市川君の書込みに比べると、少し説明している部分が多く、読みやすい気がします。
では「すっと理解できるか」となると、まだ何かが足りません。それは何でしょうか。
何度も繰り返しになりますが、やはり、
「テーマの共有」であり「きちんと説明すること」であり「意味が通る」ことが大事なのです。
自分達の何ができていないのか、ということを理解してほしいので、早速添削します。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
〔番組作りの定型化(お願いランキング分析)〕(タイトルはなかなか良いと思う。しかし、それに見合う内容になっていない。よって混乱する)
お願いランキングのビデオに対する先生の分析について書きます。

(1)プロの評価という独自性
(番組放映当初)最初は、川越達也ら「プロ」の料理人が、市販の冷凍食品やチェーン店のメニューに対して
「どう評価するか」に番組の独自性・面白さがあった。番組製作者たちもそのような(プロの評価という独自の)コンセプトを立てていたはずである。

(2)評価・コンセプトの変容
《現象》しかし、次第に評価の点数が全体的に上がり、どんな企業に対しても最後には必ず満点をつけ、彼らが一喜一憂する姿を映すようになってきた。
《分析》これは、番組側が企業の製品開発部のリアクションにピントを(⇒番組の面白さを「リアクション」そのものに)合わせていくようになり、
評価者の点数の付け方もそれに合わせるようになった(と考えられる)。
これでは「帰れまテン」のひたすら「これ、めっちゃうまいわ」と連呼する芸人と何ら変わりがない。
(⇒番組のコンセプトが異なるはずなのに、そこにおける料理の評価が同レベルのものになってきているではないか)

(3)
このように、番組を放映していく中で目に入ってくる様々な小さな問題に囚われ、
(⇒ちょっとまとめすぎかなぁ…「小さな問題に囚われ」は上記に書かれていない。何でしょうか。視聴率?企業への厳しい評価?)
最初に立てたコンセプトを見失うことで、その本来持っていた独自性を失ってしまう。
(後半はこれまでの内容と合致している。)
俗化し、それが持っていた権威を失くしてしまう。(これも、もう少し言葉を補った方がわかりやすい。)

※所々説明が足りず、わかりにくかったので、(1)(2)に小見出しをつけました。(3)はちょっとわかりません。
また、せっかくの感想もよく意味がわかりません。
「このような」や「それ」、「その時」など指示語が多いにもかかわらず、妥当する箇所がすぐにわからないからだと思います。
あと、坂倉の文章は、段落が短いです。2行や3行で次の段落に移ってしまいますので、読みづらいです。
掲示板なら最低5行くらいはあった方がよみやすいかと思います。


[302] 題名:ゼミ報告の添削 名前:竹田俊亮(21期) 投稿日:2011年07月22日 (金) 23時43分

掲示板で報告のことに触れましたが、あまり具体的ではなかったので、
実際のゼミ報告を添削します。各人、理解してもらえると嬉しいです。

2011年度第12回ゼミ活動報告〜最後の5人目!!〜 衛藤雄介(23期)
この報告の「お願いランキング〜美食アカデミー居酒屋“土間土間”編〜」についての先生のコメントを取り上げます。
というのは、一つの内容に対し、衛藤君と市川君と坂倉君の3名が、それぞれ異なったまとめ方をしているため、比較するのに良いと思ったからです。

1、口語ではなく文章としてまとめ直す

【衛藤雄介(23期)】
この居酒屋は何のための店なのか?を考えることが大切。
食事か?酒か?コンパか?その点がハッキリして初めて「評価基準」が定まる。
基準の要素は味・価格・見た目・ネーミングなど様々だが、
自分たちが求める評価基準を考えることがこのような評価を聞く上では重要となる。

【市川宗近(23期)】
(お願いランキングを見ていて、没メニューに関しての先生のご意見)
居酒屋のコンセプトとして、主に「食事」「酒」「コンパ」とあるが、
つまみ系が出てきていないということは、土間土間にとって「酒」は重視していない。
ということは、「食事」「コンパ」どちらかということになるが、
没メニューは完全に「コンパ」向けを対象としたものであり、
しかし、売り方が「食事」としての売り方をしているため失敗している。
このことは、ドラッカーでいうと、事業規定と顧客規定が曖昧であるということである。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
以上、若干修正を加えて部分的に引用をしましたが、これを読んでこの番組を見ていない人に伝わるでしょうか?
タイトルにもあるように、二人とも先生がお話された言葉を「そのまま」まとめているのです。
これは、その場にいる人ならいざしらず、初めてこの文章を読んだ人は「ん?」と首をかしげるのではないでしょうか。
私は「理解できなくはないが、すっと入ってこないなぁ」と感じました。これでは、記憶に残りません。

では、どうすればよいのか。
それぞれ文章一つ一つを見ると間違ってはいないように思えます。しかし、説明が少なすぎるのです。
幸い私はこの番組を生で見たことがあり、先生の意見を少し伺ったことがありますので、私の理解で添削します。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(この番組から何が学べるのか。この店に対し、我々はどのような評価ができるのか。)
(それにはまず)「この居酒屋は何のための店なのか?」を考えることが大切(=という問いを立てることが大切である)。
(次のように言い換えることもできるでしょう⇒「何を重視した店なのか。何をコンセプトにおいているのか。事業規定・顧客規定は何なのか。」)
食事?酒か?コンパか?
その点(コンセプト)がハッキリして初めて「評価基準」が定まる。
(言い換えると、コンセプトが明確でなければ「評価基準」を定めることができず「良い評価」はできない)
基準の要素は味・価格・見た目・ネーミングなど様々だが、
自分たちが求める評価基準を考えることがこのような評価(ちょいキビ判定員の評価かな?)を聞く上では重要となる。(残念ながら最後の一文は理解できませんでした。)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
いかがでしょう。以前より、読みやすくなりませんか?
続いて、市川君の書込み(「没メニュー」に関しての先生のご意見)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
居酒屋のコンセプトとして、主に「食事」「酒」「コンパ」が考えられるが、
つまみ系の料理が(売上の上位に)出てきていないということは、土間土間にとって「酒」は重視していない(のではないか)。
そのため「食事」か「コンパ」のどちらか(にコンセプトを置いているのではないか)と考えられる。

ここで、(売上に対し評価の低かった)没メニューを見ると、明らかに「コンパ」向けを対象としたものである(と思われる)。
(料理例を挙げるとわかりやすい。むしろ具体的な商品がわからずに「コンパ向け」とあってもイメージできない。
また、完全に〜である。という表現は誤解を招きやすいので、変更した)
しかし、売り方(⇒ネーミングのことかな?よくわからない)が「食事」としての売り方(どんな売り方だろうか?もう少し具体的に)をしているため
失敗している(⇒失敗しているのか?売上は良いのに、評価が低かった…ではないのかな?)。

このこと(承前との関係性がわからない)は、ドラッカーでいうと、事業規定と顧客規定が曖昧であるということである。
(逆に、この一文から推測すると、「商品」単体には狙いがあるように見えるけれど、会社の方針としてコンセプトを明確にできていない。
自社の事業や顧客を設定できていない。よって、商品のコンセプトに統一性が無く、売上と評価がずれている。ということだろうか)

(続く)


[301] 題名:2011年度 第14回ゼミ報告 名前:松井敬祐(23期) 投稿日:2011年07月22日 (金) 22時14分

ゼミ報告の投稿が遅くなり、申し訳ありません。

「今日イチ」のための場作りもあり、
目次だけになってしまうのですが、一先ず形だけ投稿を致します。

各種内容については、明日、必ず補填致します。


≪目次≫
T.基本情報
U.夏の課題
V.本の交換会 ―自己紹介・ゼミ紹介―
W.新入生歓迎会
X.刮目―前期総括―
Y.今日イチ

削除キー【0719】

T.基本情報


【日時】7月19日(火)16時30分〜24時10分
【場所】経営学部B棟334号室
【出席情報】※カッコ内は欠席者、敬称略
<20期生>中村
<21期生>(勝又)
<22期生>近藤、坂倉、清野、小林
<23期生>市川、衛藤、松井
<24期生>高橋、新山、石嶺、坂井、(菊池)
出席率:86%(12/14)

U.夏の課題



【夏季の課題】
@前期の課題のやり残しを終わらせる(今日イチ、勉強掲示板など)
A(A)「原発本」について([298]での課題)
 (B)お菓子の評価(注1)
B合宿にむけてのレジュメ作成(注2)
C戦争に関する本を一冊選び、
 (@)なぜその本を選んだのか
 (A)その本の感想(数行から)
 の2つを掲示板に書き込むこと(場は夏休みに入り次第立ち上げます)



(注1)
今回のゼミが始まる前に、先生から今年主流となっているお菓子について
レポートにまとめてはどうかという提案をいただきました。
人数は1つのお菓子につき2人で、選ばれたお菓子と担当者は…
 @塩飴(キャンディ)≪中村・坂倉≫
 Aタブレット   ≪衛藤・石嶺≫
 Bガム      ≪近藤・清野≫
 Cグミ      ≪新山・__≫
以上のように決まりました!
 担当決めの時に遅れてしまったり、ジャンケンからもれてしまった人
 (市川・松井・菊池・坂井・高橋)は、席の空いているCを担当するか(早い者勝ちだよ!!)、
 @〜C以外のジャンルのお菓子についてレポートの作成をしましょう。

 レポートの内容は
  (1)調査した商品について、自分で評価
    (同ジャンルのお菓子を何点か選んで並べて、他のゼミ生にも評価してもらうこと)
  (2)その商品の背景等をまとめる
  (3)今後その商品がどうなるか予想する
 の3つです。
 この課題についても、レポートを書きこむ掲示板は夏休みに入り次第立ち上げます。


(注2)
夏合宿で取り扱うテキストの三戸公『ドラッカー』(未来社)について、
 ・序章≪担当:衛藤チーム≫
 ・1章≪担当:市川チーム≫
 ・2章≪担当:松井チーム≫
に分かれてチームごとに発表するためのレジュメと、他チームへの質問を考えてくること。


V.本の交換会―自己紹介・ゼミ紹介―




現在制作中です。

W.新入生歓迎会




現在制作中です。

X.刮目―前期総括―



現在制作中です。

Y.今日イチ



【衛藤雄介(23期)】
本の交換会にて、自分が正高信男『ケータイを持ったサル』(中公新書)と
本川達雄『ゾウの時間 ネズミの時間』(中公新書)を紹介し、どちらも評価をAとした際、
先生から“『ケータイを持ったサル』は現代でのみ通じる本であり、
普遍的でないため何十年も残ることはない、よってAという評価はおかしい”
と指摘されてしまいました。
単に自分が良い本であると思うかどうかだけでなく、
何十年何百年と残る本であるかどうか、といった本の交換の評価の仕方を
改めて考えさせられました。

竹田さん、添削本当にありがとうございました!
テストが終わり次第必ずこれまでの自分の報告におけるコメントを全て見直し、
書き直しをしたいと思います。

【中村貴治(20期)】
〔新歓企画後の勉強―「合格(6点)」「優(8点)」「満点(10点)」とは何か―に際して〕
「評価すること」、「育てること」は、“人が逃れることのできないもの”である。
だから、「コメントすること」、「数値化すること」を学ぶ必要があるのである。

※上記、【下記の課題】―C戦争に関する本についてですが、
数々の「戦争に関する本」を紹介した本として、
北影雄幸『これだけは読んでおきたい戦争の本』(光人社NF文庫,2008年)があります。
以前に三戸先生がゼミ生にご紹介くださった、
「数ページの紹介で人を感動させる凄さ」をもった一冊です。

この本自体を戦争本として読むだけでも価値があると思いますが、
これを読んで、広く戦争本を知ってから「これだ!」という一冊を読んでみるのも、
とても勉強になるのではないでしょうか。
是非一読、いや、「熟読」をお勧めします。

【石嶺佑騎(24期)】
本の交換にて「How to 本」を持ってきたとき、松井さん以外には手を上げられなかったことが悔しかったです。 またそのとき三戸先生に「How to本」に関する課題を頂いたので、これを機にみなさんが欲しいと思うような「How to本」を探していこうと思います。 また加えてA+、永遠に残るような「How to本」も探していきます。
本の紹介の仕方も色々と学ぶ必要があるので、それとともに頑張ります!

【坂倉 尚道(22期)】
前期最後のゼミは「新歓」でした。(詳しい内容は報告者の松井君に任せます。)
新歓の日に新入生を迎える立場の3、4年生は、先輩としてあるまじき行為をとってしまいました。
それは、新入生の数人をゼミの途中(最後の刮目の時間)で家に帰してしまったことです。
なぜ、これがあるまじき行為なのか?この日は、「新歓」の日だったのです。
つまり、新入生を「仲間」として迎えるための日であったのです。
「インフォーマル」な関わりがあって初めて「仲間」として迎えることができます。
先輩なら「終電なんか気にせず、今日は俺の家に泊っていけよ!」と声をかけるべきだった。
何故、自分は呼び止めることができなかったんだと悔やんでおります。

新歓が終わった後、三戸先生にその行為に対してご指摘を受け、
更に先生は「もう完全に日本的経営は崩壊したな」とおっしゃられていました。
「新歓とは何のための場か」を考えられていなかったとということに加えて、
これまでの日本人なら当然のようにとっていた行為を、私たちは当然のようにとらなかったということです。
私たちは、ゼミや日本全体で起こっているこの問題に対して、
「なぜそうなってしまったのか?」「本当にそれで良いのか」と考え直さなければなりません。

【小林 裕生(22期)】
音沙汰なく突然くることになって申し訳ありませんでした。
私は新歓の目的意識をあいまいにしたまま参加してしまった節があり、そのことを考える必要があったと思いました。
せっかく新ゼミ生が来たのだから、意識的なぐらい会話をして、ゼミの雰囲気を知ってもらったり、仲間になってもらうように働きかけるべきだったかと考えました。
目的の確認をしっかりすることで初めて上手い工夫や良い手段も生まれると思います。
新ゼミ生の方は会ったときにぜひ話してくださいね。

【高橋 祥太朗(24期)】
本の交換会の時、交換会初回に教わった本を紹介する時に心がける3つのことが
疎かになっていました。自分含め、物事を知ってもらう、紹介するということは
私たち人間にとってかなり重要なスキルだと思うので磨いていきたいです。
(夏合宿では少し改善できました)


【新山 公太(24期)】
自分の浅慮で先輩方をを思い煩わせる結果になってしまい、反省しきりです。
新歓企画で食事をしている最中、三戸先生が最低限“新歓”“夏合宿”“追い出し合宿”に参加していないようではゼミのメンバーであるとはいえない、という話をしていました。
組織にただ在籍しているのではなく、本当の意味で所属している、「仲間」であるとはどういったことであるかを考えさせられました。


[300] 題名:第13回ゼミ報告 名前:市川宗近(23期生) 投稿日:2011年07月14日 (木) 11時32分

本日は、第一回スピーチ大会でした。
始まる前、「今回のテーマは難しかった。」と多くの人が言っていました。
終えた感想としては、非常に楽しかったです。
来年のオープンゼミで見せるのもいいのではないかと思いました。
それでは、第13回ゼミ報告にまいりましょう。


≪目次≫
T.基本情報
U.スピーチ大会 自己紹介〜私の三日坊主自慢〜
V.本の交換会 日本・日本語
W.次回までの課題
X.今日イチ
削除キー【0712】

 

T.基本情報



【日時】7月12日(火)16時30分〜22時00分
【場所】経営学部B棟334号室
【出席情報】※カッコ内は欠席者、敬称略
<20期生>中村
<21期生>(勝又)
<22期生>近藤、坂倉、清野(小林)
<23期生>市川、衛藤(松井)
<24期生>高橋、新山、石嶺(菊池)(坂井)
出席率:64%(9/14)

 

U.スピーチ大会 自己紹介〜私の三日坊主自慢〜



勉強掲示板に、スピーチ原稿が投稿されていますので、
参考にしてみてください。
スピーチ大会原稿


 

V.本の交換会 テーマ:日本・日本語



先生
鈴木孝夫 『日本語と外国語』岩波新書 A−
斎藤孝『三色ボールペンで読む日本語』B+
夏目漱石『吾輩は猫である』新潮文庫 A○
司馬遼太郎『この国のかたち』文藝春秋 A
吉村昭『零式戦闘機』新潮文庫 A+
三戸祐子 『定刻発車』新潮文庫 A+
山本周五郎『小説日本婦道記』新潮文庫 A○
中島敦『李陵・山月記』新潮文庫 A
甲野善紀『古武術からの発想』PHP文庫 A−


衛藤 内田樹『日本辺境論』新潮新書 A

市川 夏目漱石『三四郎』集英社文庫 A+
清野 大野晋 『日本語練習帳』岩波新書 B+
中村 内田樹 『日本辺境論』 新潮新書 A+
坂倉 柳父章 『翻訳語成立事情』岩波新書 A+
新山 外山滋比古 『日本語の個性』 中公新書 B
近藤 鈴木孝夫 『ことばと文化』 岩波新書 A+


●市川へ
最低限の情報として、それぞれの本が誰に渡ったのかを記録すべきです。
本の「交換会」なので。
また、幹事として、その交換会がどんな場であったのかも少しは書いて欲しいです。
そこに市川の視点があることで、読み物として面白い報告になります。
期待しています。

 

W.次回までの課題



・コメントしたスピーチに対して、手直しをする。
・今までの課題を仕上げる。



 

X.今日イチ



【市川宗近(23期生)】
今日のゼミでは、スピーチについて、実に様々なことを学ぶことができました。

話自体として、いい話の3つの条件
・役に立つ話
・面白い話
・感動する話

話の作り方として、まずは、ネタを集めるところから始める。
ネタを一杯集めてから、テーマに沿うように散りばめ、つかみとオチを考える
ことで、流れ(ストーリー)のある話が作れる。

私自身の話術の課題としては、声のメリハリ。
声をひそめるというのは、勇気のいることだと思います。
が、次回のスピーチ大会では、絶対挑戦してみようと考えています。


【衛藤雄介(23期)】
祝!書き込み数300件突破!!

今回はテーマがとても難しく、
どのポイントを意識して原稿を作ればよいのか、
とても迷いました。
実際その迷いは当日の他の人のコメントにも表れていたと思います。

先生に聞いてみたところ、
“自慢話を自慢しても、聞いている側は面白くない。
どのように工夫(ネタ)を入れて面白くさせるかがポイント”
という話をされました。

工夫の活かし方という点でいくつか評価の際先生から指摘されたので、
次回のスピーチでは必ず取り入れたいと思います。

★市川へ
書き込み遊具置き場に、「リンクの貼り方」という項目があったから、
スピーチ大会用掲示板と活動掲示板でリンクを貼ってもらえると
見やすくなると思うよ。

>>衛藤へ
ありがとう!
貼り付けてみました。(市川)






【高橋 祥太朗(24期)】
 今回のゼミでは年に3回あるというスピーチ大会の1回目を経験しました。
スピーチを終えての感想としてまず、悔しい!という思いが残りました。
帰り際に私のスピーチに対する皆さんの評価シートを少し拝見させてもらった所
構成、面白さ等の評価は割と高かった一方、
話術の部分が「コレをテスト点数に換算したら赤点だろう」
という予想通りの厳しい評価、アドバイスが多かったです。
先輩方のスピーチと比べてなるほど、声の大きさ
メリハリ、速度、間の取り方・・・「話術」に相当する部分が確かに
2歩も3歩も足りなかったと思います。
来週のゼミで評価シートが返却されるようなのでそれを読み返し、自分の
スピーチを思い返しながら、直すべきところを直して
日々の刮目等でも意識して練習し、次回のスピーチに繋げたいです。
 また、スピーチの途中で思ったことがひとつあります。
やはり自分のスピーチ中は話すことに集中してるので、自分のスピーチを客観的に
見る、思い出すことが難しいと思います。そこでスピーチ中にビデオ撮影等をして、
後から自分のスピーチ、他人のスピーチを見直すようにできたら
いいのではないかと考えました。どうでしょうか。


【新山 公太(24期)】
 こちらでの挨拶が遅れました。6月28日から三戸ゼミの一員となりました、新山公太です。これからよろしくお願いします。
 このゼミは毎週さまざまなことを気づかせてくれますね。単に新しい情報が得られる、という意味ではなく、普段から知っているはずの物事に対してもより深いところや新しい側面を知ることができて、そのことが実に楽しい。それと同時に日々の自分の浅薄さも痛感し、自分をどんどん育成してやろうという気になります。先生・先輩・同期の人関わらず、何か気付いたことがあればびしびし指摘してやって下さい。

 今回は初めてのスピーチ大会を迎えて、自分の至らなさをまた一つ実感しました。特に三戸先生もご指摘されたよう、話術面での改善点が山積みです。実際にスピーチを始める前でも気をつけることのできた部分が多く、その点を意識して、次の大会では一段階、二段階上のものを目指したいと思います。

【中村貴治(20期)】

〔適切な表現をすること〕

「自分の持っている力を、充分に発揮できなかった」ということなら、“悔しい”であり、
「期待に応えることができなかった」ということなら、“残念”である。
適切な事象に対して、適切な言葉を使うことが、「人にわかる」話をするときには大切である。
「このことには、この言葉!」と、適切な言葉を使えるからこそ、
自分が自信をもって、人に向かって話すことができるようになる。
―――――――――――――――――――――――
これはスピーチ大会後に自分が行った刮目に対する先生のお言葉ですが、
今回の刮目に対してだけではなく、普段や掲示板での自分の言葉使いも含め、
広く指摘いただいたことだと思っています。
今回のスピーチは、自分の言葉の使い方や表現のずさんさ、無自覚さが、
如実に出てしまった結果なのかもしれません。
もう一度、見直していきたいと思います。

【坂倉尚道(22期)】

今回のスピーチ大会では、
「良い話」の中の「面白い話」の「笑える話(ほとんどが自虐系…)」を目指して原稿を考えました。
ポイントを決め、ネタをいくつか詰め込んだのですが、
狙い通り笑いをとれたり、また失敗したりとポイントによって様々でした。
失敗したのは、
「間」や「声の強弱」が不十分で、観客を話に十分に引き込むことができなかったり、
余分な説明をしすぎてしまったり、と詰めの甘さを実感しました。

特にオチの部分では、
先生に「最後に余計な説明をいれてしまった」とコメントを頂きました。
特にオチをいれる場合は、「余韻」で楽しませることが大切ではないか、と気づきました。
これからも自分のスピーチの向上に励んでいきたいと思います。

【石嶺佑騎(24期)】
今回のスピーチで一番難しいなぁと感じていたのが、三日坊主’自慢’ということです。 そしてこの部分に対して先生が「この'自慢'というところをいかに上手く使うかだよな」と仰られたとき、やはり先生は凄いなぁと思ったのと、自分が「難しいな」と感じたところが「使いどころ」だと看做すところに感動しました。

また基本的なところ「話術」に関しては本当にまだまだ未熟なので、先輩方から学び取って頑張っていきたいと思います。


[299] 題名:2011年度第12回ゼミ活動報告〜最後の5人目!!〜 名前:衛藤雄介(23期) 投稿日:2011年07月06日 (水) 22時03分

衛藤です。報告が遅れて申し訳ありません。
2011年度第12回ゼミ報告を行います。

まず、今回はゼミの前に第4次面接が行われ、
新たに2年生が増えました!これで5人目ですね。
新しい仲間は菊池俊平君です!これからもよろしく!

今回は本来ならば2年生の新歓を行う予定でしたが、
初めて参加の菊池君含め2年生が家庭の都合、夏風邪等で計3人欠席してしまい、
歓迎されるはずの2年生の過半数が来られなくなったことから
急遽内容を変更し、DVD学習に切り替えました。
よって2年生の新歓は再来週になります。予定を空けておいてね!



≪目次≫
T.基本情報
U.DVDでの勉強
V.刮目
W.感想
X.今日イチ

削除キー【0705】


T.基本情報



【日時】7月5日(火)16時30分〜23時00分
【場所】経営学部B棟334号室
【出席情報】※カッコ内は欠席者、敬称略
<20期生>中村
<21期生>(勝又)
<22期生>近藤、坂倉、清野(小林)
<23期生>市川、衛藤、松井
<24期生>高橋、新山、(石嶺)(菊池)(坂井)
出席率:64%(9/14)

U.DVDでの勉強



「お願いランキング〜美食アカデミー居酒屋“土間土間”編〜」と
「ガイアの夜明け〜若者よ、海を渡れ!〜」の2本を観ました。

視聴後にそれぞれ気付いた点を発表したのですが、
「お願いランキング」では内容よりもむしろ土間土間の事業部長らの態度に関するコメントが多かったです。
(例)
・部長の意識がない
・商品の意図がわからない
・評価された後の態度が悪い
など
  
今期のゼミでも教わった、“反省の仕方”や“コンセプトの大事さ”という観点でみると、
非常に良い勉強になったと思います。

[先生のコメント]
この居酒屋は何のための店なのか?を考えることが大切。
食事か?酒か?コンパか?
その点がハッキリして初めて「評価基準」が定まる。
基準の要素は味・価格・見た目・ネーミングなど様々だが、
自分たちが求める評価基準を考えることがこのような評価を聞く上では重要となる。



「ガイアの夜明け」はユニクロの上海進出と、NECのインドへの新人研修についての内容でした。
前半のお願いランキングに比べると難易度が上がり、コメントもいまいちまとまらなかったのですが、
先生のコメントでようやく整理できました。
勉強の中で非常に難しい“問い”もあり、とても考えさせられる内容だったと思います。
(その中の1つの問いについては掲示板において白熱教室を開く予定です、もうしばらくお待ちください)

[先生のコメント]
・海外へ渡った日本人が現地語を話さなかった件について、
中国語ならともかく、インドの現地語などについては、
一生働くわけでないのなら、日常で使わない現地語を学ばせる方がコストがかかる。

・このDVDで大事なことの一つに
“NECは、インドへ何を学ばせに行ったのか?”
という答えが出て初めて学ぶことができる。
(自分はこの問いについて答えられませんでした、悔しいです…。)


【次回までの課題】
@ゼミ中に全員で試食した「塩飴」2種類について、
 (1)自分の評価について「なぜその評価にしたのか」をコメント(全員必修)
 (2)今回の企画全体についてコメント(任意)
⇒勉強掲示板へ
A今回の勉強で議論しきれなかった、ユニクロの海外進出に関する
 (@)現地人はユニクロの店長に“なる”という主張
 (A)現地人はユニクロの店長に“なるべき”と“なるべきでない”というそれぞれの主張
 について、
  ・自分の意見を「そう思う」論拠
  ・他人の意見から1つ選び、「そう思わない」論拠
 をそれぞれ書き込む
⇒勉強掲示板へ


V.刮目



この3週間で新ゼミ生の面接に3度同席した際、
昨年の自分を思い出しながら聞いていました。

・なぜ自分がゼミ選抜に落ちたのか?という分析が必要なのかということ
・なぜ大学の成績が悪いと社会では不利な人材として扱われるのかということ
・面接の場での返答を“本物”にしていくこと

これらの話に刺激を受けて、ゼミに入ったのだなぁと改めて感じ、
去年の自分と今の自分を比べるとても良い機会になったと思います。


W.感想



ゼミの話からは少し外れますが、非常に印象的だったことを書きます。

今回はゼミの終了後、2年生と一緒に居酒屋に行きました。
お互いの話や、その日のゼミで学んだことの続きなど、
くだけた雰囲気で非常に多くのことを話すことができたと思います。
改めて、こういったゼミの場以外でのコミュニケーションの重要性を感じました。
その日一緒に行けなかった2年生もいるので、また別の機会にでもこういった
場を設けたいです。

X.今日イチ



削除キーは【0705】です。


【衛藤雄介(23期)】
2つのDVDを観て、お願いランキングの方は気付いた点がたくさん出てきたのですが、
ガイアの夜明けの方はほとんどコメントが出てこず、苦労しました。
この二つの違いを自分なりに考えてみると、
そこには背景知識の差はもちろんありますが、
日常的な問いのたて方がまだまだ甘いということが原因にあるのではないかと思いました。
1つの分野だけでなく、様々な分野で問いが立てられるような物の見方としていきたいです。

【中村 貴治(20期)】

〔視点をつくる、勉強の意義とは〕

「ああ…!」机からこぼれおちる飴玉。今回食べ比べのために回された、塩味の飴である。
裸の状態で床に投げ出され無残な状態になった飴玉を見て、先生が言う。
「“三秒ルール”という言葉ができている。これを表わすと、
『“きたない”が“○○”から“××”へ』。さて、○○と××には何が入る?」
(答え:『衛生(→肉体)』から『ケガレ(→精神)』へ)
新たな言葉の誕生(「三秒ルール」)や、言葉の変化(「真面目」→「マジ」)などの背景には、
社会の考え方、価値観の変化がある。
「何故そのようになったのか」を問うことで“視点”ができ、自分の世界ができてくる。
<他人と違うように見る>ことが大切であり、それこそが<勉強の意義>といえるであろう。

【坂倉尚道(22期)】
〔番組作りの定型化(お願いランキング分析)〕

お願いランキングのビデオに対する先生の分析について書きます。

最初は、川越達也等プロの料理人が、市販の冷凍食品やチェーン店のメニューを
「どう評価するか」に番組の独自性・面白さがあった。
番組製作者たちもそのようなコンセプトを立てていたはずである。

しかし、次第にモニターで観察している製品開発部のリアクションにピントを合わせていき、
評価者の点数の付け方もそれに合わせるようになった。
どんな企業に対しても最後には必ず満点をつけ、彼らが一喜一憂する姿を映す。
これでは、帰れまテンの、ひたすら「これ、めっちゃうまいわ」と連呼する芸人と何ら変わりがない。

このように、番組を放映していく中で目に入ってくる様々な小さな問題に囚われ、
最初に立てたコンセプトを見失うことで、その本来持っていた独自性を失ってしまう。
俗化し、それが持っていた権威を失くしてしまう。

------------------------------------------------------------------------------------
このような事態は自分の普段見ているTV番組や芸能人にも多くあてはまります。
それが自分の好きな番組や芸能人であるほどガッカリします。

他のヒットしている番組や芸能人を見て、それを自分の中に取り入れようとした場合に、
このような変化がよく起こると思います。
その時、自分の持っている価値を見失えば、たいてい二番煎じで失敗に終わります。

【市川宗近(23期)】

お願いランキングを見ていて、没メニューに関しての先生のご意見。
居酒屋のコンセプトとして、主に「食事」「酒」「コンパ」の3要素と考えられる。
そして、店によりどれを重視するかは様々である。
今回の土間土間のランキングには、つまみ系が出てきていなかった。
そこから考えると、土間土間にとって「酒」は重視していないと考えられる。

また、没メニューは完全に「コンパ」を対象とした大勢で盛り上がりながら
食べられるものであった(巨大なパフェなど)。
しかし、売り方が「食事」としての売り方をしているため
結局は、売れずに没メニューとなり失敗している。
このことは、ドラッカーでいうと、事業規定と顧客規定が曖昧であるということである。
―――――――――――――――――
私は、没メニューに関して、部長の思いつき程度という感想しか
持てませんでしたが、先生の話を聞いて、なるほど!と思わされました。

【高橋祥太朗(24期)】

自分にとっては、3回目のゼミで今回も非常に充実した内容になりました。
ユニクロの海外進出、海外現地支店の店長を現地人にするかの結論は
未だに出せないままにいますが、得た物新しく気付かされたこと
(例:事業規定顧客規定の重要さ)が多く良い意味で刺激的なゼミでした。
また1,2回目のゼミで自分の意見、考えたことをすぐ発言できず、歯がゆい
思いをしましたが、今回は前回よりも発言でき良い感触を得れました。
自分から挙手して発言できるよう心がけたいです。

【近藤祐太朗(22期)】
お願いランキングでは、審査員の評価に一喜一憂する開発グループが
面白いのですが、時々その反応にどこかしっくりこないことがありました。
まさにこの回のゼミでもそう感じていたところ、先生のお話で
そのもやもやがすっきりしました。
「低評価に納得していないのに、なぜ高評価に喜べるのか?」

本当にその通りだと思いました。
この回に観た土間土間の部長の態度は、高評価を喜ぶことは勿論ですが、
低評価に明らかに不満を表し、すねたような感じを受けました。
人は時に感情的になってしまうものだとは思いますが、、
明らかに筋の通らないことを見落とさないように意識しないといけないと
改めて思います。




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